MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

はまりました味噌田楽

2006年11月14日 | 食べ物好き
遠出したときの食事は必ず、その土地の名物を食べる事にしています。
そして、豊橋で出会ったのが、みそ田楽です。実は、豊橋と言えば「ヤマサのちくわ」とおもい、夜はこれを頂く予定でした。しかし夜の駅前は少々怖い感じが正直ありました。ほんのそこまでなのですが、知らない土地だったせいもあり宿泊拠点の駅ビルへ逆戻り、仕方なく駅ビル内の食堂で頂く事にしました。土地のものを頂きたいと思いグルグルとレストラン階を廻っていると、豆腐が自慢のみそ田楽屋さんを発見しました。実はみそ田楽は知っていたのですが、食べた事がありませんでした。食べず嫌いと言っても良いかもしれません。実は、みそ田楽のイメージはなぜか、こんにゃく・・はんぺん・・に味噌がかかっているイメージで、あの白いのははんぺんだとショーケースを見て勝手に想像していたのです。しかし、お店は豆腐が自慢の店のよう・・もしかしてあの白い物は豆腐?!豆腐は大好物です!(はんぺんが嫌いな訳ではありません)しかし、自信がなかったので、白いものが2つと野菜の串に味噌がかかった組み合わせの定食にしました。
白い物はやはりお豆腐でした!!なんとも美味しい!!こんなに美味しい物とは知らずに今まで生きてきたとは!(かなり大げさですねw)豆腐だけのみそ田楽を追加注文しようかとまで思いました。
そして、次の日のお昼もしっかり「みそ田楽」を頂きました!
写真がそれです。岡崎城の公園内にある「八千代」さんです。こちらのお豆腐もとろっと柔らかくなんともやさしい舌触りで美味しかったです。お店の雰囲気も和室があり、落ち着いた雰囲気です。
すっかり、八丁味噌の味噌田楽にはまってしまいました。
ところで、私が味噌田楽をはんぺん、蒟蒻と思ったのは、あながち間違いでもないようです。おでんのルーツは「田楽」で田楽に「お」を付けて変化した物が「おでん」だそうです。江戸中期に、みそ煮込みおでんが誕生し、それが醤油で煮込む「関東炊き」となっていまの形になったそうです。しかし八丁みそを好むこの地方では昔の形がのこり味噌田楽屋さんが多くあるのだそうです。
ところで、なぜ田楽なのか・・串に刺した豆腐の姿が、「こうそく」(柱の長さ7尺、横木1尺ほどの1本足の竹馬でこの横木に両足をのせて跳ぶ芸を踊る「田楽舞」に似ていることからその名が付いたそうです。
1つの事柄から色々分かる事がありますね。
コメント
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