ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

戦後生まれ

2009-09-15 23:50:56 | つぶやき
最近見ているドラマに「官僚たちの夏」がある。
戦後の復興からドラマは始まった。
フィクションであるから、創りも多いいのだろうけど、大まかな時代背景はよくわかる。

前回は、ちょうど私が生まれた、昭和40年の話。
最初のナレーションにドキッとした。
「戦争が終わって20年後の昭和40年は・・・」

戦争が終わって、日本の発展はものすごいスピードでやってきた。
私が生まれたときには、戦争は昔話になっていた。と思っていた。
しかし、20年と聞くとちょっと前の話ではないか。

今年44歳になる私。
20年前の24歳。
前夫と一緒に遊びまわっていた頃だ。
そんな昔話ではない。

確かに私が幼い頃、戦争体験者は回りにたくさんいた。
私の祖父も負傷兵として帰還している。
その祖父の弟は戦死している。
父や母だって、幼い時防空壕に非難している。
私が幼い時、そんな戦争の話を聞かされた。

近所のおじさんも、戦争で片腕をなくしていた。
街中の地下道には、負傷兵が缶を出して物乞いをしていた。
防空壕もいくつあり、遊び場になっていた。

沖縄が返還されたときのこともはっきり覚えている。
車が左側通行になるから、ヘッドランプをちょうせいしているとか、天気図に沖縄が入ったとか。

物が豊かな時代に生まれ、戦争は遠い昔の話だと思っていたが、私達は戦争とそう遠くない時代を歩んできている。
時代は変ろうとしているが、守っていかなくてはいけないものは何か、もう一度考えるときだと思う。

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