今回の旅行にはサプライズがあった。
大勧進のお坊さんに大勧進をご案内していただいた。
善光寺は無宗派のお寺。
今は善光寺の事務局が管理しているが、昔から守っていたのが天台宗の大勧進と浄土宗の大本願。
本堂周辺には沢山のお寺があるが、天台宗のお寺は「〇〇院」浄土宗のお寺は「〇〇坊」となっている。
本堂の万善堂の天井が光背の方斜光になっていた。
欄間の彫刻も表と裏で違った。
表は天女、裏が鳳凰だっと思う(笑)
護摩堂には、厄除け不動尊、藍染明王、元三大師の御尊像が並んでいる。
傍まで行って、じっくり見せていただいた。
お不動さん大好き。
ここのお不動さんは割とすらっとした顔をして、あまり怖い感じではない。
今回のサプライズもこのお不動さんの縁だと思っている。
元三大師とは、おみくじを考えた人。
日が良いのか、今日は3組の結婚式があるという。
紫雲閣の大広間もその準備が出来ていた。
仏前で上げる結婚式もいい。
一光三尊形式の阿弥陀如来が輝いていた。
この阿弥陀様は印の結び方が独特らしい。
お庭を見ながらのお茶会は毎週日曜日に開催されている。
「次はお茶会に来ようね」と同僚と話した。
大勧進をでて、仲見世を歩きながら仁王門へ。
ここには4体の仏像があった。
南面には仁王尊。
北面には三面大黒天と三宝荒神を安置。
いずれも高村光雲と米原雲海の作品。
身長が低くて、手が届かないから、上手に撮れなかったけど、三面だというのがわかるかしら?
あれ?どこかで見たようなお地蔵様。
「むじな地蔵」は白蓮坊の前にある。
あの「せんとくん」の制作者、薮内佐斗司 先生の作品。
せんとくんより早くからここにいるらしい。
むじなが可愛かった。
大本願でも可愛いお地蔵様を見つけた。
「ひとにぎり地蔵」
このお守りが1000円で売っている。
可愛かったから買った。
握ることによって、情緒不安時に落ち着きとやすらぎを得ることができる。
お土産を買って、小布施へ移動した。
時間はまだ10時半だった。
善光寺さんのまわりには、
宿坊など、たくさんのお寺さんがありましたが、
院と坊で、宗派の違いがあるのですね。
大勧進の萬善堂は、御開帳前に修理を終えて、
きれいになったと聞きました。
ニャンコさんの好きな、欄間の彫刻、見れてよかったですね。
お不動さま、一光三尊形式の阿弥陀如来さま、
間近でみれたのですね。
お不動さんの縁って、すごい。
お茶会は、裏千家の先生方がお抹茶をたててくれるそうです。次は是非、いただいて下さい。
確か、4月から10月までの毎週日曜日だった気がします。
仁王さまも、迫力がありますね。
あの身体になりたいものです。
三面大黒天と三宝荒神の青色は、蔵王様を思い出しました。
むじな地蔵は、「せんとくん」を作られた方の制作だったのですね。びっくり。
大本願の上人様は、代々皇室の流れをくむ方がなられているそうです。以前、上人様を拝見した時、不思議なオーラを感じました。
つづきは、小布施からでしょうか。
楽しみです。
とってもハンサムなお不動さんでした。
三面大黒天と三宝荒神ももっと見やすくすればいいのに。
もったいないです。
続きはお楽しみに