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医療ミス

2006年07月24日 | 時事
TVニュースを見ていたら、群馬大学附属病院で重い肝臓病の夫に生体肝移植した
女性が、その後の医療ミスにより下半身不随になってしまったとの衝撃的な
報道がありました。しかも昨年の話。(NHKより)
移植後、血液を固まりにくくする薬を誤って大量に投与されたのが原因だとか。
今まで生体肝移植でドナー(提供者)側に問題があったという報道はされたことが
ありません。
この報道を見て、今まで報道されなかっただけで、もしかして小さなミスは
あったのかもしれないと思ってしまいました。

健康であっても、身体にメスを入れること自体リスクを伴います。
おそらく医師を守るためと思われますが、病院側は隠すのではなく、速やかに
原因を追求して謝罪・補償を行なうことが大事なのではないでしょうか。
特に、今回の方は下半身不随という重い障害を一生負うことになります。

隠している医療ミスが大きければ大きいほど、隠す期間が長ければ長いほど、
それが明らかになった時に「信頼」は大きく崩れていきます。
「犯人探し」「処罰」ではなく、「再発防止」を目的に速やかに調査すべきでしょう。
人間ですから100%はありえません。その中でいかにミスを減らすか、最小限に
留めるかということにもっと重点を置いてもいいのではと思います。


ついでに同じ病院の別のミスも見つけてしまいました。
心臓の手術ミスだそうです・・・亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

心臓手術ミスで患者死亡 群馬大病院、県警捜査 (共同通信) - goo ニュース