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ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

【本】 なぜ性の真実『セクシャルパワー』は封印され続けるのか

2015-07-05 21:13:33 | 本と雑誌

amazonで本を購入すると、同じ分野の本を次々と紹介してくれる。

おせっかい機能であるが、そこでぽちっとしてしまう私。

知られざる最強の創造エネルギー なぜ性の真実『セクシャルパワー』は封印され続けるのか(超☆きらきら)
夏目 祭子
ヒカルランド

あなたをエクスタシーの内に次元上昇させる「聖なる性の秘儀」

 

交わりがエネルギーの交流だということは感じていた。

しかし、世の中では交わりはいやらしいことであって、善と悪しかなければ悪だと思われている。

だから、性教育はされず「AVビデオ等ですでに教育されているからいいでしょう」と避けられている。

 

この本ではなぜ性が聖なるものから性を「恥ずかしいもの」に変えたのか。

そして性を「軽いもの」に変えたものは何か。

また、エネルギーからみた性や寂しがる心の手当。

最後にエネルギーを循環させる方法について書いてある。

 

太古の人々は交わりがエネルギーの交流だということを知っていた。

だから、権力のあるものが女性を囲い、女性のエネルギーを自分だけに活用した。

そして「宗教」という名のもとに、一般人にエネルギーを貯めさせないためSEXはよくないもの。

子供を作るための行為として布教した。

 

そして、バブルのころから始まった、女性に価値をつけるためのSEX。

それは、最近の援助交際にもつながっているという。

「心と体は別よ」

男にお嬢様扱いしてもらって、自分は良い女だと価値をつける。

これはマスメディアの戦略だと著者はいう。

 

交わりたくない相手とは交わってはいけない。

交わりたくない相手とは?と考えた時に、確かに手を繋ぎたいとも思えない相手はいる。

それは、汚いとか気持ち悪いとかでない。

エネルギーを交換したいと思わない。

 

自分を癒やすためだけの交わりは、パワーを落とすから辞めた方がいい。

それなら、マスターベーションで自分のパワーを回した方がよい。

心のない交わりは、相手や自分のパワーを減少させる。

 

読む前は、パワーを交換する交わりの方法が書いてある本かと思ったが、そうではなく、SEXの捉え方や世の中の危険についても書いてあり、交わることの意味も考えることになる本である。

交わることの意味を考えていたら、読んでみるとよい。

 

いい加減な交わりをしていると、本当の大切な人と出会うタイミングを逃す。

だから、援助交際や寂しさを紛らわすだけの交わりは避けなくてはいけない。

そして、最近はやりの不倫も同じ。

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【本】 陰陽和合の性愛術 タオが開くSEXの扉

2015-06-29 00:00:02 | 本と雑誌

最近考えていたことのヒントをくれた本。

陰陽和合の性愛術 タオが開くSEXの扉
マリリン 満月
講談社

「なぜSEXをするのか」これが私の疑問。

愛する人が出来れば、その人の子供を産みたいと思う。

そのためにはSEXをしなくてはいけない。

 

先日の調査でも、婚姻関係にある私と同年代の女性は56.8%が「この1か月以上セックスが行われていないセックスレス」に該当していた。

SEXは子作りのためのものなのか?

何か違う。

 

この本を読んで、私はSEXにそれを求めていたし、私の魂はそれを知っていた。と感じた。

タオとは、宇宙の根本原理を指している。

男は陽、女は陰。

それはひきつけあってまじりあえば、高いエクスタシーの中で新たな創造エネルギーを生み出して、お互いの体を癒し、宇宙と一体になる。

ただ吐き出すだけの、愛のないSEXでは得られないものである。

 

第2章からは実践が書いてあるが、ここからは実践したい人は読むとよい。

女は生理でエネルギーを放出している。

男は射精でエネルギーを放出している。

エネルギーを放出せずに、体内に回して溜める。

それをふたりで分けあっていく。

つまり、男は気持ち良くても放出するなって事。

それもどうだろう?と思う。

 

SEXで宇宙と一体になる事はできると私は信じている。

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【本】 パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ

2015-06-21 22:42:38 | 本と雑誌

新横浜で新幹線待ちをしている間に見つけた本。

パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ
岩本麻奈
ディスカヴァー・トゥエンティワン

帯に書いてある言葉にひかれた。

「不倫って言葉、訳せないわ だって、そもそも存在しないから」

フランス人にとってもっとも重要なのは、仕事でも家族でもお金でもなく、ただただ愛。

と著者は語っている。

そのため、愛は純粋であり相手が既婚であろうと、無かろうと関係ない。

だから「不倫」などという言葉は存在しない。

 

この本を読んでパリに行きたくなった。

生涯恋愛現役って素敵。

50歳になる私が、スケスケの下着など付けていたら「ばばあが気持ち悪い」って言われる日本。

ところがこの本には、

「歳をとったらより鮮やか色のランジェリーを身につけるものよ」

「香水しかつけないで寝るのは、マリリンの専売特許じゃないわ。フランス女性ではごく当たり前のことよ」

「フランスでよくいわれるアンチエイジングの三つのキーって知っているかい? バランスの良い食事、適度な運動、そしてベッド。睡眠のベッドじゃないよ。アムール、セックスだよ」

すべて、フランス人の言葉。

最後の言葉は70歳の男性。

フランス人のおおらかでストレートな感情は心地よい。

 

著者が朝食を食べながら流れてきたらラジオ。

内容はアンチエイジングの話し。

「アンチエイジングの要はアムール、そしてセックス。

頻度は50歳以上のフランス人は平均月9回セックスしますが、アンチエイジングの事を考えると月12回セックスをするのが理想的。

相手のいない、機会がない人はマスターベーションを推奨します。

特に男性の方、老化だけでなく前立腺の健康にもいいことなのです」

セックスレスの多い日本では考えられないことだが、恋をしている女性が美しいのは間違いはない。

 

70歳でも80歳でもましてや90歳でも素敵な相手が出来れば再婚するという。

日本では、結婚はせずひとりでいることを望む人が多くなっている。

そんなのさみしいと思う。

ひとりの時間も楽しいけど、大好きな人と一緒にいる時間はとても楽しい。

「愛する人と過ごした数時間、数日、もしくは数年を経験しない人は、幸福とはいかなるものであるかを知らない」スタンダール

 

日本の女とは、著者が谷崎潤一郎の「恋愛及び色情」を紹介していた。

「彼等は暗い中で、かすかなる声を聞き、衣の香りを嗅ぎ、髪の毛に触れ、なまめかしい肌さわりを手探りで感じ、しかも夜が明ければ何処かへ消えてしまうところのそれらのものを、女だと思っていたのだろう」

何だか悲しい文章。でも、そこには私もいる。

 

帯の裏側に元シャネル社のスーパーモデルの言葉。

「セクシャルな人と一緒にいたいのは、ベッドの上限定。センシュアルな人とは、世界のどの場所でも、ずっと一緒にいたいと思える人」

 

「生涯恋愛現役でいたい」そう思わせる本。

半分あきらめていた「人を好きになる」を、もっと素直に前向きに考えてもいいと教えられた感じ。

R45の本です。大人の女性は読んでください。

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【本】 ドット・コム・ラヴァーズ

2015-05-18 00:10:25 | 本と雑誌

雨の休日に読んだ本。

ドット・コム・ラヴァーズ―ネットで出会うアメリカの女と男 (中公新書)
吉原 真里
中央公論新社

英語が上達するのには外国人の彼を持つといい。

ベッドの中での英語は上達するわよ。

そんな会話をした後に目にした本だった。

 

別に、ベッドの中で英語の勉強をする話ではない。

2008年に出版された本なので今は違うかもしれないが、アメリカの恋愛事情について女性の大学教授が書いた本。

 

「オンライン・デーティング」とは、インターネットのサイトを使ってデート相手を探すことである。

アメリカでは主流になっているようで、新しい出会いを探すのに、ウェブ登録して自分の条件にあった相手を探す。

日本なら「出会い系」などと言われそうだが、合コンするより確実に自分の希望とする相手に出会えるという。

 

まずは登録して、自分のプロフィールを作り、どんな相手が良いのかを記載する。

自分で条件からよさそうな相手を選んで、まずはメールや電話でやり取りし、気に入ったら出会う。

 

著者は、何人もの男性と出会っている。

日本で「デートする」と言えば、恋愛の相手または恋愛関係になる相手と出かけることを言うが、英語の「date」は名詞の場合は日本語と同じであるが、動詞として使われると、具体的な意味は使う人によって違うようだ。

出会って、意気投合してその日のうちにベッドインすることもあれば、意気投合したが何かしっくりこない。

「ケミストリー」を感じないから、友達以上にはなれない。

などなど、色々なパターンが書かれていた。

 

初めはいろいろなことを話して、相手を知る。

そして「ケミストリー」が合えば、じっくり付き合ってみる。

ただ、彼女、彼氏という関係ではないから、もっと相性がいい人が見つかれば、それで終了。

 

何だかな~。と思いながらも、年齢が上がって出会いが少なくなったら、こんなシステムもいいのかもしれない。

事実、アメリカの35%はこのシステムで結婚相手を見つけているという。

 

私も、結婚相手が欲しいのではなくて、お互いを縛りつけない何でも話ができる異性が欲しいなとは思う。

そこに肉体関係があってもいいと思う。

まあ。この本を読んでいると、ゲイの友人は親切で良いと言っているが、私の周りにはゲイはいない(笑)

 

良い人と出会いたいと思うなら、やっぱり積極的に行動しなくてはいけないのだろう。

「出会いがなくて」は言いわけにはならないらしい。

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【本】 最後の恋 MEN'S

2015-03-15 14:21:44 | 本と雑誌
最後の恋 MEN’S―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)
朝井 リョウ,石田 衣良,荻原 浩,越谷 オサム,伊坂 幸太郎
新潮社

最後の恋に引き続き読んでみた。

今回は7名の男性作家が書いている。

僕の舟 伊坂幸太郎

3コデ5ドル 越谷オサム

水曜日の南階段はきれい 朝井リョウ

イルカの恋 石田衣良

桜に小禽 橋本紡

エンドロールは最後まで 萩原浩

七月の真っ青な空に 白石一文

 

一番衝撃だったのは「イルカに恋」だった。

石田さんは「池袋ウエストゲートパーク」の著者。

この作品も好きだった。

 

作者が男性だから、女性だからということはないが、こちらの本の方があっさりしている。

女性が主人公の作品ばかりであるが、本当の女性はこんなにあっさりしていないかなという感じ。

「エンドロールは最後まで」の主人公の上から目線や自分の本心を心の底に押し込もうとしているところは、自分を見ているようで痛かった。

「七月の真っ青な空に」の出来事も自分の開けたくない心を開けていくようで痛かった。

 

ただ「恋愛したいな」とは思わない本だった。

男性目線から見たらどうなのか。

 

まだ、姉妹本に「最後の恋 プレミアム」があるが、もう最後の恋は沢山かも。

なんとなく、この本「最後の恋 MEN'S」がそう思わせてくれた。

最後の恋 プレミアム―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)
阿川 佐和子,大島 真寿美,島本 理生,森 絵都,乃南 アサ,井上 荒野,村山 由佳
新潮社

 

 

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