metch Happy days

クリスチャンで、韓国で神学を学んでいるめっちの毎日の成長をつづるブログ

夢を語る人々

2008-09-08 23:52:12 | 韓国ライフ
私の知っている人の中に「キムジョンイル牧師」という人がいる。
英語で書くと、有名な独裁者と同じ名前。
日本語で書いてもそうですね。
韓国語には、「お」という母音が二種類あり、有名な人とは微妙に発音が違うキムジョンイル牧師先生です。

この先生に私は一時期「組織神学」を習ってました。
学校で習う先生があまりにも難しく教えてくださるため、歯が立たず、週に一度、ダンキンドーナツで待ち合わせをして講義をしていただいていました。

色々な事情で交わりがしばらく無かったのですが、今日久しぶりに、じょんいる先生の「アジト」訪問。
アジト、と言っても別に怪しくないんですけど、先生はソウルで開拓教会をしていて、その教会の事務所的な休み場で、人々が来て聖書を学んだり祈ったりしています。

「めぐみ~ひさしぶり。いつから会ってないんだっけ?」
「そうですね。。。先生に教えてもらっていたけどその後、歌手のお兄さんと韓国全土を伝道旅行に旅立ってから時間が合わなくなって、講義してもらえなくなったんじゃないですか。」
「そうそう、そうだったね。」

思い起こすように先生は去年の旅行について考えているようでした。

この教会の人たちは、夢を語るのが大好きです。
今日も集まってきた人々は、
来年は日本を縦断して、ゴスペルコンサートしながら、九州から北海道まで行きたいね・・・
それから、ロシア、~スタンとつく国々。
それから、アフリカ。アフリカには知ってる牧師も何人もいるし。
トルコにも行って・・・
南米にも行って・・・
グリンランドにも行こう!

次々と夢を、口からでまかせ?

「おい、いつか飛行機買わなきゃいけないなこりゃ!」

そして、ふと、真顔になって、
「でもね、夢をこうやって語るってのは大事なことなんだよ。こうやって語ってることが実現するんだから。韓国縦断伝道旅行も最初は夢物語だったけど、やったし、あの頃カフェに座って話してたこと、こうやってみんなの休み場作って、語り合う場所だって出来たんだ。」

このアジト、とてもインテリアも気が利いていますが、なんと、「倉庫」だったという。

倉庫だった場所に壁紙、壁も作って、部屋を仕切って、トイレもつけて、祈祷室も完備。

夢を語る・・・か。
現実は厳しいこといっぱいだけど。
現実を見るから、切なる祈りも生まれるが、天の希望はいつも開いていて、私達はすでに勝利した道を歩いているということを、忘れないでいたい。

むやみやたらに夢を語っていたのは、
●50くらいの若々しい「じょんいる牧師」
●「ナンカス」=「僕は歌手」というニックネームの「ちょんぐんオッパ」30代後半
  彼も夢を語ってる内に最近CDを一枚リリースしました。
●とってもイケメンな、こちらはホントに有名歌手の「きむどひょんオッパ」30代後半
●次のアジトの主人候補の、思い込んだら一直線の「いむびょんそくオッパ」40歳

誰も知られない、ソウルのあるアジトで、世界を夢見ている、天国に属するいい年こいた…神の子供たちです。

輝く少年のひとみの光を持ったおじさんたち。
神様はきっととても愛しく、尊く思ってくださってるだろうな。
私も、現実からひと時目を離して…夢を描いてみよう。

ライズアップコリア

2008-09-08 01:52:36 | 韓国ライフ
ソウル市庁前には芝生の大きな広場があり、この場所を利用して、大規模な集会が様々もたれます。

オリンピック選手が役目を果たして帰国して、慰労の集会をもつときもここで。
テレビの生放送つきで行なわれました。
日本から解放された、日本でいうところの終戦記念日にもここでアリランをみんなで歌ったり。

この場所を利用してクリスチャンが集会を行なうこともまれではなく、今日は韓国のユースのために「ライズアップコリア」が行なわれました。
ソウルのどまんなかの芝生の広場で、「神様~あいしてます~」と叫ぶ若者の群れ。
外国から来ているホテルに宿泊のお客さんたちは、いったい何が起こったのかと思っていることでしょう。

私達は韓国を愛します。
国のために祈りましょう!

という呼びかけに、私は、以前とはまったく違う、新しい気持ちで、そして何よりも真実な気持ちで今、韓国のために祈っています。

そして、自分の国のために祈っています。

韓国も、日本からの祈りが必要な国であり、日本は韓国人のように、国のために祈る姿勢を学べます。

日本でも大阪で、ライズアップジャパンが行なわれます。
ライズアップジャパンの実行メンバーが、今日もソウルに来ていました。
壇上で、日本の委員が紹介され、日本のためにも祈ってもらえました。

韓国を傷つけた日本ですが、私個人的な感覚としては、ゆるされる感謝をだれよりも深く感じ、神様に感謝をし、また、韓国、日本そうほうのためにとりなしの祈りをする使命を明確に見させられる位置、世代、国籍、環境にいるということを感じます。

いろんなことを見させられる韓国生活、神様の導きの手を確かに感じながら、将来の働きに向かって、今日も韓国のために、日本のために、世界のために、私は祈りました。これからはもっともっと、神様の心をいただきながら、他の人にも分かち合い、一緒のマインドで祈って行きたいと思います。