metch Happy days

クリスチャンで、韓国で神学を学んでいるめっちの毎日の成長をつづるブログ

気付かされた苦々しい思い。

2008-09-03 23:26:46 | 神学校
神学校秋学期がスタートし、月から水まで修練会で祈祷院でお泊りして来ました。
色々なプログラムがあったのですが、足りなかったのは、礼拝かなぁ。。セミナー形式が多くて、学ぶよりも、礼拝をもっとささげたかったという気持ち。

良かったのは、祈祷会。

最近心がけているのは、どんな礼拝の場でも、誰がリードしていても、誰が一緒に礼拝をしていても、礼拝をたった一人でささげているのと同じ思い、もしくはプラスの作用で神様を礼拝すること・・・。

恥ずかしいことですが、礼拝の会堂にいると、入ってくる人が目にとまり想いがそれたり、リードしてくれている人の音楽性が疑問だったりと、様々な良くない思いにとらわれます。
そんなときは、自分を反省すると共に、さっさと想いをそらそうとする悪いサタンをやっつけるようにします。
どこでも誰とでも、神様を讃美する想いを奪われないように。

神学校でも、おんなじで。。。
一緒に学校生活をしてみると、神様を学ぶところなのに、一生懸命勉強しない人や、いつも人を批判する人とか、いろんなことが見えてきてしまうこともあるのですが、神様の前に礼拝を誠実にささげるというのはいつも、同じように、昨日よりも今日、もっと誠実にもっと愛をこめてしたいことです。


プログラムの中で、教授との出会いの時間というのがあって、学校に対して要求したいこととか提案を話して聞いていただく時間がありました。
ある伝道師さんが一番に手を挙げました。
私がある本を貸してあげてた伝道師さん。

「めぐみさんに本を借りてたんですけど、メモがたくさんしてあって、単語を調べて本を読んでいるのがわかって、非常な苦労をされてることが分かりました。このような外国から来た学生さんを皆で助けましょう!」(略)という提案でした。

ありがたいお言葉です。

いろんな人のほか様々な提案があったあと、教授先生が「めぐみさん、ひとことどんな風に助けたらいいかとか、なにかお言葉お願いします」って言われました。

私、日本語だと、マイクもってすらすら話すんだけど、韓国語だと緊張してしまって言葉が足りなくて、話した後後悔する事ばかりです。
この時は・・・私の仲良しでジョンホンって男の子がいるのですが、ジョンホンがいつも助けてくれて感謝だと言いました。
これは事実です。
ジョンホンは、私の隣に率先して座り、今の分かった?今の単語だいじょぶ?と逐一確認してくれる面倒見のいい友達で、とってもいい奴です。

だけど本当はクラスの多くの伝道師がみんなみんな私を助けてくれてるのに、ジョンホンだけが助けてくれてるように言ってしまって、後で本当に申し訳なくなりました。

それから、同じ教会から来てる男の子には悪かったなと思います。

それは、彼が本当に私を助けてくれなかったんですが、そのことを私自身が苦々しく思ってるということを感じるからなのです。
その子は、私よりも韓国人の自分の友人を優先して助けたり、必要な情報を私に教えてくれなかったり、一緒に帰っても、私を無き人のように、自分達の分かることだけを話しているので、正直非常に腹が立ち、一緒に帰ることすら苦痛に感じてきました・・・。
私の孤独を助長し、外国人がどれだけわけ分からない環境におかれ、勉強する事がしんどいのか、そして、情報が足りなくて困ってるのかをわからないのね…と心の中でかなり怒っていたのだと思います。

だけど、それは彼がわざとしてるというよりも、本当に私をどうやって助けたらいいのかわからないでしているのだということも、知っています。

私は、「ジョンホンが私を助けてくれる」という一言の中に、他の伝道師の方への感謝の言葉は忘れ、その男性に対しては「あんたは助けてくれなかったけど、他の教会から来てるジョンホンがその数倍助けてくれてるんだよ」という気持ちをこめたように感じて、恥ずかしく感じました。

日本語だったら、私はもっとたくさんの言葉を話すがゆえに、このような隠された気持ちが自分の目に表されることが無かったかもしれません。
言葉が足りないゆえに、あれも言えたのに言えなかった後悔、そして、短い言葉に隠された自分自身の苦々しい思いに気付いてしまいました。

こんな私を受け入れてくれるみんなに改めて感謝し、自分ではとても整理できないこの思いに神様が触れてくださるように祈ります。

一つになる共同体をこの秋学期、私自身の内から築けるように。
学校生活の課題です。