あるテレビ番組の話題がネットのニュースにあった。
離婚した女性芸能人達が独身の男性司会者とトークする番組。
離婚の理由はそれぞれだが「セックスレス」も原因だという。
たぶん、世の中の離婚経験者の「性格の不一致」などは、それに当たるのかもしれない。
司会者の男性はとても驚いていた。
「女性はそんなに性欲があるのですか?僕は無理です。性生活を交際相手に縛られたくない」
では、どこで性欲を発散させるのか質問すると、
「DVDでしょ」と答えたそうだ。
最近セックスレスの数値が出ているが、どこまで本当なのだろうか。
好きな人が出来たら、その人の子供を産みたい、育てたいと思うのは自然な事。
最近は、いろいろなことを考えて、その自然な思いがなくなっている。
いや、相手を本当に好きではないから子供を産めないのかもしれない。
では、生殖活動が低下してからのSEXとは。
それは「スキンシップ」である。
子供の時に、父親や母親、おじいちゃんやおばあちゃん、または兄弟と手をつないで安心した経験はないか。
また、ギュッと抱きしめられて自分が守られていることを確信したことはないか。
そう、ひとりではないんだという安心感がほしいのである。
だから、イクとかいかないとか早いとか遅いとかの話ではない。
ましてや、たたないとか濡れないとかの話でもない。
人のぬくもりが欲しいだけなのである。
決して性欲が強いわけではないと思う。
スキンシップがなくなると、突然の離婚の危機が訪れるかも。
「いつも仕事で疲れているから無理だよ」なんて言わない。
SEXだけがスキンシップではない。
いってきますやおはようのKISS
「子供がいるから無理」
いってきますの握手なんてどうだろう。
そしてたまには手をつないでのデート。
昔放映していたチャーミーグリーンの老夫婦のCMはだれでも憧れではなかったのだろうか。
自分たちの年齢がそこに近付いているのだから、今から始めてもおかしくはないだろう。
相手と長く楽しく過ごしたいのなら、スキンシップは大切なことだと思う。