
中学生がよく学級の目標に使いたがるフレーズがあります。
それは「やるときは、やるクラス」です。
響きが良い言葉ですが、私は、この「やるときはやる」という行動規範に、あまり価値をみいだしません。
だって、やるときはやるなら、やらないときもあるからです。
ことわっておきますが、わたしはなにも、いつも真面目にガチになって、つねに真剣にものごとにとりくまなければならない、というつもりはありません。
しかし、なにかを身につけようと思うなら、やったり、やらなかったりでは、ぜったいに身につきません。
努力するということは、そんなものではありません。このことは三中の子にも伝えたい。
ですから、わたしは校長通信(三中教職員に週1回、校長の考えを示すため出しています)や三中HP「校長室からのメッセージ」のブログは・・・
たとえ水量は弱くても、絶えず水が流れるがごとく発行・更新すべきであると考えていますし、学級通信や学年通信を出す職員にも同じことを言います。
火のように、そのときの勢いで燃え立つように行動を起こしても、火はいつか燃え尽きます。
水が絶えず枯れることなく、適切な情報を発信し続ける。

以上のことは、私の持論です。
つねに、コツコツと継続して、努力を重ねる。
こんなフレーズがあります。
「人生をリハーサルだと思って生きている人がいるけど、残念ながら、本番なんだよね。」(アメリカの俳優ジョニー・デップ)
この言葉が鮮やかに、私のなかで色づきます。