MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

八丁みそ

2006年11月10日 | 食べ物好き
仕事で豊橋の方に行く機会がありました。
丁度その頃に放送されていたNHKの朝の連ドラで舞台になっていた岡崎の八丁みそやさんが利用路線の途中にあり、帰り際に途中下車をしてみました。
八丁みそとはこの場所限定のお味噌なんです!岡崎城から八丁(約872m)行った場所にあることから八丁味噌と謂われるようです。そして、そこには2軒しかないのです!!
1つは連ドラの撮影にも使われたカクキューもう一つはまるや八丁味噌です。どちらもみそ蔵の見学が出来ます。
私は前者のカクキューさんへ行きました。
工場の前は観光バスが次々と到着していました。
お土産コーナーのカウンターで見学の希望を伝えます。すると記念品で小さな八丁みそのサンプルをプレゼントして頂けます。
30人ぐらいに一人のガイドさんがつき、工場内を案内してくれます。
いよいよ見学です!八丁味噌の歴史や仕込みの様子を実際の蔵を利用した資料館で見る事が出来ます。展示には人形も使われ、とても分かりやすい展示でした。
そして、実際に仕込まれているみそ蔵に入っていく事が出来ます。写真がそれです。深さ2m~3m、直径2mはある大きな味噌桶がところ狭しと列んでいます。
桶一杯の味噌は約6トン、積み上げる石の山は約3トンあるそうです。温度調節せず天然醸造で2夏以上じっくり熟成させるそうです。意外にも塩分控えめなのだそです。塩分が少ないから水分も多く出ず、ゆっくり熟成出来、賞味期限も長いのだそうです。また、桶に使用される樹は「杉」だそうです。香り少ない事、樹の性質も選ばれている理由だそうです。沢山のこだわりを感じました。
ガイドの方も色々な質問に丁寧に応えてくださり、有意義な見学時間を楽しめます。最後は味見コーナーで実際に頂く事が出来ました。
もちろん最後はおみやげ屋さんで八丁味噌を購入して帰りました。
八丁味噌せんべいが美味しく、お薦めです。お味噌はしじみ汁に利用しました。美味しかったのは言うまでもありません。
昔ながらの製法を守り作り続けている貴重な工場でした。
これからも伝統を守り続け美味しい本物の八丁味噌を届けて頂きたいと思いました。
コメント (2)
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