MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

日本丸が再び海へ!

2008年02月27日 | 環境好き
ここ数日横浜は風の強い日が続いています。そんな日には見る事が出来ませんが、風のない穏やかな日には水面が鏡のようになり、美しい日本丸の姿を映し込みます。
1985年から造船所の第一ドックだった場所に安置され、ランドマークタワーと並んで横浜のシンボル的存在です。総帆展帆(そうはんてんぱん)といって29枚の帆を広げるイベントが、決められた休日・祝日に行われます。これは訓練を受けたボランティアにより手作業で行われます。とても興味深いシーンです。
22年もの間、その羽根を休めていた日本丸に新たな動きが出てきました。最近、横浜の商店街などで「市民パワーで日本丸を海に出そう!」という幟を見かけるのです。
そんな事が出来るの??延々考えていました。海に出すには橋が2本あるよね・・船ごと持ち上げるの?船を分解?橋を分解??資金は??と・・。調べてみると、既に私が考えるような事の答えは出ているようです。有力候補は橋を取り外すとの案。想定されていたのか、橋はボルト締めで取り外しが可能なのだそうです。資金は寄付に依るようです。なんだか、まさかと思っていた事が現実味をおびて来ています。
市民パワーって凄いですね!しかも、日本丸はちゃんと整備されていて航海可能らしいのです。
来年(2009年)横浜は開港150周年を迎えます。その節目に実現させたいとの思いがあるようです。
日本丸は海と繋がる水面に今も浮いています。本当に実現されるような気がしてきました。実現したら150周年の大イベントになりますね。
もう一つ、横浜には山下公園の海に氷川丸が浮いています。こちらは動くのは難しいのかしら?2008年4月25日に日本郵船によりリニューアルされ、再び一般公開されるようです。船内は客船だけにアールデコの美しい内装です。この船から見たみなとみらい方向の夜景もとても素敵です♪
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横浜国際女子駅伝

2008年02月25日 | 環境好き
昨日は横浜国際女子駅伝が行われました。
強風の中、素晴らしい走りを見せて頂きました♪格好良かった~。
長距離を走る事が出来る人に憧れます。私は明らかに短距離派なのです。過去の栄光としては・・高校生まで運動会のリレーの選手でした。でも、長距離とも言えないような・・200mトラック7周がままならないのです。ふらふらでした。そんな過去を持つ私ですが、ホノルルマラソンとか・・タヒチ・モーレアマラソンとか、東京マラソンとかチャレンジしてみたいと思うのです。しかし、トラック7週で倒れる私には・・無理だとあきらめています。本当に長距離走れる人を尊敬します。
横浜国際女子駅伝も毎年楽しみなイベントになっています。
今回の写真は九州の藤田 真弓選手です。格好良かった♪
海外からは、エチオピア、ロシア、中国、アメリカ、モロッコ、ポーランドが出場。
毎回、「頑張れ~」ってその国の言葉言ってみたいのに準備不足で「もろっこ~」などと応援しております(笑)来年は調べて言ってみよう!
ご存じの方!是非教えてください♪

そうそう!!今回の駅伝でエコを発見しました♪
応援用に配る旗の棒が以前はプラスチックだったのが紙で出来ていました。旗の部分は紙なので分別不要になりました。石油の高騰も関係あるでしょうか・・。
この棒の部分、再生紙だとなお良いですが。。

過去の横浜国際のブログはこちらです。
ランラン花子
横浜国際女子駅伝!
ヌデレバ選手
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茶屋建築に学ぶ

2008年02月16日 | 建築アイテム好き
金沢のひがし茶屋街では、国の重要文化財となっている「志摩」、かつてのお茶屋遊びの華やかさを感じる「懐華樓」と2つの魅力的な茶屋建築を見る事出来ます。
お薦めは重要文化財だけに「志摩」ですが、違う個性と茶屋建築の共通点を知る事出来ると思うので、時間が許せば両方、さらには同じに軒を連ねる喫茶店やお食事処も楽しまれると良いと思います。

茶屋建築の共通点としては、お茶屋の客間は2階にあり、1階は茶屋の主人の生活の場となっています。2階の天井高は高く、一階は低い。玄関からまっすぐ伸びる階段がある。といった様に色々な発見がありました。
写真の様に玄関からまっすぐ2階へ導く階段の造りは今の住宅にも応用出来るのではないかと思いました。
庭と光も充分に入る様な住宅であれば、庭と繋がるリビングが良いのでしょうが、昨今の住宅事情により、どうしても1階にリビングを持ってくると暗かったり、視界も狭い。それなら、それらを2階へという考え方は少なくないとおもいます。
夜過ごす事の多い寝室は1階に、昼間居る事の多いリビングやダイニングを2階に。
その場合、客人が訪れるリビングが2階である事を知らせる、導く階段のあり方については色々考えるところです。この茶屋建築は1つの答えだと思いました。
玄関から堂々と伸びる階段は2階へと導いています。自ずとその横の細い廊下はサービス通路(使用人通路)と分かります。この強弱により自然と2階へと導かれるのです。そして、1階の階高が低い事で階段も短くて済みます。2階にメイン、1階にサブと機能を明確に分ける事で構造や空間に無駄が無くなっているのです。
住宅でも、1階は寝室やお風呂の水廻り、ビルトイン駐車場と割り切れば1階の階高は低く、2階は天井を高く光も取り入れてと空間を自由に創る事も可能です。
2階にリビングという考え方は、良い面だけでなく、人によっては納得しがたい部分もあります。それが受け入れれば、住宅の形として1つの答えだと思います。
2階にリビングを検討されている方は、玄関と階段の関係についても考えて見るとまた計画が面白くなるのではないでしょうか?


コメント (2)
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