昨夜は、ミシェール夫妻と最後の夕食をいただいた。
ヴァンセンヌには美味しいチーズ屋さんもあり、彼女が買ってきていたチーズ。確かくるみ入り?のブリー?かカマンベールだったように思う。
デザートはいつも買っていたパン屋で私が買ったエクレアとタルト。実は彼女、このパン屋さんの前を通った時「ケミカルだから」と言って敬遠していたのだが、昨夜近くで開いていたのはここだけだったので買うしかなかったのだ。ところが彼女も「美味しい!!」。(もちろんどこで買ったかは言わなかった、笑)
Jルイさんと最初にお茶したのもここだったし、Jルイさんは、「毎朝ここでパンを買ったらいいね」と言っていた。
ご主人は薬剤師で、もっと空港より所に薬局があって、そこに泊まることもあるそうだ。朝は早いのですれ違うことが多かったが、昨日は朝と夜一緒に食事ができた。
苦手なフォアグラだが、農家直々?というのか、そういうのはとても美味しい。あの独特の舌触りさえ、あまり気にならないくらいだ。
とは言え、好んでいただきたいとは思わないのだが、やはりフランスでは、シャンパンにフォアグラのアペリティフが一番のおもてなしで、これから始まり、その後テーブルへ移って、食事となる。
彼女のお母さんがトゥールーズに住んでいて、1ヶ月に1度は必ず行っているようだ。(このフォアグラもその近くの農家で購入しているそうです)
その時、いつも空港へタクシーで行くのだが、一度とても親切なタクシーの運転手にあたり、なまえを聞いておいて、それ以来指名されているようで、その人に予約をしてくれた。
普通なら1時間もかからないのだが、来た時ストライキの影響で時間がかかったこともあり、余裕をみて9時にお願いをした。
そして翌朝、Jルイさんも朝早く挨拶に来てくれたので、一緒に朝食をいただいた。お世話になった彼にもお礼を言った。
運転手さんはアジア系の人だった。確か、カンボジア人といったと思う。奥さんが見込んだだけあって、とても感じがよく信用できる人だった。
そういえば、2003年に初めて個人で来たときのタクシー運転手もカンボジア人で感じよかったことが思い出される。マリーエメも、アジア人は勤勉だから、問題ないと言っていた。
何と空港まではとても空いていて、30分もかからないくらいだった。しかも料金も40ユーロを切っていた。パリ市内―空港だと、均一料金だが、右岸だと50ユーロ、左岸だと55ユーロだから、やはり郊外で渋滞がなければ、場所によってはお得ということだ。
9時半くらいに着き、出発は13時10分なので、時間がありすぎるくらいだ。
珍しくゆっくりお店でも見て、お茶でも飲もうと思っていた。
しかし何を間違ったか、空港で早く手荷物コントロールのところへ行きすぎてしまったようで、ターミナル2のお店が多いところはもう過ぎてしまっていて、高価な免税店が並ぶところしか見られず、時間は持て余すし、本当に残念だった。
初めてのことだが、空港で見た回転ずしを食べてみた。これが日本のお寿司と思われたら、とちょっと思ってしまうけど、まあ空港店としたらこんなものなのかもしれない。
こんなにチーズが乗っている!!たこ焼きじゃない。下の写真はお寿司だ。フランス人はケチャップは嫌いで、マヨネーズが好きなんだそうで、マヨネーズも。そういえば、来日するフランス人はコンビニおにぎりでツナマヨが好きな人が多い。
そして、いろいろあった今回の大型ストライキ真っただ中のクリスマスのフランス滞在も友人たちのおかげで、終わってみれば何もトラブルもなく、終えることができた。
一番のトラブルは蕁麻疹だったかもしれない。
それも今後長期滞在をする折に忘れてはいけない薬のリストに、アレルギーの薬も入れなくてはいけないということを教えてくれたので、結果的にはいいだろう。