Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

エルメスも

2009-02-23 20:12:31 | 映画
恨めしや~~~と、お腹だして寝ることがあるのです。



部屋干しした洗濯物のそばに寄り添ってこっちを見てるエルメスも恨めしそうです。

なんかもやってません?

洗濯物の水蒸気まで写るのか?このデジカメは!と驚いていたら、
なんか充電不足のトラブルだったようで、フル充電したら消えました(汗)


さて、アカデミー賞の外国語映画賞に「おくりびと」が選ばれました。
私は観ていませんが、きっとよい映画なのだろうと思います。
フランス映画をよく観るようになってからしばらくして「日本映画もよいものがたくさんあるよね」と思うようになりました。
ハリウッドの作品に慣れてしまうと、日本やフランスの映画の1カットの長さ、場面展開のスピードの遅さ、「で、結局何が言いたいわけ?」という鑑賞後の消化不良的後味に「だから邦画はだめなんだ」とか「フランス映画はこ難しい」などという感想を持つようです。

フランス映画だって、例えば「Taxi」シリーズのような、カーチェイスあり、爆破シーンありのものも数多くあります。ただただバカバカしくて笑える映画もあります。
しかし、静かに淡々と人の暮らし、生き方、人生を描く映画の多いこと。
そこには大どんでん返しはありませんが、登場人物1人1人の人間性、その生活が互いに絡み合って1つの哲学のようなものを紡ぎだしているのだと思うのです。
分かりやすい感動話しはないけれど、じわじわと、後から考えてみたくなるような作品を撮る監督さん。
映画館で観た後に、もう一度見たくなって、また何度も観たくなってDVDを買うこともよくあります。

ってなわけで、今観たいのが「Paris」セドリック・クラピッシュ監督作品。
この作品は多分この映画に感じが似ているのだと、観る前から感じています。
映画「Paris」もうすぐ公開終わっちゃうのよね~~~。行けたら行きたいものです。