一夜明けて、今日も暖かく20度くらいパリでもあるようで、かなり例外的な気候だった。
奥さんはおすすめのランチの場所や、おすすめコースとして、改装された「サマリテーヌ」に行くといいなど、色々教えてくれた。
まず、朝から息子に頼まれたお土産を買っておこうとサッカーのオフィシャルショップへと向かった。メトロで一本で場所もすぐに見つかり、順調なスタートだった。
そこからバスでサマリテーヌへ向かおうと思ったところから、予定が狂い始めた。
バス停のある場所へと歩き出し、初めての通りを歩き、なかなかいいなと思いながら歩いていたが、どうやら間違って歩いていたようで、バス停の方向から離れてしまったようだ。
そこで方向を変えたのだが、バスは行ってしまった後だったこともあり、次のバス停を探し歩き続け、かなり時間もロスになり足も疲れてきた。
それでもと、歩き続けた結果、到着したのがエッフェル塔の近く、日本文化会館だった。ここも初訪問だったが、トイレを借りるとウオッシュレットがあり、まず驚いた。
もっと驚いたことがあった。おにぎりを買ってもいいなと思ってのぞいてみると、1個600円!! この高いおにぎりをフランス人が買うとは思えないし、日本人も買わないだろうし、(富裕層の観光客向け?)いったい誰が買うのだろうと思いながら、再びバス停を探し始めた。
案内所のおじさんに聞くと、変な冗談でからかわれつつ、教えてもらったのはいいが、どうやら橋の向こう側だとわかった。
この橋を渡るのも初めてだったので、まあそれもいいなと思いながら渡り、やっとのことでバス停を見つけたのだった。
メトロよりバスが安全だと思っていたのだが、このバスはセーヌに沿って観光コースを網羅しているため、かなりぎゅうぎゅう詰めだった。
ほとんど観光客で、イタリア人と思われる団体も乗ってきた。
サマリテーヌに近いバス停で降り、ランチを取るため、図書館マダムのおすすめの店を探した。パン屋である。
「この辺りはリーズナブルなランチのおすすめのお店がないが、このお店はわりといいので、よく利用する」と、マダムのおすすめであった。
人気店の様で、列を作っていた。
少し列に並び、サンドイッチ(写真はクロックムッシュ)とデザートと飲み物を頼み、中で食べることにした。
評判通り、なかなか美味しく、サービスもよかった。
パン屋でもご覧の通り、ケーキも↓