MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

歩き遍路 別格2番札所 ⑤ 2019 マムシ?!甘く見ていた26km

2019年08月29日 | お遍路好き(発心・徳島)
別格2番札所 童学寺

植村旅館の手前の道を右に入ると歩き遍路道です。少しショートカットできます。
さらに田畑の案山子が遍路道を彩っています。本当に人がいるのかと思うほどです!!
気持ちが和み元気が出ました。しばらく進むと次は清水が滲み出ていて足もとが悪い場所を通ります。

とうとう出くわしてしまいました。。。マムシかと思われます!!!

清水で濡れている場所で、カエルの声がそこかしこからしていました。
カエルを撮りたいと思いカメラを出してカエルを探しいた瞬間です!
足元に長い紐のようなものが通りました!
え?!
よく見ると自慢げにカエルを咥えて通るヘビでした。。。
後々考えれば、あのカエルが居なかったら私が噛まれていたかもしれない(><)
そんな話を後々会った人に話すと「お大師さまが身代わりになってくれたのかもねー」と言われました。
確かに。。結構ショックだったのですが感謝の気持ちに変わりました。

カエルの居る場所は特にマムシに注意かもしれません!!

ショックを受けながら弱肉強食、捕食者と被食者の関係、生と死。。。
ぐるぐると考えながら歩き進むと色々な人のブログで見かけた人一人分の幅の沈下橋が見えてきました。
ここにあったんだ!!気になっていた沈下橋♪自撮りをしてみたり、楽しみました♪
気持ちの良い道、楽しい道はここまで、ここからは車通りのある大きな道を歩き続けます。
川を挟んで2つの遍路コースがあり、途中にもっと大きい整備された道の方へ渡る橋が何度かありました。
別格2番を次の日にするのであれば渡ってしまっても良かったのですが、まだ迷っていたので北側の古い県道20号を歩き続けました。
別格1番で出会ったI川さんからもギリギリまで古い道の方が車通りも少ないので良いと聞いていた事もあります。
整備された道は、樹木も少なく日影が少ないのです。歩いているから暑いのか、日陰がないから暑いのか。。。
どんどん体力を奪われます。
すると、湧き水が出るのか、車で乗りつけてペットボトルで作業している女性を見かけました。
「こんにちは、暑いですね〜」と私。
「大変だね〜。今日は25度以上になっているとニュースで言っていたよ!」とおばさま。
え〜〜まだ春先なのに!これもこの日の誤算。。
知ってしまうとさらに体力を奪われていく感じになりヘトヘトになりました。
しばらく進むと親水エリアらしい公衆トイレもある休憩所があり、自販機が!今日二回目の自販機です!!
甘いものが飲みたくなりました。

元気になってしまった私は、この時点で15時、納経所が閉まるまでには2時間はあると
この先の別格2番への分かれ道で別格2番への道を選んでしまいました。。。
これも誤算。

道が登り坂になり始め、初めてのトンネル通過です。
しかも長い!しかも登り坂!!これも誤算!もう少し平らな道を進めると思っていました。
しだれ桜とレンギョウ並木があったのが救いでした。
トンネルを出ると、登った以上に下り坂。。
この道をまた戻ることになるので、帰りはまた登るのかと微妙な気持ちになります。

I川さんはショートカットの道は無いと言っていたけど、どなたかのブログにあったショートカットの道に行ってみました。
これも誤算。。
本当に行けませんでした!
お寺の方に聞くと昔は通れたようですが、住宅ができて通り抜けられなくなったそうです。
また戻り、坂を下り切ります、、『急がば回れ』でした。

貯水池の堰を渡ってたどり着いた童学寺はとても広いお寺でした。
山門はなんとなく顔に見えて可愛い感じでした。
空海が7歳から15歳までこの寺で書道や密教などを学び、『いろは歌』を創作したと伝わるお寺で、いろは大師の像などもあります。
そして、四国88ケ所、西国三十三観音のお砂踏み道場の舟形石仏がずらっと並び圧巻でした。
納経所はプレハブで、この時は何も知らず改築中なのかな?と思ったのですが、平成29年に火災があったようでした。
ご本尊などは無事だったようです。
納経所横の駐車場かな?と思った広い場所が本堂だったようです。
納経を済ませて、荷物の整理をしていると水場があることに気が付きました。
ご本尊は薬師如来。薬師如来のお寺にはこういった霊水があるようです。
時間も遅くなっていましたが、頂いてみることに。
飲めば緒病はことごとく治癒し、硯にたくわえ書道の修練に用いたならば誰でも筆達者になれる等の言い伝えがあるようです。

そうこうしているうちに16時半を過ぎてしまいました。
知らせていた到着時間には間に合わないので、宿には連絡を入れなくてはいけません。
どのくらい遅くなるかグーグルで検索すると19時近くになると出てしまいました!
自分の予想では18時ぐらいには到着できる距離と思っていたのですが、とんでもありませんでした。
K盛さんから最悪お迎えに来てくれるという話を聞いていたこともあり、
どこかに迎えに来てもらおうかな。。などと思い電話しました。
時間を読み間違えて到着が19時ぐらいになってしまうと伝えると。
「分かりました~お気をつけて。」というお返事。19時はセーフなのかな??
「宿までの来かたは分かりますか?」と聞かれたので、
「なんとなくは分かります。」と伝えました。
すると、細かく行き方を説明してくださったのですが、私の土地勘が無さ過ぎて、
行けば分かるだろうと思った橋がどの橋か分からず、自己流でとにかく19時までに到着すれば大丈夫と思って進みました。
最後の大きな橋を通り過ぎた時にここで渡った方が良いかな?と思ったのでが、少し進みます。
すると、犬の散歩に出てきた女性に出会ったので尋ねてみると、どちらから行っても同じぐらい。
こっちの方が楽かもしれとそのまま進むことをアドバイスしてもらいました。
確かに車通りも少なくて良かったのですが、逆に暗くなるとそれが怖かったりします。。。
どうにか、最後の橋にたどり着き渡りました。沈下橋でした。
多分この橋を進めるとは思えないから、さっきの大きな橋で渡ってと言っていたのだと思いました。
渡った先にはセブンイレブンが!
爪の先が靴に当たっ痛くなっていました。これは爪が剥がれるパターンだったのでコンビニで絆創膏とお水を購入。
もうすっかり暗くなっていたので、コンビニで逢った女性や道で会う人が感心してくれつつも心配してくれて
「13番札所はもうすぐだから」と声掛けしてくださいました。

丁度19時に到着!セーフかな??

食堂で食事中の皆さんが温かく迎え入れて下さいました。
皆さん心配してくださっていた様でした。
宿のオーナーも心配して迎えに来てくださっていたそうです。
橋を間違えたせいで行き違いになってしまったようです。。。

ごめんなさい。心配をかけて。。

本当に大反省です!
前にも、旅行中に予定に無かったところへ足を延ばした結果大失敗したのに、また同じ様なことをしてしまった。。。
もっとゆとりをもって計画するか、予定以外の場所にはいかない、無理はしない。
これを守らなければいけないと肝に銘じました。

反省したはずなのにまたやらかしてしまった。。

植村旅館の手前を右に曲がります。


畑に人が居ると思ったら


案山子さんでした!リアル!!


どこへ行っても枝垂れ桜が見事と思ったら、推進している方がいらっしゃるらしいです。


お判りになるだろうか。。。。マムシと思われます。


歩行者専用沈下橋が見えてきました。


人ひとり分の幅です


川をはさんで一段高い場所に見えるのが新しい側の県道です。


ピンクと黄色。桜とレンギョウが美しかった(別格2番札所へのトンネル手前)


はじめてのトンネル。登りきったところで下ります。


近道の左折ポイントでしたが


住宅が建って抜けられなくなっていました。


可愛い感じがする山門が見えてきました。


いろは大師


本堂


大師堂


お砂踏み道場の舟形石仏がずらっと並び圧巻でした


霊水がありました。左側が開けていたので元本堂があった場所だと思います。


お水を頂けます


徳島市に入りました。薄暗くなってきた。。。


宿手前の沈下橋を渡りました。もうけっこう暗い。。。


19時に到着しました。真っ暗です。。。皆様ご心配をおかけしました。


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歩き遍路 杖杉庵 ⑤ 2019 甘く見ていた玉ケ峠!植村旅館まで

2019年08月27日 | お遍路好き(発心・徳島)
杖杉庵

前回のお遍路で30km以内にした方が良いというアドバイスを頂いてたので、一応25km前後で計画を立てました。
皆さん13番まで行かれているので私も大丈夫だと思っていたのですが、
色々な計算違いの積み重ねで大失敗!反省する道のりとなりました。。。

長くなりすぎるので焼山寺から杖杉庵、泊ればよかった植村旅館までの内容です。

13番札所への歩き遍路道は山門の階段を下りて右です。
バス停のある「おへんろ駅」までは経験のある道♪と思ったら
前回は見えていなかったらしく、わき道にそれる旧遍路道を発見!
「一宮道」とありました。
広い歩き遍路道は大正時代に馬車で荷物を運ぶために造成された道とありました。
せっかくなので一宮道に行ってみることに。
なかなか荒れたみちでしたが、杖杉庵までは近道だったと思います。
杖杉庵手前の車道に出るとそこには岩から滴り落ちる水場がありました。
その美しさに見とれていると

「フンガフンガブヒブヒ」

豚のようなでも少し低音。。イノシシかな???
少し音声を撮っているとその音が大きく、多くなっている気がしました。。。
怖くなってその場を離れました。
今通ってきた道のすぐ横にいたのかな???

杖杉庵は先に御朱印を頂いた時に「必ず納経してくださいね」と強く言われました。
今回はきちんとお参りし、お墓にも手を合わせました。
ここは遍路の元祖といわれる「衛門三郎」のお墓があるところです。
衛門三郎がお大師様と出逢うことが出来た場所で、ここで力尽きて亡くなってしまったのだそうです。

さてさて、先は長い!急がなくては!!

とにかく桜が綺麗で足取りも軽く進みます。
おへんろ駅の周りも変わらない印象でしたが、噂の通り「すだち館」が閉店していました。
淋しいですね。

おへんろ駅を少し先に歩き遍路道が現れます。
石標などもありますが、植村旅館の看板が目印です。
最初は気持ちの良い道が続きます。一瞬現れた舗装した道で玉ケ峠のポイントを通ったのかと勘違い!
ここからが想像を絶する遍路道でした!峠をなめていました!!
最初の誤算です。
心の準備がなかったからかもしれませんが、焼山寺までの遍路ころがしより険しかった気がします。
この峠を越えた瞬間素晴らしい風景が広がります。「天空の遍路道」だそうです♪
しかし、これを知ったのは後々。納得です!本当に気持ちのよい道でした。
天空のお遍路道を進むととても綺麗に手入れをされた芝桜の花壇を持ったお家の前を通ります。
癒されました。そしてそのすぐ先に神山という遍路小屋が現れます!トイレ完備の絶景の遍路小屋です♪
時間にゆとりがあればしばらくいたい場所でした。峠で達成感がありましたが、まだまだ先が長いのです。。
次の目標は鏡大師と植村旅館です。
ここからどんどん下ります。
途中にある工務店の外の水道には「お遍路さんへご自由にお水ご使用ください」との看板がありました。
ありがたいことです。なんでこんなに優しいんだろうと感心するばかりです。
どんどん下ります!大きな道に合流すると大きな集落、町と感じる開けた場所に出ます。
そこは、カカシ人形の町でした。一息できる長いベンチがあり、そこにも案山子人形一家が!
自動販売機もあったのでちょっと休憩です。
下りだと疲れ知らずで降りてきて意外にも疲れているようです。甘いものが欲しくなりました。
ここに開けた町があって良かった♪元気回復です!このすぐ先に植村旅館がありました。

K田さん夫妻が正解です。
今日はここがゴールだと良かったかも。。。これも誤算です。

一宮道への分かれ道(右方向へ)


ロープがあって助かりました(一宮道)


けっこう荒れていました(一宮道)


落ちてもなお美しく咲く椿(一宮道)


イノシシの声が聞こえた清水


銀杏の木が目印♪杖杉庵が見えてきました。


杖杉庵の境内の様子


気持ちの良い遍路道


綺麗な鳥がいました。


すだち館(本当に閉店していました。。)


桃の花でしょうか?美しかった


おへんろ駅を通り過ぎ歩き遍路道へ、植村旅館の看板が目印♪


それなりにキツイけど気持ちの良い遍路道


この石標からが大変だった!


登り始め!


木札仮名無ければ、本当に遍路道なのか?!どこが遍路道なのか分からない。。


途中に石標(さらにゴツゴツ石の所を登っていきます)


玉ケ峠!


天空の遍路道①


本当に素晴らしい天空の遍路道


美しい桜が!


美しく手入れされていた芝桜に癒されました(その向こう側に遍路小屋)


ヘンロ小屋 第36号 神山


ありがたいお水のご接待♡


植村旅館のある案山子の町へ


こちらの案山子ファミリーとしばし休憩♡ 癒される時間でした。


泊まればよかった植村旅館!の手前の道を右へ曲がります。
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歩き遍路 12番札所奥の院 2巡目 ⑤ 2019 後で大変だったけど行って良かった♪

2019年08月21日 | お遍路好き(発心・徳島)

朝日や夕日を見るのが好きなので、朝食前にお参りしつつ境内を散策しました。
既にお参りを済ませたK盛さん夫妻が戻って来ているところでした。

流石です♪

日中も空気が違うと感じましたが、朝日が優しく照らしはじめた境内は神秘的に感じるほど空気が違いました。
陽の光に誘われて山門まで足を運ぶと、朝日が海を照らしているようでした。
これは、宿坊の泊れたからこその時間、記憶に刻みたい。。
ゆっくり空気を感じながら宿坊に戻るとあんパンとメロンパンが売られているのを発見♪
宿坊の公衆電話のあるカウンター上の可愛い籐の籠に入っていました。
特にお代を払う箱が無かったので後で宿代と一緒に払えば良いかな?と勝手に判断して今日のお昼用に頂きました。
宿坊のお支払いは朝食時に部屋ごとに済ませるスタイルでした。パンのお代もこの時でOKでした。

トイレや洗面は共同なので他の部屋の皆さんともそこかしこでお会いでき、交流できます。
K盛さんから、この宿坊に泊ったのなら是非奥の院に行った方が良いというアドバイスを頂きました。
この日は13番札所まで、できれば別格の2番札所に行けたら良いと考えていました。
別格2番札所は遍路道から外れますが、16番札所の後に行くことも可能でした。
そして13番札所の近くに次の宿をとっていたので最悪次の日にお参りでも良いという判断が出来ました。
元々単純な距離計算では26km奥の院は往復3kmほど。29kmか。。。一応30km以内。
別格2番と13番札所を明日と考えれば行けるかな??
是非行ってみたいと思っていて「大蛇封じ込めの岩」だけでも見てみたいと思っていました。
しかしながら、焼山寺をお参りしたその日に行くのであれば15時までには宿坊を出発しないと難しいというのを
どなたかのブログで読んでいたので諦めていました。

早朝行くという手があったのでした。
同室のO倉さんも登るという事で、私も行ってみることにしました。
大きな荷物は部屋に置いて行って良いとの事、助かりました。
食事を済ませ出発です!
足が遅いのでO倉さんより早めのスタート♪
登山口は宿坊のさらに奥にあります。遍路道には樹木の札が付いていて楽しみながら登ることが出来ます。
行きたかった「大蛇封じ込めの岩」は意外とすぐに現れました。
その手前から空気が違います。
独特の岩肌に目を奪われつつ進むと、本当に大蛇が封じ込まれているような岩と祠が現れます!
圧倒された私はしばし佇みました。
すると、早くもO倉さんが到着。
O倉さんもしばし独り味わいたのではないかと思い、また一足お先にとスタートしました。

しかし、あっという間に追いつかれました。
やっぱり、登りは特に足が遅いと実感!先に行って頂きました。
けっこう倒木もあり、こちらで良いものかと悩みながら進みました。
するとしばらくして小さなお堂が見えてきました。

あれが奥の院かな??

いや、10番札所もそうだったけど違う可能性もある。。
後ほど調べると「杖立権現さん」とのこと、間違えてしまう人も多いそうです。

先に行ったO倉さんともすれ違っていないし。
もう少し進んでみよう!そこからがまた少し険しい道で、人ひとりやっとの所もあり、
すれ違うには待つ必要のある場所もありました。
O倉さんの声がします♪
戻って来られているところでした!

この先に奥の院があるのですか?と聞くともう少しとの事。
頑張って登ります!
そこには先ほどの途中にあったお堂よりも二回りほど大きな祠がありました♪
頂上のようです!938Mとありました♪♪
色々な方向から景色を楽しめました。

お参り出来て良かった♪

宿坊まで戻って来ると丁度O倉さんが出発するところでした!
今日の宿も一緒です。」
思わず「O倉さ〜ん!後ほど〜〜お気をつけて〜〜」と手を振りました。
O倉さんも手を振って返しくれました!

嬉しかった❤️私も急いで出発しなくちゃ!
出発しようとするとK田さんと7番から一緒だったヘンリーさんが別れの挨拶をしているところでした。
次はここから30km先まで進むそうです。
私ももう会えないかもしれない。
そしてK田さんはのんびりの予定で今日は植村旅館までとのこと。
私は次の日短い距離なので会うかもしれないけどここまでのお礼の挨拶をしてお別れしました。

納経所で奥の院の御朱印も頂けるとの事で、お願いをすると
お寺の方から「杖杉庵にも行きますか?」と聞かれました。
「これから行くので、まだ行っていません。なので、逆打ちをした時にでも。。」と言ったのですが、
行くのであれば御朱印頂けるとの事でお願いしました。

奥の院も杖杉庵もスタンプタイプです。。。ちょっと寂しい気もします。
目の前でサラッと毛筆で書いていただくのが感動するというか、嬉しいのです。
まずお参りはさせていただいたのでその印しに有難くいただきました。

さて!これから約26kmの道のりです!
大丈夫か?!

朝日に照らされて海?が見えました♪


奥の院への道は宿坊横を通って奥に


徳島特有の石垣も見ることが出来ます


奥の院への遍路道。樹木の木札もあり楽しめます。


途中にある「大蛇封じ込まれの岩」本当に封じ込まれているよう


横に伸びる幹をくぐり


横たわる樹木を乗り越え


竜王窟も気になるけど右へ


見えてきました!あともう少しの場所は少し険しい


奥の院 蔵王大権現


標高938mの頂上です♪


標高938mからの景色


お大師様に見送られて出発です。

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歩き遍路 12番札所 2巡目 ④ 2019 なぜかまた登りたいと思う遍路ころがし

2019年08月08日 | お遍路好き(発心・徳島)
12番札所 焼山寺

一巡目のブログも長かったですが、今回も長いです!!!

吉野旅館では朝食を6時から頂けます。
お願いをしていたおにぎりを受け取り、バンダナで包んでリュックにセットしました。
お寺は7時からなのでそれに合わせて出発しようと外の様子を見ると既に歩き始めている人がいました。
それを見てしまうとちょっと早いけど私も出発しなくては!と焦ります。
しっかり靴を履いて宿のご主人に挨拶をして出発しました。
昨日は目に入らなった景色が次々と飛び込んできます。
ゆっくり進むと丁度良い時間になっていました。
藤井寺を丁寧にお参りをして、納経帳に御朱印を頂き、もう少し境内を写真に収めていると
見覚えのあるおじさんと女性が!
別格1番から何度となくご一緒させていただいたI川さんです!
確か、鴨島のビジネスホテルでご飯を食べてから来るから、出発が遅いと言っていたのに!!

「I川さん!!早いですね!ご飯は食べられたんですか??」と私。
「さっと食べてタクシーで来ちゃった」とI川さん。

もうそれでいいのではないかと思います。
一度は完全歩きを経験すると歩きたい場所、交通機関を利用しても良いと思う場所がきっと出来るのだと思います。

納経はされないのでもう出発できるようです。
一緒の女性の方は、厳密には一緒ではないようで、もうスタートされていました。
ではご一緒にと。。。しかし、私は登りを歩くのが遅いからなぁ・・。
「適当に先に行ってくださいね。」とお願いをして一緒に登り始めました。
登り始めるとすぐに凄い勢いで上がってくる人々が!!

トレイルランの人たちでした!荷物が少ないとはいえ走って登ってくるのです!!
この日はトレイルランの大会があったようで、何組ものランナーを見送りました。
焼山寺まで行って戻ってくるのだそうです!!
やっとの思いで登る焼山寺への遍路道を行って戻ってくるとは!
凄すぎる!!
私のシューズはトレイルランのシューズなのですが。。ちょと恥ずかしい。と思っていたら突っ込まれました!!
「トレイルランしているんですか?」と目ざとく私の靴に気がついた人が声を掛けてきました。。。
「私は靴だけです♪山道に良いと思って。。」と私。
やっぱり気がつくものなんだなぁと感心しつつ「お気をつけて」と見送りました。
走って登るなんて本当に凄すぎる!
そういえば、前回の吉野旅館でトレイルランをしている人がお遍路していてさすがに早いと言っていたことを思い出しました。
トレイルランの人だったら何日で回れるんだろう??
そんなトレイルラン話をしながらI川さんと話しながら登っていくと
宗教の話で失敗したおじさんがかなり体調を崩している海外の人を杖で引っ張ってあげたりヘルプしていました。
序の口の位置でこの具合いの悪さはひどい状態、戻るのなら今じゃないかと思いました。
簡単な英語も通じないらしくおじさんも困り顔。
戻ることを勧めているみたいだけど頑固で聞いてくれないのだとか。。。
結果良かったのか分かりませんが、エネルギーが無いのかと思い、
自分がパワー不足になった時に飲もうと思っていたサプリをあげました。
一緒になって引っ張っても限界があるし、しばらく休憩するということになったのでヘルプしていたおじさんにお願いをして進む事にしました。
何もできないけれど心配で、この後はその話ばかりでした。

あのうっかり飲んでしまった「水大師」までやっとたどり着きました。
この場所は、こんなに先にあったのか。。先はまだ長いな?と考えていると
I川さんが「水大師」のお水を美味しい♪と飲んでいました!
「この水飲めますよね??」といって私も再度チャレンジ♪

美味しかった♡

まだまだ長戸庵にたどり着かないけど、子供たちの遍路道しるべ札に和みながら進みました。
そうこしているうちに長戸庵に到着、そこには吉野旅館で一緒だった皆さんが休憩をしていました。
私もしばし休憩していると、先ほどのヘルプをしていたヘルプおじさんと吉野旅館で見かけた海外の人たちが一緒に到着しました。

海外からのお遍路さん方が説得して戻る決心をしてくれたそうです。

焼山寺でおうどんを頂くことを楽しみにしていたおじさんは先を急いですぐに出発していました。
聞いてみるとおうどんはもう無理のようでした。気の毒だけど、きっと良いことがあるだろうなと思いました。

さて、さらに進むと吉野川が見えるお気に入りスポットへ
しばらく進むと写真ばかり撮っている私にI川さんが「ブログでもやってるの?」と聞いてきました。
「あ、はい。やってます。。。」と私。
それがキッカケだったのか私の足が遅かったのか。。そのあたりでお別れでした。
その後もI川さんが残した道しるべに会いながら進みました。

大変なところだけ一緒に進んでくれたのかな??
最後の難関はあるにしても、そのあとは思いのほか気持ちの良い遍路道でした。

どうにか柳水庵に到着です。ここのお水は絶品でした。
海外のお遍路さんも宿坊、吉野旅館で一緒だったK田さんご夫妻とも一緒になり、休憩をしました。
K田さんからリンゴのお接待をしていただき元気が出ました♪
K田さんは最初のお遍路は自転車だったそうで、今回は2回目、奥様とは新婚旅行以来の長旅だそうです。
途中で逢った台湾からのお遍路さんともまたここで逢えたので、東北の震災の時のお礼をしました。
お礼をすると、「お隣の近い国だから当たり前のことです」と言ってくれました。
その後はK田さんご夫妻も交えて記念撮影しました(^^)b

次に目指すは浄蓮庵です!足が遅いので一足お先に出発です♪
少し下ると休憩所があるのですが、そこには見事な枝垂れ桜が何本も咲いていて立ち寄らずにはいられませんでした。
休憩を終えた若いご夫婦がいましたが遠慮なく。。。
しばらくこのご夫婦と歩みが一緒でしたが、やはり、登りになるといきなりペースダウンになるので結局一人で進みました。
ちょっと奥さんは私と同じ系統かな??なんて思ったりして(^^;)
気持ちの良い遍路道でした。浄蓮庵手前1kmぐらいの登りはきつかったですが。。。
浄蓮庵の階段が見えてくると、先に到着した海外のお遍路さんチームが盛り上がっています!
どうもトレイルランの人たちが折り返して戻って来たことも相まって盛り上がっていたようです♪

流石ですね♪トレイルラン♪♪

わたしも一本杉とお大師様の神々しい像を前に再びの感動です!
柳水庵まで車で行ってそこから焼山寺を目指す人はこの場所が外せないんだろうなって思います。
そしてここでお昼をとるのが私の目的の一つ!
12番の宿坊を予約できたのだから味わってゆっくり進もう!
浄蓮庵の階段をあがるとまたそこにには見慣れた皆さんが大集合で休憩してました。
スマホ事件でご迷惑をおかけしたご夫妻も休憩中でした。
私を見てびっくりしていました。。。どうも先ほどの若夫婦の奥さんと私を間違えてしまっていたようです。
やっぱり同じ系統なんだ(^^;)
すると緑色のお札を私に下さいました!この場所で渡すことに意味のあるお札でした。
お大師様の絵の部分が浄蓮庵の一本杉とお大師さまの柄でした。
色もさることながら貴重なお札を頂きました♪私も白いですが。。お返ししました。
K盛さん、上品な感じで熱心なお遍路さんという印象です。素敵なご夫婦でした!
私もこんな風に上品に年をとってみたいと思いました。。無理そうですが(^^;)
しばらくしてK田さんご夫妻も到着!一緒にお昼となりました♪

さてさて楽しみにしていたお昼です♪吉野旅館で用意してもらったおにぎりです!
美味しかった♡
そして!吉野川を渡る前の場所ですおばあさんからもらったミカンを頂きます♪
さきほどK田さんから頂いたリンゴのお礼に半分を渡しました。
そこには7番宿坊からの一緒の海外の人もいたのに渡せずにいたら、K田さんがその半分を渡していました。
しかも私のミカンであることを伝えて。。。いい人だ。
そのミカンはグレープフルーツだったようです。小さかったので分からなかったのですが、美味しかったです♪

おばあちゃんありがとう♡御陰様です!

さて!最後の難関です!今まで登った分を一気に下り、一気に登るのです。
そして焼山寺に到着です♪
最後の山登りは休憩をしっかりとっていたからか思っていたよりは早く登ることが出来た気がします。
でもやっぱりヘトヘトだったかな??全体からは遅い方で、逆打ちのご夫婦に
「みなさん到着されていますよ~」と言われ、
「あら?荷物が大きいわね~全財産??」なんて突っ込まれました。。
笑いながら「はい!」と答えましたが(^^;)しかし、前回もこのあたりで逆打ちの人に会ったな~~。
お大師様の応援かな??
遍路ころがしを登りきると丸太のベンチがあるのですが、上品なK盛夫妻が休憩中でした。
私も少し休憩して出発です。もうすぐと知っていたので元気が出ました♪
お寺の参道沿いの石の欄干が見えてきました。
やっと着いた~!!!この参道にはいくつも大きな石仏があるのですが、ゆっくり鑑賞しつつ進みました。

そうそう!前回、またこの参道を通ると思って後回しにしたことで撮れなかった猿の石彫を撮らなくちゃ♪

すると、具合の悪くなった外国人を助けていたおじさんが駐車場方面に笑顔で向かっています。
歩き遍路だと違うルートなのに??あのご家族に車のお接待をしてもらうのかな?
そのご家族と楽しくお話をされて駐車場に向かっていたので軽く会釈をしました。

やっぱり良いことがあるもんですね♪

その後、このおじさんとお話をした人によると以前、下る遍路道で大変だった経験があるらしく、
その後は車のお接待をお願いするのだとか、みなさん快くお接待してくれるそうです。

境内は沢山の人で賑わっていました!やはり、海外の人が多かったかな。
焼山寺は本堂や大師堂のほかに三面大黒天(中央に大黒天、右に毘沙門天、左に弁財天の三つの顔がある)が並んでいて、上手側の奥には神社も並んでいます。
お参りをすませて納経所へ浄蓮庵の御朱印もいただけいるという事で一緒に頂きました。
浄蓮庵の御朱印はスタンプタイプでした。

さて、宿坊へ向かいます。7番宿坊から一緒だった海外のお遍路さんがぼーっとしていて挨拶をすると宿坊がどこか分からず困っていた様でした。
ちなみに私も良く分かっていません。。。
そこへK盛ご夫妻が現れ、連れて行ってくれました。
玄関に入るも、人がいる様子は無くK盛さんの奥さんが探しに出られるといきなりワンコに吠えられてしまいました。
それで気が付いた宿坊の方が出てきてくださり、チェックインとなりました。
相部屋と聞いていたけど、あの女性かな?
ドキドキして案内された部屋にはいると、I川さんと一緒で紹介されたあの女性が既に到着されていました。
良かった♪知っている人で(^^)v 縁なのですね♡

K盛さんの奥さんは先に洗濯物をしたいということで、先にお風呂を頂きました。
同じ部屋の女性はちょっとお散歩してくるといって出かけてしまいました。
一人のんびり部屋着になって荷物の整理をして外を見ると夕暮れのじかんになっていました。
夕焼けを見に外に出ると風流な横笛の音色が聞こえてきました。曲目は「さくらさくら」でした。
桜の方を見ると、その桜を愛でながら横笛を吹く女性の姿が見えました。
この土地の人かな?あまりにも素敵な時間だったので動画におさめました。
部屋に戻るとしばらくして同室の女性も戻ってきて、横笛の話をしようとすると、その女性が横笛を持っているではありませんか!
いっきに話が盛り上がりました♪
有名な厳しい先生に習っているらしくなかなかレッスンは大変だそうです。
自分の趣味もそうですが、高いものを望めばそれなりに厳しく大変になるのだと共感。
笛も練習用を勧められたそうですが、続ける為に良いものを購入したそうです。
祖父の田舎のお祭りには横笛もあり、教えてもらった事があったのですが、私には微塵の才能もありませんでした。。。

本当に素敵な趣味♪羨ましいです。
夕食の間も色々と話が盛り上がりました!楽しい時間を過ごしました。
K田さんご夫妻は違う部屋になった7番の宿坊から一緒だった外国人の人を誘って一緒に夕食をとったようです。
本当に面倒見の良い方です!感心しました。遅くまで笑い声が聞こえてきました。

食事の後は一緒に星を鑑賞しに出ました。
外に出るとK田さんご主人が一服中。旅程に余裕があるらしく次は植村旅館に宿泊の予定だそうです。
もう会えないかもしれないと思い、ここまでお礼を兼ねてお礼をのお札を渡しました。
寝ていても窓から星が見えました♪
山の上で寒いと聞いていたのでその為にダウンを持って来ていたのですが、必要無かったようです。
お部屋にはドテラもあり、石油ストーブもありました。
石油ストーブは何十年ぶりで戸惑いましたが、マッチ要らずでした♪私が子供の頃はマッチで着けていたのです(^^;)
知らない間に技術は進んでいるのですね。

話は尽きなかったのですが、お隣とはふすま一枚だったのであまりいつまでもおしゃべりもしていられなかったので、
早めの就寝です。

部屋から道を覗くと既に出発したお遍路さんが!


つくしがいっぱい生えていました


朝の藤井寺


ここから焼山寺へ出発です♪


和んだ子供たちの道標


吉野川の眺め、渡ってきた善入島が見えました


気持ちの良い馬の背道


ちょっと変わったカワイイ石標がありました


柳水庵


絶品の湧き水


柳水庵から少し下った場所にある休憩所


枝垂れ桜が見事でした♪


浄蓮庵手前にある「へんころがし4/6」


一本杉とお大師様


最後の「へんころがし」絶壁の遍転がしはほぼ歩き遍路参照ください


不動明王がお出迎えしてくれます♪


様々な石仏がお迎えしてくれます。


1巡目で撮り損ねたお猿さんの石彫


標高の高さを感じる景色が参道から見えます


やっと山門が見えました♪


空気が違います!


宿坊の玄関。境内の下手奥にあります。


宿坊からの夕暮れの景色。笛の音色が聴こえてきました♪



1巡目のブログ ほぼ歩き遍路 12番札所③

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歩き遍路 11番札所 2巡目 ③ 2019 メダカの学校♪ お遍路相談所♪♪

2019年08月01日 | お遍路好き(発心・徳島)
11番札所 藤井寺

無事に手に戻ってきた携帯を片手に、、いや!しっかりしまって切幡寺を出発です。
ギリギリ間に合うかな??藤井寺。
荷物を預けた表具屋さんに取りに行き、お礼をすると旧遍路道に拘らないのであればと藤井寺までの簡単で早い道のりを教えていただきました。
元々は旧遍路道は前回通っているので今回は阿波中央大橋を通っていこうと考えていましたが、
調べているうちに前回通らなかった旧遍路道があり、通ってみたい場所が出来てしまったのです。
間に合わなかったら11番札所は次の日でも良いと最終的には思いました。

お接待マネキンさんと記念撮影やりなおし!アップ出来ない程怖い写真が出来上がりました。。。怖いのは私ではありませんよ(^^;)
たぶん。。。

しばらく進むと前回はあったかな?2階建の遍路小屋、空海庵がありました。
時間はないけど確認♪ジャングルジム感覚で登ってみました♡
ここでお昼のおにぎりも良いかな♪♪なんて時間もないのに妄想。
いそがなくちゃ。
黙々とその先へ進むとお庭をお散歩中のおばあちゃんが

「みかんどうぞ」と差し出してきました。

「あ、ありがとうございます♪」と受け取ると挨拶して進もうとしたところで、
今回はお礼の納札を渡すことにしていたんだ!と思い出し慌てて日にちを記入しました。
また戻り、納札をおばあちゃんに渡すと。。あっけにとられているみたいでした。

みかん渡したこと忘れちゃったのかな??
「みかんありがとうございました」ともう一度挨拶をして出発すると
買い物袋をさげた男性が「みかん貰ってくれたの?」と話しかけてきました。
「さっきおばあさんがくれました。」と私。
「ばあちゃん外に出てたの??」嬉しそうに聞いてこられたので、
「はい!」と答えると嬉しそうにお家の方に急いで向かっていかれました。

ひさしぶりにお散歩に出たところだったんだ!
元気のなかった家族が元気になるとそれは嬉しいよね♪
そんな素敵なタイミングに出逢えて私も散々な日だったけど元気をもらえた気がしました。
開けない夜はない!みたいな。。。ちょっと違いますかね??
私も嬉しい気持ちになって、重かった足も軽くなり歩みを進めました。

この神社の所で右だった!しっかり標識もありました♪
曲がって進むと川の土手が見えてきます。階段を上がるとそこは吉野川の流れ!
善入島と言う中州を通り抜けていきます。

2つの沈下橋を渡ります。一つ目の大野島橋を渡る手前にはきれいに彩られた花壇にはお遍路さんへのメッセージ立て看板もあり和みました。
この島は「粟島」ともいって昔から農耕の土地だったそうです。
今も豊かな農地でこの時はキャベツやマメ科と思われるお野菜が育っていました。
そんな風景を楽しみながら進めばあっという間の遍路道かと思いきや結構長く感じました。
2つ目の川島橋は長く、車通りもあるので気を付けながら渡ります。

それにしても吉野川の水はきれいだ♪
吉野川を渡った場所には川島城というお城があります。
城好きでもあるので立ち寄りたかったのですが、スマホ事件があったので行けませんでした。
城跡だけかと思ったのですが、お城も建っていました。立ち寄りたかった。。。
さて、この遍路道を選んだ理由がこの先にあります。
少し迷いながら、ワンコにほえられながら進みました。
ありました♪JR徳島線の線路橋ケタです。
レンガ造りと線路を支える深緑の鉄骨が美しく歴史を感じる構造物でした。
お勧めルートです!
疲れも出ていたのか、あと少しの距離が長く感じました。
あと1kmのところにもルートが2つあります。時間も迫って来ていたので前回も通った西側ルートをとりました。
少しだけ旧遍路道を感じることのできるルートです。ですが。。。ちょっとだけ登り道。疲れている足には負担でした。
藤井寺が見えてきました。16時30分!!ギリギリセーフでした!
境内に入ると団体様が!
これからきちんとお参りしたとして。。。納経所まで間に合うかな?
また、明日も通る場所だし、明日丁寧にお参りしようと決めました。

前回も利用したお気に入りの吉野旅館さんへ向かいます♪
すると見覚えのある場所を通りました。もちろんこの道は前回も通ったので見覚えがあって当たり前なのですが、
めちゃめちゃ参考にしたブログの遍路サロンめだかの里がありました。
1番札所から2番札所へのルートや真念の事を知ったのも「とある歩き遍路の道しるべ」を参考にしたからなのです。
さらにお勧めの英語版のお遍路地図を購入したことも伝えました。
ヘトヘトの私を見てか、ポッキンアイスをお接待してくださり、潤った私は知りたかったルート2カ所、
20番札所鶴林寺への西側ルートと21番札所太龍寺からのいわや道につてい質問させてもらいました。
どちらもOKとのこと♪安心しました。
ブログもかなり詳しく参考になりますが、それでも知りたい情報がある時は訪ねてみてください。
とても熱心で親切な方でした。
記念撮影にも応じて下さりブログアップもOKを頂きました。が、、私の写りがNGなのですみません(^^;)

もうギリギリ過ぎると思うけど、海外の方と思われる数人のお遍路さんが藤井寺はこっちか?と聞いてきました。
熱心なめだかの里のおじさんはそちらの方々へのフォローへ。
私も長居してしまったので、「ありがとうございます♪お礼の納札を置いていきます!」といってその場をたちました。

また良い出会いがあった♪

吉野旅館に行くと海外の方の対応に追われていました。
ご主人も相変わらずでチャーミングでした。
今回も食べきれないと思った夕飯もペロッと頂きました。
前回は1人参加の大ベテランの方ばかりでしたが、今回はご夫婦や2回目や初めての人か多かったようでした。
7番札所の宿坊で一緒だった海外の人やその人の対応をしていたご夫婦もいらっしゃいました。
そして驚いたのは、わたしがスマホを落とし最初に尋ねた感じの良いご夫婦もいらして、見つかった事を報告。
縁ってあるんですね。
明日の宿について同じテーブルの人と話していると。植村旅館の宿泊で、重い荷物を柳水庵で預かってもらえるのだそうです。
それにしても植村旅館まで行くってすごいな!この方とも後ほどまた一緒になりました。
吉野旅館はこの日満室だったようで、宿の決まっていない海外のお遍路さんが訪ねて来ていましたが、
断るしかなかったようです。しかし、他の遍路宿に問い合わせて送ってあげたようでした。

すばらしい!!

そして、失敗だったのが。。自分の歩きたい場所を歩くようにしているというおじさんです。
この方はベテランそうでした。前にもここから柳水庵までタクシーに乗ってそこから歩くという人がいました。
何度も歩いているとそういう所にたどり着くのかもしれない。
12番札所で食べられる「うどん」を楽しみにしているそうです。その為には14時までに着かないと食べられないのだそうです。
話が盛り上がってしまい、そんなに熱心であるなら真言宗なのかと思い聞いてしまったのです。
するとプロテスタントという返事が返ってきました。
プロテスタントは自由を重んじると聞いた事があり、だからお遍路もする事が出来るんだろうと思ってそのことを話すと。
そんなに深く知っている訳ではない中途半端な知識で答えてしまったので、微妙なところで違っていたらしく。。。
篤く語り始められ、、私のレベルでは収集がつかなくなってしまいました。
洗濯が途中だった事も気にかかり。。
「すみません変なことを聞いてしまって、洗濯ものを入れっぱなしだったので」とおじさんに伝えると

「すみません!洗濯機つかっているのはあなた?」と7番の宿坊で一緒だったご夫婦の旦那さんが食堂まで尋ねにきました。
「すみません!!今すぐ取り出します!!!」内心助かりました。

宗教の話はしてはいけませんね。。。

お遍路さんの暗黙のルールに「職業を言ってはいけない」といのがあるらしいのですが、
合わせて宗教も聞いたり言ってはいけないかもしれません。。。反省です。

洗濯ものを取り出すのに慌てふためいているところへ、7番の宿坊から一緒だった旦那さんが手慣れた感じで自分の洗濯物を持ってきました。
ネットに入っていてそれをポンといれる感じでした。

スマートだ!!

しかし、ネットに入れたままでも乾くのかな?
これは後々聞いてみると、洗濯だけで乾燥まではしないそうなのです。

長くなりました。。この日は最悪な事、残念な事、反省する事、良かった事、嬉しかった事、すべての事が起きた一日でした。

二階建ての遍路小屋


二階はこんな感じ


右に曲がるポイントの神社


鳥居の横に詳しい標識がありました。


善入島で和んだメッセージ立て看板


最初の沈下橋(大野島橋)


美味しそうなキャベツ♪


マメ科と思われる植物。。そら豆かな??


美しい吉野川


二本目の沈下橋(川島橋)


ちらっと見えました川島城


今回初めての遍路道


見たかった線路の橋ケタ


西側遍路から見えてくる藤井寺の山門


藤の季節は素晴らしいだろう弁財天


藤井寺の本堂


大師堂


お世話になったお遍路サロンめだかの里


メダカの養殖所(めだかの里の反対側)


1巡目のブログ ほぼ歩き遍路 11番札所②
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