ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

悲しみ

2011-03-16 21:33:11 | 地震
帰宅のための1時間歩く。

家に近づくにつれ、悲しくなり、涙を落としてしまった。

徒歩出勤2日め。
今日は1日課長に怒られた。
怒られてと言ってはいけない、指導を受けた。

それが片付いたのは18時半近く。
自分の職場に戻り、机上を片付け帰宅のメールを入れる。
「1時間掛けて帰ります」

「遅いから、帰るね」の返事。
「どうして5時に終わらないの?」
「こんなときに旅行に行くつもり」
いろいろな言葉が私の胸に引っかかる。

大きな地震のあった翌日は気持ちが落ち込む。
誰かと一緒にいればいいのだが、一人になると小さくなって殻に閉じこもる。
そして涙する。

原因はわかっている。
小学校の時に経験した、伊豆半島沖地震。
中学校の時に経験した、伊豆大島近海地震。

当時、鍵っ子だった私。
地震が来ても、自分の身は自分で守らなくてはいけなかった。
「大丈夫」と強く抱きしめてくれる人がいなかった。
だから、余震がとても不安だった。

そのうち、動物的勘が敏感になったのか、「揺れる」と思うと地震が起きた。
子供の私は、「私が揺れると思うから、地震が起きるのだ」とひどく罪悪感を感じてしまった。

地震が来るとその記憶が甦る。
私にとっては、本震より余震のほうが怖い。

地震の翌日は、その怖さがいっぱいになって、気持ちが落ち込む。
もう、それはどうにもならない。
物事を悪いほうに、悪いほうに考えて、もうどうでも良くなってしまう。

早く気持ちを切り替えなくては。
そんなときは寝てしまうのが一番。

明日になれば、きっと元気になる。




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