フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

束の間の喜びのあと、暗雲!?

2022-09-30 09:14:44 | 2022年の旅行はいかに?

昨夜遅く、マリーアンジュから、鍵の返却について、帰国前日は、マリーエメの家から荷物を預けている(予定で、この時点では、確認待ちだった)マルチーヌの家を経由して、小児科医のところに行くと、場所もそれぞれ知らせたら、「それならマルチーヌの家が、すごく近いから、取りに行くわ」と言ってくれ、これですべて宿泊が決まった。

と、安堵したのもつかの間、今朝起きると、マルチーヌから、「すべて可能よ。(つまり、スーツケースの保管と移動に関する①南仏へ行く時に預ける②南仏から帰ってきて立ち寄る③帰国する前に立ち寄るの3期間)」

あー、やったー!!!これで決まった。

と思いきや、続きがあった。

「今日隣人から聞いたばかりだけど、エレベーターの修理があるらしいのよ。10月末から11月初めの三週間、エレベーターが動かないらしい」!!!!!!

えー!!!!!!!

 

「セ・パ・ヴレ!!!」(まさか!!!)

あー、また頭を抱えることになった。

 

「もちろん、今は何も確定してないんだけど(修理の日程)」

とは書いてあったが、ここも確か5階だったので、エレベーターが動いていなければ、大きなスーツケースを持っていけない。

 

南仏から戻るその日の移動が大きなスーツケースを持ってになるので、タクシーで行けたとしても部屋までたどり着けないのではかなり難しい。

 

宿泊は出来るとして、スーツケースをどこかに置きたい。

絵描きのフランソワも、「ずっとパリにいるので、置きに来たらいいよ」と言ってくれているが、仕事から帰る18時半以降ということなので、南仏から戻ってすぐには無理ということだ。

 

マリーエメに聞いてみようか。

あれから返事がない図書館夫妻も、ちらっと頭をよぎる。

一度に二人に聞いてはいけないことはすでに学んでいる。

すぐに返事が来るだろうか・・・・

 

古い映画に出てくるようなエレベーターが好きな私だが、はっきり言ってフランスはエレベーター後進国であることが否めない。

 

フランスのマダムたちは1人暮らしでエレベーターなしのアパートに住んでいる人もいる。

たとえば、クリスチーヌのお母さん、80代後半である。以前お邪魔したとき、「スーツケースを持っても上り下りする」と、驚いたことを思い出す。

 

あのジャンルイさんのお母さんも90代で一人暮らし、エレベーターなしだ。

最近は買い物はジャンルイさんがまとめて届けるそうだが、毎日一回は郵便ポストを見に上り下りしていると言っていた。こちらも確か6階以上だった気がする。

 

しかし、もしかしたら、それがいつまでも一人で暮らせる体力の源なのかもしれない。

出発まで時間のない今、そんな悠長なことを言っていられない。

ただ、便利さになれている私にとって、重いスーツケースの移動は平坦な道でも辛いものがあるので、階段の上下は不可能なのだ。

 

果たして、解決策が見つかるだろうか・・・・

 

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ほぼ、出来上がってきた旅程

2022-09-29 09:25:45 | 2022年の旅行はいかに?

もう出発までほぼ1週間となり、パリの滞在について、決まっていないといけない。

が、実を言うと、現時点でほぼ確定で、まだ完全ではないということになる。

 

後半の南仏から戻ったパリでエリック夫妻が泊めてくれると言ってはいるが、前半も4泊、後半でも4泊はあまりにも先方の負担が大きいので、まずはマルチーヌに南仏から戻った後2泊のところを3泊にしてもらえるかどうか聞いたところ、「いいよ。いないときは鍵を渡すから」と言ってくれた。

あと3泊プラスして、計6泊をマルチーヌにしてもいいのだが、マリーアンジュも留守宅を貸してくれると言っていたことを思い出した。

当初、エレベーターなしの6階(日本式での6階)は無理だと考えていたのだが、スーツケースを持って行かないなら可能だと思ったのだ。

 

またマルチーヌやマリーアンジュのように留守宅を借りることにすれば、急遽図書館夫妻からいい返事があっても、対応ができるとも考えてのことだ。

 

そこでマリーアンジュに確約をいただくためにメールを送った。

その返事の前に、電話があったのは、ご主人の心臓の手術が終わったフランソワーズからだった。

 

手術は無事終わり、昨日からリハビリに移ったそうだ。

本人から、このことは先週メールが来て驚いた。フランスの医療技術のすばらしさをいつも感じさせられる。

そして、フランソワーズは、どこも悪くないので?「私を忘れないで」と言わんばかりに?

「リハビリをして来月後半にはそれも終わるので、会えるわよね。うちに来てね」と電話で言ってきたのだった。

もちろん大手術のあとのご主人のことを考え、家にお邪魔することはできない旨を伝えた。

そして今、彼らの娘のマリーアンジュの留守宅を借りる返事を待っていると伝えたら、俄然元気が出てきたようだ。

にこにこして、「カギは私たちも持っているから、心配ないわ。明後日彼女に会うから、話をするわ。だから週末にまた電話するから、待っていてね」と言った。

 

彼らに取って、娘の留守宅に私たちが泊まることは、大きなメリットだ。何の遠慮もなくやってきて一緒に過ごすことができるからだ。

 

というわけで、彼らの返事を週末まで待っての決定になる。

 

今日は、また嬉しいメールが飛び込んできた。

アヴィニョンのイザベル夫妻が、「マルセイユの友人にアヴィニョンまで車で送ってもらうなら、一緒に彼らもソワレをぜひ」と。

また「もし泊まるのであれば、お部屋はあるから彼女も泊まれると伝えて」とあったのだ。

 

アヴィニョン演劇祭のとき、数泊させてもらったのだが、立地もよくたくさんの部屋、しかも床冷房なるものも完備されている彼らの家には、他にも友人たちが泊まっていた。

 

おそらくそう言うことも多く、慣れているのだろうが、なんといっても私の友人に対してもこのような申し出があるのは、ありがたい限りである。

 

しかしこれについては、またフランス人特有のおおらかさに気を付けないといけない。

 

私たちは、夕食をいただいた後、クリスチーヌの家で一泊する予定で、イザベル夫妻の家では泊まらない。これは翌日イザベル夫妻が休暇の旅行に出かけることを考えての事だった。

出発の当日の朝まで来客があっても問題ないというのか。それとも変更があったのか。

どちらにしても、おおらかで親切すぎる彼らに、感謝でいっぱいになる。

 

もし、一泊できるのなら、わざわざクリスチーヌのところに寝るだけに行かなくても、翌日駅に近いイザベル宅からだと、ニームへの移動も簡単である。

これは、期待している?クリスチーヌには申し訳ないが、よく考えて確かめて返事をしようと思う。



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野宿の心配?はなくなった。

2022-09-20 09:52:31 | 2022年の旅行はいかに?

この緊急事態の後、まず最初にエリック図書館マダムにSOSを出したが、それに対する返事をもらった直後に、小児科医から帰国便の時間と、その前日宿泊させてもらう時に迎えに行こうかというメールがあった。

やっぱり、小児科医にまず頼むべきだったのか・・と少し思いもしたが、まあ、仕方がない。

なるようになるだろう。

 

到着日空港まで迎えに来てくれることになっていたアンジェルにも緊急事態を知らせ、「もしかしたら到着日から別のところに泊まるかもしれない。もちろんあなたに会う時間は別途設けたい」と送ったら、彼女からは「問題ないわ。そのほうがよりシンプルならそうしてもいいし、もしやっぱりうちに来るならいつでも待っているわ」と。これは私にとってはパーフェクトな返事と言える。

 

その後、また荷物の移動日を確認するべく、絵描きのフランソワに立ち寄る日程を送った。

そしてマルチーヌに万が一の時はパリの後半の滞在を2日間から延長できるかと尋ねるメールも送った。

 

そして、ブリジットにはことの顛末を話し、円滑に運ぶためにどのように書いたらいいのか、と助けを乞うメールを送ったのだった。

 

この数日後、ブリジットからの返事をもらう前にエリックから返事が届いた。

「前半でも後半でもどちらでもあなたたちの都合のいいほうを選んだらいいよ。そしてもし望むなら、両方でもいいよ」と。

 

これで一安心。とりあえず野宿の心配?はなくなった。

 

でもできればエリック夫妻の負担を軽減するためにも、別の方法を考えておきたいと思う。

 

そしてその翌日、ブリジットから「こんな感じでいいのではないかしら?」という見本のメールも来たので、それをもとに少し変えて、図書館夫妻に送った。

 

マルチーヌにも野宿の心配はなくなったと送ったのだが、まだ図書館夫妻からもマルチーヌからも返事がない。

 

いざとなれば、何とかなりそうに思えてきたので、このままもう少し待ってみようと思う。



そして、南仏のアルルのクリスチャンに、「何時ごろ到着すればいいか?」と確認をしたところ、「何時でもいいよ。僕は仕事だけど、ドリス(彼女)が来てくれて(私たちがクリスチャンの家を借りる間、このドリスの家にクリスチャンは行くそうだ)待っているから」と言ってきてくれた。

 

「クリスチャンは、心がいい」と言ったのは、この人を紹介してくれたアンリの奥さんのアニエスだったが、本当にそう言う人だ。こちらの思いをよく理解してくれている。いつも返事は早く、私たちのために去年から家を空けておくと言ってくれていた。去年、そして今年も春の滞在予定だったので、「いちごの苗をバルコニーに植えておくから食べて」と言ってくれ、とても楽しみにしていた。

それは幻になってしまったが、クリスチャンの心はしっかり受け止めている。

 

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困ったことになった!!ダブルブッキング?

2022-09-17 10:19:37 | 2022年の旅行はいかに?

オルリー空港の近くに住むフランソワーズ夫妻からの緊急事態の連絡を受けて、到着直後の南仏へ行くまでの滞在について、「緊急事態」というタイトルで、3組にメールをしたところ、翌日ほぼ時間差なく、まず図書館マダム、そしてエリックから 返事が来た。

いつもは図書館ムッシュとメールをやり取りしているのだが、それはマダムからだった。

「もちろん、いいわよ。ドゥニ(ご主人)はシノンの家の工事でいないけど、私は健康診断のためパリにいるから、到着日から受け入れるわ」と。

実はパリの家を訪問したことはあるが、滞在はシノンの別荘だけでパリの家では滞在の経験がない。

 

ありがたくすぐに返事を出そうと思っていたら、エリックから返事が来た。

「もちろんいいよ。到着からすぐ来たらいいよ。イザベル(奥さん)は14時には帰っているから。飛行機は何時につくの?」と。

 

どちらも南仏から戻った時の滞在については、いい返事をもらっていたのだが、日程確定には返事がなかったのだ。それに引き換えこの前半についての反応はどういうことなのか?

前半は時期が近い、そして緊急事態ということで受け入れを即答してくれたのか?

 

どちらかを選ばなければならない。困ったことになった。

慌ててもう1組のマリーエメに「もう滞在先が見つかったらいいよ。予定通り11月前半からよろしく」とメールをまず入れた。

こちらはその翌日「ごめんなさい。田舎の家から今戻ったところなの。でもよかったわ。うまくいったのなら。予定通り待っているわ」と。



南仏から戻った時の滞在については図書館ムッシュから「10月後半から11月前半にかけてパリに戻るよ。泊るところはあるのか」というメールをもらっていたのだが、その日程についてまだ決めていない4日間のうちで、あえる日があれば嬉しいと送った。これは先に言ったように、まだパリの家で泊まった経験がないから、少し控えめにお願いをしたのだった。

 

しかし、緊急メールへの奥さんの返事を受け取り、私たちは10月後半も決まっていないのだが、10月前半とどちらかいいか、と返事をすることにした。

 

エリックからは、南仏から戻った時、うちに泊まってくれるのは大歓迎だとメールがあったので、それには4日のうちの2日間をお願いできたらありがたいと送った時は返事がなく、この緊急メールへの返事になった。

そこで、エリック夫妻のところへ前半は泊まるのがいいのではないかと思ったが、一応後半も未定で、どちらがいいかと送ったのだ。

 

するとどちらからもそれには返事がないのだ。

さあ、困った。どちらかに決める必要がある。

時間差を置いて緊急メールを送っていればよかったと思っても後の祭り。

 

今のところ、このままエリックと図書館から返事がなければ、エリックに前半をお願いすることになり、図書館夫妻の申し出を断ることになってしまうだろう。

どちらかというと、親しさが強いエリックさんに断りを入れるほうがいいのかもしれないが、図書館ムッシュがいない間にお世話になるというのも複雑なので、やはりエリックのところがいいように思う。

空港から直行となった時、SIMカードの購入や使い方についても尋ねやすいということもある。

 

もし後半の4日間の滞在先が見つからなければ、HOTELにしようと思う。

 

とにかく、トレ・コンプリケ(とっても複雑な)状態になってしまった旅程作成だ。



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その朝、私はこんな夢を見た。

2022-09-12 08:49:31 | 2022年の旅行はいかに?

その朝、私はこんな夢を見た。

 

羽田空港に到着し、はっと気が付いた。なんと!!パスポートを忘れたことに気が付いたのだった。

早めに出たので、前泊のHOTELに戻ればある。(なぜか?)

HOTELまで大急ぎで向かい、パスポートを手にしてまた空港へ。

そこで再び、あっ!! 冬の衣類を入れるのを忘れていることに気づくも、家にはとても戻る時間はない。あーどうしよう。こんなことで他に忘れ物がまた発覚したら・・・と、心配になったところで目が覚めたのだった。

 

この夢をまだはっきり覚えているその夜、フランソワーズ夫妻から電話があった。

挨拶を交わし、仕事の休暇について話し終わり、「あと一ヶ月を切ったね、会えるまで」と

言おうとしたその時だった。

「実はフランソワが定期健診にひっかかり、心臓の手術をすることになったのよ。

手術後しばらくは車の運転もできないし、パリまで迎えにも行けないし、家に迎えることができなくなったの」

呆然としている私に「でもね、南仏から帰ってきたときには会いたいし、うちで迎えたいわ。それに前半のところもカトリーヌ(共通の友人でその家にも行ったこともあるし、今回も行くかもと思っていた)のところには泊めてもらえるから」と続けた。

 

とにかく頭と心の整理をして、「大丈夫なの?なにか症状があったの?」と聞いてみると

フランソワは「何もないんだよ。ただ健診の結果がよくなくて」

 

彼は2010年にバイパス手術をしており、昨年(2021年の夏)にはバカンス先のコルシカ島で体調が悪くなって、ドクターヘリでパリに救急搬送されたのち、カテーテルなどの処置をするために入院したと聞いていた。

 

3ヶ月ごとの健診で、今年の6月の結果でゴーサインが出たので、今年もコルシカ島へいき、9月にはスペイン、10月後半にはレ・ユニオン島へ行く予定を立てていた。

それなのに・・・・9月の健診の結果がよくなかったそうである。

 

もちろん、致し方がないことである。

何よりもフランソワの手術の成功とその後の経過がよいことを祈りたいと伝えた。

そして、「後半で会えなくてもまたの機会を待つよ」とも伝えたのだが、

フランソワーズは「いや後半はたぶん大丈夫だし、来てくれないのなら、パリまで会いに行き食事だけでも」と言ってくれた。

 

オルリー空港に家が近い彼らとは、2週間ほど前に私たちをオルリー空港へ送るための時間を確認してきたところだった。

 

フランソワーズは私たちの旅行に関して、コロナで何があるかわからないのでフレキシブルな旅程を組んでおくように」と言っていたので、万一に備え、シミュレーションは少しはしていた。

だから、フランソワーズ夫妻に何かがあった場合、オルリーへはパリからタクシーででも行ける。と思っていた。

 

でもその先は考えていなかった。つまり宿泊先をどうするかということだ。

さて、どうしたらいいものか・・・

正直に言うと、初日のパリのあと、3泊もパリ郊外のフランソワーズ夫妻のところにいると、パリで会う人の日程が後半にしか組めず、かなりタイトになるなあと思っていたので、

その分、パリでゆっくり自由な時間が増えるのは悪くないと思える。

 

さて、どこに滞在するべきなのか。

まず、マリーエメに連絡してみよう。

そして、まだ後半の日程の確約が取れていないエリック、図書館に、とりあえず、「緊急事態」ということで、連絡を入れた。

図書館は後半の時にはにパリにいると言っていたので、前半はパリにいない可能性が高く無理かもしれない。

 

もしかしたら小児科医は最後一泊だけなので、前半も都合によっては可能になるかもしれないが、まずは3組の返事を待ってみることにしよう。

 

前半なので1ヶ月近くあるとはいえ、やはり早く決めないと落ち着かない。

 

いい返事がなければ、もちろんHOTELやアパート滞在も視野に入れたい。

それはそれで、気持ちは楽である。

 

それにしても、その朝見た夢は、このアクシデントを暗示していたのかと、少しびっくりした。

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