サンジャンドリュズに到着。14時過ぎだった。
フランソワ夫妻が、ホームまで迎えに来てくれていた。
日本と違って、駅のホームに入るのは、ノン・コントロールだ。(特別な警戒をのぞいては。一度北部のリールのTGVではコントロールがあった。国際列車発着駅は、少し厳しいところもある)
念願のバスク!!まずは駅の近くで休憩。
早速、バスク色の?カップが出てきた。
その後、街歩きをする。
バスクの名物もいろいろあるので、そう言うものを売っている食料品店をのぞいたり、ガトーバスクや、バスクのマカロンで有名なお菓子屋さんで、試しにここで食べる分を少し買ってみようということになった。
街歩きでは、絵画展のお店をのぞいたりもしたが、やはり何といっても海。
海岸を歩くことにした。
バスクの海岸沿いは大西洋に臨み、波が高いところはサーフィンのメッカらしいが、穏やかな海岸もある。
隣のビアリッツは高級リゾート地で有名で、別の日に行く予定らしい。
この町は、ルイ十四世が生まれた町として有名なので、ゆかりの建物を見学したり、教会にも入ってみた。
海沿いということで、教会には舟の模型?がつるされているところが多いようで、ここでそれを初めてみた。
夏は多くの観光客でにぎわうこの町なので、7・8月は避けたほうがいいというフランソワ夫妻のアドバイスもあり、この9月下旬という時期になったが、この日は夏を思わせるまだ暑さが少し感じられる日であった。
また休憩をして、フランソワの運転のレンタカーで、20分くらいでSarre(サール)の近くの宿に向かう。
もちろん彼らも初めてなので、途中で電話で確認をしながら、到着した。
バスクは山バスクと海バスクと呼ばれるところがあり、ここは
内陸部、山バスクで、天気も違い、雨上がりのようだった。
なかなかいい感じの宿で、フランソワ夫妻は「どっちの部屋がいい?」と聞いたが、どちらでもよかったが、静かで清潔な宿だった。
ここで二泊する予定。
今夜は、レストランへ行って食事をすることになっているので、宿からまた車で少し走ったところの サールという小さな町?村?で、いいレストランを見つけてくれた。
この辺りでは高級なほうだと思うが、コストパフォーマンスはなかなかよさそうだ。
いかにもバスクという内装もよかったし、もちろんバスクの名物料理も食べられる。
何より、みせのひとがふれんどりーで、サービスもとてもよかった。これは大事なことである。
ガトーバスクの盛り合わせ↓
バスク色のお皿にイルフロッタン↓
この時、デザートでいつものように私は好物の「イルフロッタン」を頼んだが、カロリーを気にしているフランソワーズが頼んだのは、シャンパンのグラスにシャンパンを入れたデザート。↓
これを運んでくる仕草が面白かった(よくこぼさないなとひやひやするほどのパフォーマンス)。私たちがそれを見て喜ぶので、運んでくる女の子もにこにこしていた。仲良くなったので折り紙をプレゼントした。
本当にバスクの一泊目の夜はこのレストランのおかげで、楽しくふけていった。