いよいよ大腸ポリープを切除する日が近づいてきた。
本当はもっと早くやって頂きたかったのだけど、病院が大変混んでいるので六月になってしまった。
日帰りで取れる場合もあるそうだが、私の場合は一日入院となった。
入院するのは出産以来、、、ちょっと怖いような楽しみ(はないか)なようなだけど、入院するにあたりPCR検査を受けてくださいと言われた。
最近、世間ではあまり話題が出なくなったせいか、コロナはもう終わった気がしていたが、こういうのを聞くと、まだまだ健在なのだなと思う。
今もまだ入院中の面会はできないし、病院では必ず不織布のマスクをつけなければいけない。
この前、布製マスクをしていた女性が病院の入口で呼び止められて「不織布マスクに替えてください」と言われて、マスクを渡されていた。
さてPCR検査だが、唾液検査と聞いてホッとした。
鼻に綿棒ぐりぐりは痛そうなので、あれはやりたくなかった。
渡された試験管に自宅で唾液を取り、病院のコロナ専用の指定された場所へ持っていく。
出入り口は一般の出入り口とは違った場所にあり、そこにある箱に入れてくるように言われていた。
指定された場所の扉を開けると、誰もいないだろうと思っていたら、お二人の方が座っていらした。
コロナに罹ったかもしれない人は、ここへ通されるのだとわかったが、5類になったとはいえ、マスクやPCR検査もそうだが、厳重な隔離は変わっていないようだ。
それはそうと、もしPCR検査で陽性だったらどうなるのだろうと思う。
ポリープ切除は延期になるとか?それも困るが、陽性になったらなったで困るなぁ。
結果は明日わかるそうだ。
ところで大腸カメラを撮るきっかけを作ってくれた知人だが、先週から抗がん剤治療が始まった。
癌はきれいに切除できたが、念のために抗がん剤治療をするそうだ。
副作用が強めと聞いて、知人のことが気になっているが、まだ治療は始まったばかりなので連絡は控えている。体調が少しでも良ければいいなと思う。
こうして病を得ると、健康の有り難さが身に染みる。
大腸ポリープであってもそう思う。
ある本に書かれていた。
人間の数だけ、シナリオが用意されているそうだ。
病気になるシナリオもあれば、試験に合格したり失敗したりするシナリオ、結婚したり離婚したりするシナリオ。
さらには何歳まで生きるのかというシナリオもある。
どうしてこのようなシナリオを自分が選んだのかというと、それは書くまでもないが、そこから学ぶためであるが、この年齢でこのシナリオがオンするということまで決めて、私たちはこの世界にやって来たらしい。
ところが「どうして私はこんな失敗をしたのだろう」とか「病気が憎い」とか「私を騙した人間が憎い」などネガティブな受け取り方や後悔ばかりしていると、シナリオのスイッチはオンのまま、また同じような失敗をする人生が続いてしまうのだという。
逆に失敗した事実から何かを学び「失敗してよかったんだ」「騙されて感謝」と思ったとしたら、スイッチはオンからオフへ切り替わるのだとか。つまりそのシナリオは終了する。
とはいえ、とてもじゃないが、感謝どころかよかったなんて思えないということもよくある。むしろこっちの方が多いかもしれない。
そんな時は、こうやってジタバタしている自分でもいいんだと受け入れることができれば、「ジタバタしていることから学びを得る」というシナリオが新たに加わって、人生と身体が進化成長していくのだそうだ。
「これでいいのだー」
バカボンパパはすごい人だったんだと、あらためて思う今日この頃だ。。。