フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

これも博愛の精神、アフリカの子供を養子に。

2024-09-21 09:31:42 | 来日の友人たち

ローランスは、実子のほかに養子縁組しているアフリカ系の兄妹がいる。今回は東京に住んでいるその兄を頼りに、アイルランドに住んでいる養女と一緒の初来日である。

 

 ジョエル(兄)ジェシカ(妹)も共に宿泊できたらということだったが、狭い我が家では、三人は無理かと、近くで探すことになった。コロナ後奈良の宿泊施設も様変わりし、適当な宿がなく、結局彼らは自分たちで京都の宿を探した。

 しかしそれではあんまりなので、夕食はうちで一緒にすることにした。

 

 奈良滞在の初日は東京からの移動日だったが、何しろ日本に住んでいるジョエルがいるので、問題なくわが家へ到着した。しかし、京都の宿に寄って来てからだったのですでに日が暮れかけていた。

 最寄り駅まで迎えに行き、そのまま夕食となった。

 

 この兄妹は大人しいが聡明であることはすぐにわかった。ジョエルはIT系の会社で働いているそうだ。

 確かジェシカもそうだったように記憶している。

 幼い時にアフリカからフランス(おそらく、ルアーブルであろう)に到着したときは、心細かっただろう。いろいろな困難もこの明るくて太っ腹なローランスの元なら大丈夫だったろうとだんだんわかってくるのだった。



 そう言えば、あのマルゴ(ブルターニュ在住)の娘さんの一人も、アフリカの男の子を養子にしたと聞いたことが思い出される。写真も送られてきて、マルゴの娘さんの家なら、幸せな人生が待っているだろうと思ったのだが、いまはどうしているだろうか。



 翌日は、京都を観光し、翌々日、奈良を案内する約束をして、ジョエルとジェシカは京都へ戻って行き、ローランスのわが家での初滞在が始まった。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿