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ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

歩くと発見する

2022-06-05 12:00:00 | 長野の不思議

2022年5月14日(土)〜2022年5月15日(日)

 

在宅勤務は通勤がなくて楽であるが、家から一歩もでないので、運動不足になる。

同居人さんは仕事の都合で4月頃からお弁当を持って出勤している。

そのため、休みの日は昼食の心配がないので自由な時間が増えた。

久々にお買い物ついでにグルグルと散歩した。

木留神社は善光寺七名所の七社の一つ。

鳥居の前の道が旧北国街道である。

鉄道が引かれる前は、善光寺の参拝にはこの神社の前を通っていた。

ご祭神は八坂刀売命

樹齢500年の御神木は今は代替わりをしていた。

 

「観音寺(四万八千日観音)」は源頼朝の守仏の髻馬頭観音と政子持仏の厄除観音が祀られている。

ここも旧北国街道に面している。

源頼朝が善光寺後参拝の時、この辺りに宿泊した。

その時、夢に持仏が現れ、ここに留まりたいと行ったために寺を建てたという。

8月9日は観音菩薩の縁日であり、この日に参拝すると四万八千日参拝したのと同じ功徳があると言われる。

現在の本堂は1813年に建てられたもので、素晴らしい彫刻がなされている。

 

5月14日(土)

今更だが武田信玄について小・中学生向けの本を読んでみた。

やっぱり難しい。

登場人物が多すぎる。

5月15日(日)

善光寺で「篠ノ井大獅子奉納」を見てきた。

たまたま隣にいた方と話をした。

彼女はご主人が転勤族。

「長野って不思議ですよね」が合言葉になった。

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【2022年善光寺御開帳】 中日庭儀大法要 天台宗

2022-06-04 12:52:58 | 長野の不思議
2022年5月7日(土)
 
4月23日の浄土宗に続き、天台宗の「中日庭儀大法要」が執り行われた。
午前10時に大勧進を出発した行列は、今年はコロナの影響で人数を減らしての行列となった。
 
天台宗一山二十五院の住職が、回向柱の前で赤い傘の下に並ぶ中、大勧進の栢木特命住職が、輿に乗り入場する。
 
そして、回向柱の前で庭儀式が執り行われた。
邪気をはらうとされる五色の散華が青空に美しく撒かれ、極楽浄土とはこんなところなのだろうかと想像する。
続いて、本堂にて中日庭儀大法要が執り行われた。
いつもなら本堂回廊から参拝者に向けて散華が撒かれるが、今回は参拝者が密にならないよう本堂に散華は撒かれた。
 
その後、山門の東側にある「釈迦堂」に移動し、釈迦堂においても法要が執り行われ、午後1時過ぎに大勧進に戻り、法要は終了した。
 
先日、大勧進の瀧口貫主が他界し、次の住職が任命されていないため、副住職の栢木特命住職が大導師を行った。
 
拾った散華を持っていたらNHKの方にインタビューされた。
「手に持っているのはなんですか?」
「散華です。」
「法要をみていかがでしたか?」
この質問の返答が的確でなかったのか、再び聞かれた。
「手に持っているのはなんですか?」
 
夕方の県内放送では私ともう一人の画像が流れた。
そして、夜の全国放送では私はカットされていた。
欲しい答えではなかったのだろう。
 
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【2022年善光寺御開帳】中日庭儀大法要(浄土宗)

2022-05-14 15:56:43 | 長野の不思議
2022年4月23日(土)
御開帳の期間中に浄土宗、天台宗、それぞれで行われる「中日庭儀大法要」
行列をしながら、外で法要を行う行事である。
4月23日は浄土宗で執り行われた。
いつもなら、稚児を先頭に総勢500人ほどの行列となる。
今回は、コロナの影響で人数を減らして200人ほどの行列となった。
一山の住職たちが並び、そのなかを大本願の鷹司誓玉大導師が回向柱の祭壇に向かい、法要が営まれる。
鷹司誓玉上人は1929年生まれの93歳。
元気なお姿に、自然と手を合わさずにはいられない。
散華が舞う法要後は、いつもならお稚児さんの「礼讃舞」が披露されるが、今回は中止となった。
ご住職たちの衣装は大変優美なものである。
頭の被り物は「水冠」と呼ばれる舟形の帽子である。
この帽子は浄土宗のみの衣装である。
鷹司副住職の鳳凰の刺繍が印象的だった。
次回の中日庭儀大法要は5月7日に天台宗が執り行う。
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【山】旭山

2022-04-29 21:28:20 | 長野の不思議
2022年4月17日(日)

天気の良い日曜日。
街中の桜は散ってしまったが、山の中腹ではまだ咲いていそうである。

善光寺の事を調べていると「旭山(朝日山)」は特別な山だったと感じた。
太陽が沈む方角の山。
極楽浄土の方角の山である。

標高785mの旭山は武田方の山城であった。
頂上は朝日山城跡となっており、近くに展望台がある。

旭山観音堂の先から行くルートがある。
ところが、Google Mapで検索すると、その手前から登って行くルートを示していた。


昨年通ったとき、この道は通行止めだったはず。
通行出来るようになったのだろうか?

長野駅から西に向かって歩き出す。
県庁通りを横切り、裾花川を渡る。
そして住宅地を登っていく。

「阿弥陀寺」周辺の桜はちょうど満開。


お花見をしながら歩く。


さて、問題の分かれ道。
どこにも立ち入り禁止の標識はない。
ここから展望台までは約10分と表示されていた。
曲がるとすぐに大きな穴。
「王塚古墳」と言うらしい。
明治ぐらいまでは口を開いてはいなかったようである。
中からは勾玉を始め色々なものが出土したようだ。


旭山にはこのような大きな石を使った古墳がたくさんあるらしい。
山自体が神聖な場所で墓地化していたのだろう。
この辺りが住みやすい場所で、昔から人が生活していた証である。

久しぶりにリボンを探しながら進む事になる。
そして、道が不鮮明になっていくことに気がついた。
傾斜がきつく、足を滑らしたら冗談ではすまされない。
ただ、頂上を目指しているのだから、上に上に進む。

人の声が聞こえて一安心。
出たところは展望台のフェンスの外。
展望台にいた人が「なぜそこから人?」と驚きの表情。

展望台からの眺めは善光寺平を一望出来る。


御開帳中の善光寺も良くわかる。


安心したので、おにぎりを食べてから移動する。


大きな岩がゴロゴロしている。
これはここがフォッサマグナで、海底だった証。
この岩を利用して古墳は造られている。



岩には、可愛い花が群生していた。


朝日山城跡
戦国時代にも重要な場所であったのだろう。
展望台からの眺めは戦いに必要そうである。




帰りは朝日山観音堂を経由して帰る。
桜が満開で美しい。


まっすぐ帰ろうと思ったが、善光寺に予定が出来て善光寺による事にした。
美しい景色を見ていると、疲れない。












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旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道

2021-10-29 02:16:12 | 長野の不思議

2021年10月9日(土)

 

今週もお出かけ。

安曇野市にある「旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道」

今回は潮神明宮から旧第二白坂トンネルまでの往復9.8km

歩きます。

ここは1988年に隣に新しいトンネルが出来たため廃線になたっところ。

 

潮神明宮から常念岳などを見ながら400m歩いたところにあるのが三五山トンネル。

このトンネルは時間になると閉まってしまう。

10月末までは19時に閉まる。

このトンネルは天井にモルタルが吹いてある。

先に進むとモルタルが剥がれてレンガが見えていた。

トンネルを出たところ。

線路は続くよどこまでも。

途中には踏切跡もある。

歩き始めてから3.2km

漆久保トンネルがある。

レンガ造りの素晴らしいトンネル。

トンネルの上から眺める。

この先には普寛・覚明像がある。

鼻が削られているのは、鉄道を弾くときの測量で邪魔だったからとか。

本当なのだろうか。

撮影にはいい雰囲気。

トンネルの天井が黒くなっているのは、機関車の時代のすすなのだろうか。

潮沢信号所付近

当時の写真

そして、今の写真。

同居人さんは廃線になる前にこの線路を利用していた。

「なんとなく覚えているな」と懐かしんでいた。

枯葉の道が気持ちよい。

折り返し地点の旧第二白坂トンネル。

トンネルの向こうから涼しい風が吹いていた。

 

落ち葉の下の敷石は当時のものなのだろうか。

日が沈むのが早くなってきた。

夕方の電車は太陽に向かって走っていたのだろう。

きのこが顔を出していた。

小さいおじさんが現れそうな世界。

ちっちゃなちっちゃなやまかがし。

かわいいけど、毒もある。

そしてゴールの潮神明宮。

のんびりのんびり歩いたから、往復3時間半。

落ち葉を踏みしめながら過去をのぞき見した感じ。

整備は地域の方々が行っている。

地域の人たちがこの場所を大切にしていることがわかる。

春には地域の方が植えた桜が咲くという。

またその頃に訪れてみたい。

今とはまた違う風景に出会えそうだ。

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