自然、世の中、の不思議

この世の中には、人間に理解不能な事がとても多い、そんな事に興味を持って生活しています、一年に一度はアジアを歩き。

上海から 20

2007年02月27日 | 中国
ほぼ、全部の橋も渡り終え、小さな路地ものぞき、
3時半のバスに乗るようにバス停に向かう。
広場の手前からお土産屋が並ぶが、どこも覘かずに
路上に出された店を見る、古物が並べられたり
漢方の店が面白く、熊の手の乾燥した物は右と左では
値段が違うことを知った。
バス停には誰もいなかった、地面に線が書いてあり
並ぶようになっていた、我々を先頭に5~6人並んだ頃
地元の青年が少し離れた所で立っている、割り込みには
見えないし、なんだろうと思っていた、10人以上並んだ頃
お婆さんが青年に手を出した、何の躊躇いもなくお婆さんの
手にお金を渡した、そして我々の所まで来て同じように
手を出した、しかし、列の誰一人お金を出す人はいなかった。
そして、バスが来て乗り込もうとしたとき、青年が歩み寄り
一緒に乗ってしまったが、だれも文句は言わなかった。

上海体育館のバスステーションに着いて、
そこにいたバスの行き先が南翔だったので、
小籠包の発祥の地で食べたくて何も考えずに飛び乗ってしまった。
テレビで南翔の古猗園の隣に小籠包の有名な店があることを
見ていたので、車掌に古猗園と書いた紙を見せ、切符を買った。
一人6元、夕方の混雑した街を通り、暗くなった頃、車掌に
降りろといわれ、あわてて降りた。
古猗園の入り口に着いて写真を撮っていたら店の電気が消えた。
あわてて駆け寄り、入り口の戸を引いたら開いたので入った。
主人らしい人に小籠包と言ったら、しょうがねーなーといった
顔をしてそこに座っていろと言われた。
待っていると、従業員が出てきて何か用意を始めた。
一籠10個入っていて、食べ始めたら、従業員全員で夕ご飯を
食べ始めた、  一人一籠10元で、とても美味しかった。
食べ終わると、裏口から出ろと言われた。
外は暗闇に近かった。
バスはすでに無く、タクシーを拾うしか方法が無く
大通りに出て空車を待った。
何台めかに空車の電気がついていたので、前のほうに出て
手を上げたら止まってくれた。
ホテルの名刺を出したら頷いたので、私が助手席に乗り
友人が後ろに乗った。
走り始めてタクシーのへぼさと暗闇なのにすごいスピードに
恐怖心と助手席に乗ってしまった後悔で足を踏ん張っていて、
ホテルに着いたときはクタクタであった。
72元請求されて、75元払ったらお釣りをくれようとしたので
チップだと言ったらとても喜んで帰っていった。

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