ボルドーへ出発する前に、朝市が立つというので、行ってみることにした。
いろいろ興味深いものが出ていたが、2012年ドルドーニュでセブリーヌと一緒に傘を買ってきたそのメーカーの傘も出ていた。
安いがかさばるものは持って帰れない。
コンクの思い出の傘やさん↓
2012年の旅行記はボルドー以降の写真がアップできていないため、セブリーヌ夫妻と楽しかったピクニックと訪れたフランスの中で一番好きなコンクの写真をここに。↓(大きくなります)
あと、帽子好き?な私が気になったのは、パナマ帽。くるくると丸めて収納できるものまであるようだった。
気さくな店員さんがいろいろ説明してくれる。
でも昨日私は、別の帽子屋さんでベレー帽を買ったばかりだ。
頭の形を見て?サイズに合ったものをさっと出してくれるのは、今までにフランスでもスペインでも経験したことだ。
食料品も店ももちろん出ていて、なんと!!日本人男性がおにぎりなどを販売していた。
列車の中で食べようと、おにぎりと稲荷ずしを買ってみた。
奥さんはフランス人女性だそうで、長くここサルラに住んでいると言っていた。
さて、そろそろ帰らなければ。
時間通りに駅まで送ってあげようとオーナーがやってきた。
オーナーにはこのときはじめてお目にかかった。
シニアの男性だったがとても親切で、重いスーツケースをひょいひょいと階下まで下ろしてくれた。
誰にでも送迎してくれるのかどうかはわからないが、列車で来ているからか結果的には到着時(オーナーの知り合いの女性が迎えに来てくれた)も出発の時も駅への送迎をしてくれ、本当に助かった。
そんな居心地のいいサルラを後にして、ボルドーへ向かう。
TERという列車で約二時間半だ。
さっき買ったおにぎりといなりずしをほおばりながら、サルラで生活を続けている日本人男性や昨日であった若い日本人女性のことを考えていた。
ボルドーで待っているのは、ガンツジュニアの奥さん、ローランスの両親だ。
もちろん会うのは初めて。
向こうは日本人は珍しいからすぐわかるかもしれないが、こっちはちゃんとわかるかなと少し不安はある。このようなことは初めてではないので、何とかなるか、どんな人たちだろうと思いながらボルドー到着までの時間を過ごした。