ひとり気ままに

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母との長野観光 その2

2022-08-05 20:00:00 | 旅行記

2020年6月16日(木)〜2020年6月19日(日)

 

6月18日(土)

集合が4時45分なので、4時に起きた。

周りの人も起きている様子。

のんきに準備してると「みなさんお揃いですよ。集合ください」と言われた。

時間は4時30分。時間聞き間違えたか?

善光寺についてわかった。

集合時間が早くなったことを。

すでに、お朝事のために内陣に入る列は本堂の裏まで繋がっていた。

宿坊に泊まっているからといって優先的に入れるわけではない。

日に日に並ぶ時間が早くなっていくという。

1時間ほど並んで本堂に入った。

内陣の一番後ろになってしまったが前立ち本尊の厨子がよく見える場所だった。

お朝事が始まり厨子が開く。

ものすごいパワーが放たれ、倒れてしまうかと思った。

お朝事は日の出の時間により日々始まる時間が変わる。

東側の窓から登る太陽の光が差し込む。

内陣の中にパワーが満ちていく感じがした。

 

お朝事のあとはお戒壇巡り。

ご本尊の下にある極楽の錠前を触ると、ご本尊と縁ができ極楽にいけるという。

真っ暗な中を歩き、錠前を見つける。

 

お朝事が終わって宿坊に戻り、朝食をいただく。

 

チェエクアウトは10時なので食後は再び善光寺に行った。

今回は共通券を購入した。

共通券ではお戒壇巡り、山門参拝、経蔵参拝、忠霊殿参拝が出来る。

母には私のお気に入りの山門に登ってもらいたい。

急な階段なので心配していたが、問題なく登ることができた。

天気が良くなくて遠くまでは見えなかったが、鳩文字の扁額を間近で見ることができた。

御朱印にも回向柱にも多くの人が並んでいた。

経蔵に行き輪蔵を1周まわす。

これで6771巻のお経を読んだことになる。

 

宿坊に戻ってチェックアウトし戸隠に向かう。

久々の運転。何度も戸隠に行っているが自分で運転して行ったことはない。

私の頭の中のルートはすでに善光寺渋滞で動いていなかった。

ルート変更しなくてはいけない。

同居人さんに相談し、少し遠回りだが混んでいないルートに変更した。

「山の中ね」という母。

伊豆の裏道とそう変わりがないと思う私。

 

無事に戸隠に到着。

さすがに奥社までは歩けないが杉並木を見せたかった。

でも母はちょっと疲れた様子。

次は戸隠神社の中社で参拝。

ここにきて思い出した。

善光寺で極楽浄土へのパスポート「御印文頂戴」するの忘れていた。

善光寺御開帳に合わせて戸隠神社宝光社で御印文頂戴が行われていた。

急遽宝光社に向かうが駐車場がいっぱいで、神社から少し離れたところに止める。

すでに疲れている母は「もういいよ、足が疲れた」というが、パスポートをもらってほしい。

「もう少し、もう少し」と言いながら御印文頂戴を受けた。

「善光寺で忘れてしまったから」というと。

「両方受けた方がいいですよ」と宮司さん。

 

疲れ切った母を乗せて、次に向かうは小布施。

どこかで「戸隠そば」でも食べようと思ったが、お昼時でどこもいっぱい。

小布施の「OBUSE 花屋」へ行った。

ここでも20分ほど待ったが、まあ仕方がない。

母にはちょっと量が多かったようだった。

やっぱりそばの方が良かったのだろうか。

 

小布施に来たのは「岩松院」で北斎の鳳凰を見てもらいたかった。

小布施駅から少し離れている。

そのためか、以前はそんなに人がいなかったのでゆっくりと鳳凰を見ることができた。

ところが行って驚き、多くの人が天井絵の説明を聞いていた。

最近、NTTのCMなどになっているのでそのためなのだろうか。

もちろん、善光寺御開帳の影響もある。

 

少し早いが本日宿泊の温泉に向かった。

湯田中渋温泉郷の安代温泉にある「ひなの宿 安楽荘」

小さな宿で部屋に温泉があり、食事も部屋食だ。

コロナを心配すると、こういう宿の方が安心である。

お食事も信州の食材を使っている。

他県から来た方には良いおもてなしである。

 

さすがに母は疲れたようで、早々に眠ってしまった。

色々見せたくて動き回ったが、楽しんでくれているのだろうか。

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