うお座

20日からうお座生まれがお誕生日を迎えている。日本の学校では、3月21日から31日までのおひつじ座の人たちを除けば、クラスで最も誕生日が遅い人たちの集団である。このことがこの星座生まれの人たちの人格形成に何らかの影響を与えている可能性がある。

守護星は海王星＝ネプチューンであり、夢想的であり、飛躍的な発想や行動が特徴となる。生き方に理論的な強度は乏しいが、感性が豊かで、自分が思った事に対しては頑なな人が多い。だから、早く自分の才能に気づき、それをうまく活かす環境をつくれれば素晴らしい仕事をするが、恵まれない環境に陥ると、精神的、物質的に破綻していく脆さがあるような気がする。

基本的に、女性星座であるため内向的で自己との対話を大事にし、水象星座であるため自分の好きな事に関しては柔軟でダイナミックな力を発揮する人が多い。しかし、自分の思い込みが強い分、周囲と客観的なコミュニケーションが取れていないことも多いので、人から「変わってる」といわれてしまうことが少なくないはず。

恋愛運は、男性の場合は女性に比べて繊細なため、自由に泳げる場所を与えてくれるかに座、さそり座の女性が幸運を呼び込んでくれる。反対に、ふたご座、てんびん座、みずがめ座といった風象星座の女性とはきっと「相互理解」が難しく、不毛な日々に陥りやすい。

女性の場合は、常に適応能力が高いので、本能的に合うと思えればきっと誰とでもうまくいく。ただ、うお座は本来「過去と将来の繁栄」の星なので、相手がおうし座、おとめ座、やぎ座といった地象星座の男性であれば、その大地に染み込み、多産な人生を送れる確率が高くなる。