
本日は、保護司会と学校の連携学習会を6限と放課後に行いました。
3限は1年生を対象に、放課後は教職員、保護者を対象に学習会を行いました。
一般の保護者の方には、あまりご存知ない場合もありますが、
保護司は、犯罪をした人の更生を助け、犯罪の予防に努め啓発活動を行う法務省から委託された地域の人たちです。
今回の学習会は、保護司会と更生保護女性会が学校とタイアップして行った「ペップトーク」の学習でした。
講師の先生に、平井純子(日本ペップトーク普及協会)さんに来てもらいました。
ペップトークは、もとは、スポーツ選手を励ますため、指導者やリーダーが、試合前に使う励ましの言葉です。
たとえば、平昌オリンピックスピードスケートで、「ぜったいメダルを取ってこい」ではなく、「みんなで最高のレースをして、今日は楽しんできなさい」が、監督からのペップトークです。
そのトークで、プレッシャーから解き放たれた選手の活躍で、結果として金メダルをとることができました。
これが、「ぜったい勝て」とかいう監督からのトークだったら、金メダルは取らなかったでしょう。
ペップトークの原則は・・・
*短い
*わかりやすい
*肯定的な言葉を使う
*魂をゆさぶる
*その気にさせる
言葉のチカラを学習できました。私自身も生徒に心に届く言葉を発して、元気づける際の大きな参考になりました。
ペップトークは、生徒同士の人間関係づくり、教員が生徒に話す言葉、また親がわが子に話す言葉かけなどに活用できます。