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MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

歩き遍路 讃岐 2巡目 ㊿ 2023 別格15番 猪の声は空耳だった💦

2024年02月23日 | お遍路好き(涅槃・香川)
愛媛遍路最後のお寺 別格15
昨年のブログ

昨年、伊予の歩き遍路は別格15番の箸蔵寺で終えました。
ですから、讃岐のスタートはこのお寺からになります。

散々考えて、大きな荷物を宿に預けて阿波池田駅からバスで出発することに。
出発の時間までまだあったので、駅横にある防災公園を見学をしました。
野外ステージなどもあり普段の利用も提案された楽しく感じる公園でした。
バスが来るのが見えたので乗る準備をしていると「ジュースでも飲んで」とお接待いただきました。
恐縮です!バスが来たばかりのところだったので、お礼のお札を渡せなかった・・。

このバスは箸蔵ロープウェイが終点でした。

今回は、ロープウェイではなく、歩きルートの道からスタートしました。
最初はコンクリートの道でしたが、まもなく歩き遍路道になり、所々車道が現れ、その道を渡って上がっていきます。
途中、犬の鳴き声??と思う息の荒い声と走り回るような音がしていました。
ふと、足元をみると猪が掘り起こした後が!!緊張が走ります。。

大きな灯籠が見えてきました。昔の人はこの明かりを頼りに登ってきたのかな??
灯籠の写真を撮っていると、ロープウェイの動き出す音が聞こえました。試運転だったようです。
スタッフの方が乗っていたので、思わず手を振ると、なんと振り返してくれました♪

進む方向に目をやると、雰囲気のある仁王門がありました。門を潜ると桜の出迎えて!感動的でした。

広い参道をゆっくり進むと次に天狗さんが出迎えてくれます。
その先に赤い色が印象的な太鼓橋を渡ると長く続く階段が現れました。
エッサエッサと上がり、やっと到着すると納経所前でした。その前にある長いベンチで一休みです。
ここからは前回も体験済みです!ものすごい階段が待っていることを知っていたので充分休憩をしました。

般若心経の階段です!唱えながら登りました。
登るとそこは満開の桜で彩られていました。感動的です!後から来たお遍路さんも思わず「うわ〜〜すごいな〜」と心の声が出ていました。
サッカーができそうなくらい広い境内を丁寧にお参りして下山です。

そして、大きな発見がありました!昨年ぼけ封じの観音様にお参りした時にいきなり、ブヒブヒとイノシシに言われた気がしたのです。
最後の最後までブヒブヒ言われたと落ち込んで帰路についたのですが、今回も再びブヒブヒ言われたのです。
こんなに何度も同じようなことが起きる??少し冷静に辺りに目をやると、観音様の足元に水が流れていて、その水の出てくる穴からその音が出ていたのです!
完全なる空耳!
ずっとブヒブヒ言われ続けた恐怖心から聞こえてきてしまっていたのでした。
やはり、気のせいなのかもしれない。。
今回のお遍路でもまた、沢山ブヒブヒ言われるのかもしれないという恐怖心をそこに置いていくことが出来た気がします。

納経所へ行き、重ね印で納経していただき、縁起の良いお箸を購入♪
三鈷の松葉のお守りが売っていました。このお寺にもあるのかな??と気になりつつ下山しました。
すると大きな松ぼっくりが落ちていてその大きさに驚き、なにか違和感を感じて見てみると。。
三鈷の松葉がいっぱいありました!!

前回来た道を戻って宿へ向かいます。線路を渡っていくのですが、撮り鉄さんがいっぱいでした。
ふと目をやると確かに絵になりそうな感じでした。でも危うさも感じました、気をつけて欲しいですね。
前回も歩いた道ですが、湧き水や井戸が多くあることに気が付きます。昨日の電車で移住された男性から聞いたことで意識が出来たのだと思います。
この日は暑く感じる日でした。大きな荷物を預けた宿へ戻るのに街中を歩いていると、自転車に乗ったおじさんが、何も言わずにアイスを突き出してきました。
思わず固まっていると、またもや突き出してきたので。。「ありがとうございます」と言っていただきまました。
受け取るとすぐに行ってしまいました。

またもやお札を渡せなかった・・。

アイスだったのでその場所で早速いただきました。オレンジソースの入った美味しいアイスでした! ご馳走様です!
ここまでお腹が空いたような空いていないような・・食べていなかったので元気が出て、この先進むことができました。

本日の宿は雲辺寺の麓といった感じの場所にある小西旅館さんです。
普通に向かえば良いところ、前回気になっていた吊り橋を渡ってみたいとそちらの方向へ。
足元はスケスケのグレーチングで、なんとなく置いてあるだけで固定していないように見えます。
順調に渡っていたのですが、最後色々怖い点を考え始めたところ、急に恐怖を感じ始めてしまいました。

無心、無心になれ! 考えすぎるから怖くなるのかもしれない。。このあとは不思議と恐怖がなくなり、進むことができました。
前回も歩いた道を宿に向かって進みます。やはり、湧き水ポイントを見つける事が出来ました。
途中、写真を撮っている人がいたので、何を撮っているのかな?と気になり見てみると沢山の菜の花が咲いていました。
写真を撮っていた方から昨日、薬王寺の方に行ったら、海外のお遍路さんや観光客で賑わっていたと教えてもらいました。
コロナ禍を経てお遍路さんや観光客が戻って来ているんだと嬉しい気持ちになりました。
こんな寄り道をしていたら、足慣らしの日だったはずなのに5万5千歩ほどになっていました。。

さらに、小西旅館では朝食はあったのですが、夕食はありませんでした。
小西旅館さんで教えていただいた八番館へ向かいます。これが、、けっこう遠かった💦
ですが、素敵なお店でした。既に喫茶の時間となっていましたが、どうにか食事をとることも出来ほっと一息。

小西旅館さんは作家の林芙美子さんもお気に入りの宿で「花のいのちはみじかくて・・」の有名な書もありました。
温泉もあり、吉野川の穏やかな景色も見る事の出来る良い宿でした。
雲仙寺へも約10kmと近い場所でもあります。

明日はいよいよ雲辺寺です!

阿波池田駅横にある防災公園


全国の池田市・池田町のカエルさんが桜の下で宴会?!


朝日に照らされた吉野川


椿堂からの遍路道では線路を渡ってここに上がってきます


向いに箸蔵寺への歩き遍路道があります


登り始め


桜が美しい💗


ここから1.8km! 雲辺寺へも19kmで行く事が出来ます!!


遍路道の様子


大塔楼が見えて来ました


本当に大きくて美しい♪


点検中のロープウェイ!手を振り返してくれました🍀


山門が現れました


山門


大きなわらじが奉納されています!


山門をくぐると桜が迎えてくれました


大きな鳥居をくぐります


美しい景色


屋根のついた太鼓橋が現れます。手前に天狗さん!


二つ目の鳥居をくぐると階段が続きます!


階段を登りきると納経所の目の前に


ぼけ封じの観音様


般若心境の階段スタート!


まだまだ続きます💦


階段の途中に薬師堂


薬師堂からの景色


本堂


めちゃめちゃ広い境内


大師堂 桜が満開でした


宿に向かいます 撮り鉄さんたちが鉄待ち中


電車であった方が教えて下さったように井戸がありました


アイスのお接待!嬉しかったです♪


気になってた吊り橋が見えて来ました


近づいてきました


渡ります!


スケスケです


吊り橋からの景色


写真を撮っていた男性のまねで撮ってみました


また湧き水の水場がありました


宿に到着!


林芙美子さんの書や写真がありました


部屋からの景色


八番館で頂いたクリームソーダ💗

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歩き遍路 讃岐 2巡目 2023 プレリュード

2024年02月21日 | お遍路好き(涅槃・香川)
いよいよ、結願、満願への歩き遍路のスタートです!

飛行機で徳島へ行き、箸蔵寺へのあしがかりとなる阿波池田駅に向かいます。
いきなり飛行機で、荷物を上の棚に上げるのに手伝ってもらいました。
実は、荷物手伝って下さると言ってもらったのに一度断ってしまったのです。
それでも見かねて結局手伝ってくださいました。
反省です。ついつい自分独りでなんでもやってしまおうとしまうのが私の反省点の一つなのにまたもや・・。
バスの連絡も良く、徳島駅には11時頃に到着しました。
このまま電車で向かうのもよかったのですが、荷物を預けられたら、お昼でも食べようかと予定を変更しました。
調べると、駅ビルの地下にロッカーがある様でした。しかし・・杖は入るかな??

さすか!四国!!杖も入れられるロッカーがありました!

身軽になって、さて何を食べようかな♪
前回、教えてもらった徳島特有のお豆のお好み焼き!
前回行ったお店でも良かったのですが、他のお店を探してみました。
このような時に良く活用しているのが、グーグルマップです。
「ニュー白馬」さん!名前がなんとも昭和な感じがしましたが、駅からも近く、評判も良さそうだったので行ってみました。
これが!めちゃめちゃ美味しかった💗地元の方々も続々来店♪
正解のお店だったのかも。
焼いてもらえることは後で気がつきました。へたくそながら自分で頑張って焼いてみました。
G-mapの口コミに「マヨネーズが旨い」とあったのですが、本当に自家製らしく美味しかったです。
もっとつければ良かった( ´艸`)

また行きたいお店でした。
電車の時間までまだ時間があったので眉山へ行きましたが、残念ながらロープウェイは休止中。
お店は開いていたので、結願後の戻った時に買いたいものがあるかを見て歩きました。
駅へ向かう川沿いでは綺麗に植えられた花壇を見て、その川沿いでのんびりしました。(トップ写真)
のんびりするのは久しぶりです。
こんな時間を持てるのも幸せな事だななどと思いながら川面を見つめて過ごしました。

さて、電車で移動です!25駅、2時間ほどの電車旅♪出会いもありました。
隣に座った男性が話しかけてくれました。
この方は大阪から徳島に移住されてたのだそうです。
剣山に魅せられて何度か来るうちに縁があって、その麓に古民家を借りて住まれているそうです。
貞光の麻、綿づくりの話やその素材や天皇の衣服使われていることや、湧き水が多く山の上に住んでいても水に困らない、
ゆえに麓まで降りてこなくても村の行き来が出来る事など地域の魅力、特徴を色々教えてくださいました! 
移住を実現されて羨ましい限りです!!

おかげ様で、長い移動があっという間でした。

本日の宿は阿波池田駅の目の前のホテルイレブンさんです。
事務所ビルをリノベーションしたホテルらしく、とても広い間取りでした。
箸蔵寺へのバスをフロントで教えてもらい、安心したところで夕飯をいただきに商店街へ。
いきなりシャレた古民家カフェがありました。食事も出来るようだったので入ると、「予約?とか宿泊??」とのワードがお店の人から投げかけられ・・。
「予約していないのですが、食事は出来ますか?」と聞くと窓際のカウンター席を案内してくれました。
その後に、予約を入れていた方や宿泊の方がいらしていました。 

こちらのお店はジビエ料理のお店でした♪
あとは祖谷地方で作られる岩豆腐が名物の様でした。
イノシシ!昨年の愛媛のお遍路ではずっと悩まされたイノシシ様です!!
毒をもって毒を制すではないですが、早速注文♪ 揚げ出し豆腐が好物なので岩豆腐も頂きました♪♪それに地ビール!
どれも美味しかったです💗
お客さんは私一人になってしまいましたが、お店の人や仲間が集まって地域の活性について話しているようでした。
具体的な提案を話している様でした。 
この規模の街だと意見が通りやすいのかな? 
未来に向けて話し合っている姿がとても前向きで羨ましく感じました。

めちゃめちゃ美味しくて調子に乗って食べ過ぎました。。
明日から本番ですが、景気づけになったかな?良いお店でした。


羽田に向かいます!


菅笠は唐草模様の風呂敷に包んで運びました


時間があったので飛行機を見ながら朝食♪


鬼滅柄の飛行機が2機♪




本日の富士山 奥に見えるのは南アルプス?


本当に大きな吉野川


駅ビル地下の階段横にコインロッカー


杖も入るコインロッカー!


美味しいお好み焼きが頂けるニュー白馬


徳島特有の甘く煮た金時豆の入ったお好み焼き


上手く焼けるか?!


春を感じる眉山


電車で阿波池田へ


駅前にある元事務所ビルのホテルイレブン


広い客室


ホテルで蕎麦ぼうろを頂きました。美味しかった♪♪


ジビエレストランでイノシシいただきました!




結局お遍路から戻ると忙しい毎日が始まり、年を越してしまいました・・。
少しづつ香川と高野山のお遍路記録をUPしていきますのでお付き合いください♪
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ほぼ歩き遍路 88番札所㉗ 2017 結願

2019年01月30日 | お遍路好き(涅槃・香川)
88番札所 大窪寺

計画ではコミュニティバスで移動するつもりでしたが、バスが来るまでに時間あったので歩く事にしました。
途中から舗装していない遍路道があり、残り少ない遍路道をかみしめました。
この間にバスが通り過ぎてしまうかもしれないけどそれはそれで。。
のどかな道をこのお遍路で出会った人を思い出しながら歩きました。
しばらくして大きな道にでました。ここからはしばらく普通の道か。。すると梅ヶ畑というバス停を見つけました。
もう数分で来るようです。
歩けるけど乗ってまた遍路道がある様だからそこで降りてまた歩こうと考えました。
しかし。。もう行ってしまったのかな?と思うぐらい来ません。。
やっぱり、歩こうと思ったところにバスがやってきました。

もう少しのところでお遍路センターがあったんだと知ったり、そこからまたお遍路道に入れたのだと後で知りました。

最後の後悔(^^;)

槙川というバス停で降りて最後のお遍路道を歩きました。
その道はアスファルトで舗装されているみちでした。途中「十四丁石」とお遍路矢印があったので道を外れて行ってみることに。
少しだけ最後のお遍路道気分を味わい、どうも民家の庭先という感じがしたのでまたアスファルトの道に戻り進みました。
大きな仁王門が見えてきました。でも駐車場っぽいので違うのかな?と思いもう少し進むとそれらしい雰囲気の門がありました。
二天門でした。そこから境内へ。

本堂から拝みはじめました。すると

このお遍路で沢山の助けてくださった人々や出逢った人々の顔が走馬灯のように目に浮かんできました。
般若心境を唱える声が震えてきました。もう止まりません。
涙も流れてきました。。止まらない。。。
そばに観光の人もいて恥ずかしいけど止まらない。。。

感謝の涙。

あとは。。。
助けたことがあっても助けられたことは無い、優しくしたことがあっても優しくされたことは無いと
思っていた残念なバカな私を悔いてる涙。

ここまでの人生どれだけの人に助けられていたか気が付いた。
お遍路で一生分の優しさを受けた。

もう欲しがりません。

本当にありがとうございました!!

まさかここまで大泣きするとは。。想像できませんでした!

大師堂でも泣き続け、目を腫らしてしまったのでしばらく境内を歩きました。
順に回れば最後の結願となる大窪寺には杖を納める寶杖堂が大師堂て前にありました。
入る隙間が無いぐらいの杖が納められていました。
8月11日と春分の日にお焚き上げされるそうです。

いろいろな思いが詰まった杖を見ながら感慨深くなりました。
私も色々なブログを見てここに納めて帰りたいと思っていました。
寶杖堂の前に「納経所にお申し出でください」とあり、涙も落ち着いたので納経所へ

納経帳に御朱印を頂き杖の相談をすると
「もう使わないんですか?!」と納経所の方
「この杖はお大師様なんですよ!!」と畳み掛けるように。。
かなり語気が強く怒っているように感じました。

あのようにシンボル的に寶杖堂もあったので、そういうものかと思っていたこともあり、
私も納めて終わろうと思っていたので。。。
あ然としてしまって返す言葉も出ず。

「飛行機で帰るというならまだわかりますけど」とまた畳み掛けてきました。

やっと出た言葉が。。
「電車なんですけど神奈川まで乗り継ぎで帰る感じで。。」と私
あまり聞こえてなかったけど私が言い訳しているのは分かってくれたようで。。
「じゃここに置いていくんですね!」
「上の飾りと布は外して杖だけにして!」
「外の箱に入れておいて」とまた畳み掛けるように。。

もう優しさはいっぱいもらったからもう大丈夫って思ったからですかね。。
欲しがらないと言いましたがやっぱり優しくしてもらいたいです(^^;)

お支払いして、言われた場所に杖を納めました。
あの涙はどこへやら、現実にひき戻されました。。
でもいざ杖とお別れかと思うと文字通りの相棒が居なくなる感じがして淋しい気持ちにもなりました。


シンボル的に納められていますが、基本的にはお持ち帰りください♪


最後まで感動的ではありませんでしたが、それぐらいが丁度いいのでしょう。
大切な思い出は沢山です!!

満願の為に高野山奥の院へ!


出逢いを思い出しながら歩いた遍路道


車が突っ込んでる?!


枝ぶりも素敵な梅の花


最後の長閑な遍路道


遍路道の案内板(乙女峠は四国道なんですね)


コミュニティバスの梅ヶ畑の時刻表


槙川で降りて再び遍路道


十四丁石と遍路道の案内に導かれ


確かに遍路道らしい


天二門


印象的な山を背に本堂


手水舎の龍、笑っているように見える


境内の様子


シンボル的な寶杖堂


怒られつつ収めた杖(ここまで導いてくださりありがとうございました。)

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ほぼ歩き遍路 87番札所㉗ 2017

2019年01月29日 | お遍路好き(涅槃・香川)
87番札所 長尾寺

あと二つのお寺で88ヶ所一巡です。
なんか寂しい気持ちもあったり、いよいよという前向きな気持ちもあったりで出発しました。
また駅から琴電電車を利用してお寺の近くまで移動しました。
最後の方は細かく計画を立てられていなく、考え方も電車があるところは電車を利用してと
そんなに歩く事を考えていない計画でした。お遍路を始めると出来るだけ歩きたいと思うようになっていました。

しかしながら、この日は計画通りの電車を利用。
後から思うと昨日最後だった志度駅からスタートすれば良かったと思いました。
でも、この電車だからこその出会いもあり、今回はこれで良かったのだと思います。

昨日とは違うホームから出発です。
昨日はお城の石垣に見惚れていて気が付かなかったのですが、
駅のホームにBEER PUB STATIONなるものがあってそこにはキャラクターのことちゃんをデザインしたビールを売っていたりしました。

さすがに朝から、これからお参りするのに飲めないですね。。。また縁があったら飲んでみようかな?

電車に乗るとあるおばさまが話しかけてくださいました。
しばらく色々話しているとお接待といって袋にいっぱい飴をくださいました。
後になって、おばさんの喉を潤すために飴全部じゃなかったかな??と不安に。

少し病気を持っていられる方の様でした。
次のお寺でおばさまが健康に過ごせるようにお祈りしました。
こんな最後の日まで出会いがあるなんて。

お寺の山門の前にはいかにも古い感じの石塔を大切に囲っている場所がありました。
経幢(きょうどう)という写経を埋めた上にたてるものだそうです。
弘安という1284年のものだそうで重要文化財とのこと。
お寺の歴史を感じます。

境内は整然としていて分かりやすいお寺でした。
本堂の横には静御前が母の磯禅尼とともに得度した後、髪を埋めたと言われる塚がありました。

山門よこの大きな楠も印象的で香川の保存木とのことです。

いよいよ最後のお寺です!

山門を出ると69番札所観音寺で見かけた外国人のお遍路さんを見かけ。。。なんだかんだ同じペースなんだと思い、
そういえば、三角寺の先生はどうしたかな??などと今まで逢った人々の事を考えながら88番札所へと向かいました。


ちょっと寄りたかったBEER PUB STATION


電車の中で出会ったおばさまから頂いた沢山の飴


山門


経幢


境内の様子


静御膳剃髪塚


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ほぼ歩き遍路 86番札所㉖ 2017

2019年01月28日 | お遍路好き(涅槃・香川)
86番札所 志度寺

志度寺は五重塔のある雰囲気のあるお寺でした。
これまた勉強不足で見ることが出来なたかったのですが、このお寺には無染庭という枯山水がありました。
曲水式庭園というそうで7つの石と白砂で海女の玉取り伝説を表現しているとの事。

失敗です!見たかった。

仁王門の仁王像はあの運慶の作品で東大寺の習作だそうです。
仁王門、本堂、本尊は国の重要文化財。
閻魔堂は県の有形文化財と見ごたえのあるものがいっぱいあるお寺でした。

とても雰囲気の良いお寺でベンチでのんびり座っている地元の人らしい女性二人もいて
地域に愛されてるんだなと思ってそのお二人見ていると目があったので挨拶。
そしてなんとなく見られている気が。。。
ちょっと緊張して本堂と大師堂をお参りしているとそのお二人が近寄って来てました。

なんか間違ったお参りの仕方してたかな??

すると
「ごくろうさま」といって黄色い封筒を差し出しました。
その封筒には達筆な文字で「お気をつけて」とありました。
中には飴が入っていました。
まさかのお接待でした。合格だったのかな???

封筒の文字に元気をもらいました。

この近くに宿を考えていたのですが、身軽にをお遍路しようと高松市内に拠点の宿をとったので
一旦電車で高松に戻ります。

本堂から見た五重塔


本堂と大師堂


お心遣いありがとうございます♪


雰囲気の良い境内


街並みと五重塔




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