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邦画

2007年01月30日 | 時事
邦画収入、洋画を上回る 21年ぶり(共同通信) - goo ニュース

1月30日共同通信より引用。
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邦画はアニメ「ゲド戦記」が76億5000万円、
「LIMIT OF LOVE 海猿」が71億円の興収を上げるなど、
50億円を超える作品が6本と異例の当たり年。10億円を超えるヒット作も
計28本に上った。

興行成績の上位10作品は、いずれもテレビ局が製作・出資していた。
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こちらも興味深いです。
キネマ旬報06年度ベスト10 邦画1位「フラガール」(産経新聞) - goo ニュース

1月10日産経新聞より引用。
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映画専門誌「キネマ旬報」は9日、2006年度の映画ベスト10を発表した。
80回目となる今回は、女性監督や若い世代の作り手が高い評価を得たのが特徴。
邦画の1位は、炭鉱の町をハワイアンセンターで活性化させる実話を元にした
「フラガール」(李相日監督)、洋画の1位は太平洋戦争の激戦地、硫黄島での
死闘を題材にした「父親たちの星条旗」(クリント・イーストウッド監督)が
選ばれた。
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2006年は洋画よりも邦画が元気だったとか。
上位10位に入った映画はいずれもTV局が制作したというのも興味深いです。
映画とドラマ、両方作った映画もありましたし、何といっても自局で制作した
映画は宣伝しやすいですよね。
ちなみに、「ゲド戦記」も「LIMIT OF LOVE 海猿」も映画館まで
観に行ってます。ミーハーです。

同じ時事なら、厚労相発言よりもこちらのほうが明るい話題でいいですね


波紋

2007年01月30日 | 時事
「子どもは工業製品か」 厚労省前で女性団体抗議(共同通信) - goo ニュース

憤る女性議員、柳沢厚労相へ包囲網 身内からも批判(朝日新聞) - goo ニュース

1月30日付共同通信より引用。
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集会には約30人が参加。各団体からの参加者がリレートークで「女が機械なら、
子どもは工業製品か」「日本の女性差別史に残る問題発言だ」と次々に非難。
「『美しい国』をつくるため、さっさと女は子を産めよ」と安倍晋三首相の
キャッチフレーズをもじった替え歌も飛び出した。
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1月30日付朝日新聞より引用。
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民主・共産・社民の野党3党の女性議員16人が29日夕、共同で記者会見し、
柳沢氏の辞任を求めていく考えを強調した。直前に柳沢氏に辞任要求書を手渡した
が、男性議員も巻き込み、国会論戦を通じて責任を追及する考えだ。

 身内の自民党の女性議員からも批判の声が上がっている。

 野田聖子衆院議員は04年、不妊治療の経験をつづった著書「私は、産みたい」
を出版した。「言葉を大切にするというのは閣僚の大切な要素。軽率で不適切で、
大きな過ちだ。心得違いをされていたのだと思う」と不快感を示す。

 前少子化・男女共同参画担当相の猪口邦子衆院議員も「出産は命がけで尊い
こと。女性としては誰でも違和感を受けたのではないか。適切でない表現である
ことは明らかで、残念だ」と言う。
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柳澤厚労相の今回の発言は、謝罪すればいいという問題の発言ではありませんね。
所詮男性は女性をこの程度にしか見ていないのか、同じ人間として女性を認めて
いないのか、とそんなことばかり思わせます。
女性の国会議員に限らず、全女性から非難されても仕方ないでしょう。
辞任要求がなされても柳澤大臣に辞任の意向はなく、首相も擁護する発言を。
柳澤厚労相に限らず、そういった発想の男性は少なくないでしょうね。
だから女性は、仕事では必要以上にがんばらなくてはならないし、逆に仕事を
辞めざるを得ない状況にもなっています。
一度辞めてしまったら正社員としての再就職は難しく、故に賃金の安いパートに
ならざるを得ない方も多いのでは。

今年の春闘ではパート賃金の上昇も求めるようですが、ただのポーズではなく、
本気でやってほしいものですね。
女性も、男性と同じ人間です。別の星の生き物ではありません。