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IT業界17年。60代になっても現役で頑張るおばちゃんがアレコレ綴ってるブログです。

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2022-08-07 18:23:47 | Movie
6月、WOWOWでダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドとしての最後の作品となった「NO TIME TO DIE(ノー・タイム・トゥ・ダイ)」初放送記念でダニエル・クレイグ祭りが行われました。

WOWOWの番組紹介の表紙です。

大げさじゃなく、WOWOW契約しててよかったぁー と心から思いました。
ブログの過去記事を読み返し、前回の007祭りが2018年だったことを知りました。
そっかあーあの時も「SPECTRE」初放送記念だったなぁと感慨深く思い出しました。

さて、ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド最後の作品である「NO TIME TO DIE」がどうだったか。
一言 素晴らしい です。
あれから何度も何度も見返していて、字幕、吹き替えメディアに落とし、今も隣のモニターに写しながらこれを書いています。
正直「あぁーもうダニエルのジェームズは見れないんだぁー・・・」とダニエルロス状態が続いています。

批判で始まったダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドですが、公開されると過去作品を上回る興行収入を叩き出し、2作目の慰めの報酬が公開される頃には「ボンドはもはや彼以外考えられない」と世界中の007ファンに言わしめるほどのシリーズとなりました。

彼の5作品すべてを見ての統括になりますが、ダニエル・クレイグは6代目ジェームズ・ボンドを担ったのではなく、これまでの過去作品とは別の次元の「ダニエル・クレイグの007」という世界観を5作品を通じて完結させたのだと改めて思いました。
勿論、007作品は今までも、そしてこれからも、世界中の映画ファンに愛され続けるシリーズであることに間違いはないのですが、彼を軸として作り上げられたこの5作品は、明らかに過去作とは一線を画しています。

一話完結的なコンセプトで作られてきたピアース・ブロスナンまでの007とは異なり、ダニエル作品は1作めである「カジノ・ロワイヤル」から一貫して一つのストーリーが深く静かに進行しています。
そしてそれは5作品すべてを見終えないと「あぁーそうだったのか」と納得しないという、いや違うな、納得させてくれてありがとう!!
と、言いたくなるほど見事なまでの緻密さで完結しています。

大勢出て来る派手で美しいボンドガール。
次々と出てくるボンドガールたちみんなとベッド・イン・・・みたいなボンドは存在せず、一人の女性を一途に愛し、不器用で、情に深いジェームズ・ボンドが傷を負いながらも任務をまっとうする姿に心打たれます。
NO TIME TO DIEを見終えてすぐ、カジノロワイヤルから一気見しないかん!!
と、いても立ってもいられなくなり、2週続けて5作品すべてを一気見してしまうほど、私はダニエル・クレイグの007に魅了されました。

何度も言いますが・・・・
あぁーもぉダニエル・クレイグのジェームズは作られないんだ・・・かなしぃーーーー。



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