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Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

La Rafle(ラ・ラッフル)

2011-05-23 21:04:39 | 映画
以前にもこのブログに書きました、映画「La Rafle」のこと
日本ではいつ公開されるのかなぁ、と思っていたのですが、この夏の公開が決定しました。
TOHOシネマズシャンテです、日比谷です。あと新宿武蔵野館。で、全国順次公開だそうです。

本日、月刊誌「ふらんす」(フランス人の先生によると、フランス好きのオタク雑誌)6月号を買いました。そして対訳シナリオのコーナーの今月の紹介映画がこれでした。

以下、白水社発行雑誌「ふらんす」70ページからの引用です。

 ヴィシー政権の時代、フランス政府によってユダヤ人の一斉検挙が行われた。この隠されてきた実話を、生き残った人々の証言をもとに映画化した作品である。その事実の重さに観る者は心をゆさぶられるだろう。
 1942年、ナチス支配下のパリ。11歳のユダヤ人ジョーは、両親と姉とともに貧しいながらも幸福な生活を送っていた。だが、胸に黄色い星をつけることを義務付けられ、公共施設への立ち入りを禁止されるなど、ユダヤ人排斥の動きが目立ってきた。7月のある朝、ユダヤ人の一斉検挙が行われ、ジョーの一家を含め、1万3000人のユダヤ人が逮捕された。老若男女を問わず、15区の冬期競輪場に押し込まれ、5日もの間、水も食糧も供給されず監禁されたのだ。その中でユダヤ人医師シェインバウムが1人で数千人の患者を診ていた、そこに赤十字から看護婦アネットが派遣されてくる。競輪場から最終的に強制収容所へのユダヤ人の移送が始まり、子供たちと親は引き離される。ジョーは母親に生きぬくと約束し、収容所から脱走する。まもなくアネットは残りの子供たちの運命を知り、絶望するのだった。主人公ジョーはジョセフ・ヴァイスマンという実在の人物がモデルになっている。彼はこの事件で生き残った数少ない人物の一人である。女性監督ローズ・ボッシュの制作意図に賛同していたジャン・レノ、シルヴィー・テステュ、メラニー・ロランら有名俳優が出演している。



引用終わり。

ちなみに邦題は「黄色い星の子供たち」
日本語による公式サイトはまだできていないようです。
ジャン・レノは日本でもお馴染の俳優さんですね。シルヴィー・テステュは「エディット・ピアフ」でピアフの親友役を演じた女優さん。
メラニー・ロランは「オーケストラ」でヴァイオリニストを演じた方かな?

絶対絶対観るのだ。







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8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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全国?? (ままにゃん)
2011-05-25 00:57:32
ってことは平塚のシネプレックスなんかでも上映するのでしょうか?
実はね、去年の暮れ、平塚市勤労者共済会というのに加入したんですよ。
色々な施設で割引が利いて、その中にシネプレックスも入っているから、
もし、上映されるなら、是非観たいです。
まさか、平塚はショボイ(何が?)から飛ばされる、なんてことにはなりませんよね?
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シネプレックス (miauleuse)
2011-05-25 20:08:00
ままにゃんさん、こんばんは。
シネプレックス、私も3~4回行ったことがあります。まったくショボくないんですけど~~~(笑)
この「ラ・ラッフル」フランスでもヒットしたらしいし、ナチスのユダヤ人迫害というテーマは、日本人にも興味持てるものだし、日本でも認知度が高い、ジャン・レノが出演だし、きっと、全国の主だったシネコンプレックスで上映されるのではないか?と思います。

ラスカメンバーズカードでも、シネプレックスの割引きしてもらえるんですよね~~。
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一斉検挙 (toutelamusique)
2011-05-26 20:21:28
Rafle が一斉検挙なんですね。
この映画、よさそうですね。見たいです。
ところで。今日からフランス映画祭のチケット販売していますが、行かれますか?

オタク雑誌(笑)の6月号の野際陽子さんのエッセイが面白かったです。
そして、ユルスナールの「青の物語」を最近図書館で借りて読んだばかりだったので、特集記事があって驚きました。
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私は (miauleuse)
2011-05-28 20:39:50
toutelamusiqueさん

オタク雑誌のユルスナールの特集、昨日の電車の中で初めて目を通しました。
toutelamusiqueさんのコメントを読むまでは、スルーしていました(汗)
普段からこういう本を読んでいらっしゃるんですね。尊敬。

フランス映画祭は、行けるとしたら金曜日なのです。これから決めます、観に行くのかどうか。
だんだん規模が縮小されていてさみしいです。
私としては、初心に戻って、パシフィコ横浜でもっと大々的にやってもらいたいのですが。
多分、来日するゲストたちが「On préfère Tokyo」とかのたまわれちゃっているのでしょうかねぇ~~~(笑)
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ピアフ (toutelamusique)
2011-05-28 22:40:12
マリオン主演のエディットピアフ、ようやくTSUTAYAの旧作100円キャンペーンで借りて観ました。夫はTaxiもプロヴァンスの贈り物も観ているのですが、マリオンがピアフだと最初気づいてなかったです。
ユルスナールはたまたま借りたのですが、もちろん、日本語です!今日からは、「ハドリアヌス帝の回想」を読み始めました。いつか原文で読んでみたいです。
映画祭、横浜に戻して欲しいですね、ほんと。来月から横浜フランス月間なのに…
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すでに旧作! (miauleuse)
2011-05-30 20:51:08
toutelamusiqueさん、こんばんは。
あの映画、すでに旧作なのですね。
わたしも、Taxi観ました。
あの”ネェちゃん”が、なんとピアフを演じるようになったのね!と感無量でした。
私が知らないだけで、彼女は着実にキャリアを積んていたのですよね。

ヒルズでやるなら仕方ない・・・と思っていたのですが、有楽町のよみうりホール?でやるなら、パシフィコの方が全然よいと思います。
このままどんどん規模縮小なんていうのは悲しいですよね。

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Unknown (まこにゃん)
2011-06-07 16:40:14
私もフランス映画祭、縮小されたので行かなくなっちゃいました。

Rafleは日程が合わなくて見れません。悲しいです。向こうのスーパーとかでDVDの安売りにかかっていたので、機会があったら買おうかな・・と思っています。
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来年は・・・ (miauleuse)
2011-06-07 20:46:34
まこにゃんさん、こんばんは。

本当に、年々規模縮小なんですよね~~(涙)
来年はどうなるでしょう?

Rafle、フランスでは、もう廉価版で出ているのですね。ご覧になったら、感想をブログにアップお願いしますね。


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