くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

80歳の女性に声をかけられる

2016-07-24 23:01:09 | 日記
プールの後のお風呂場で、わたしが体を拭いていると声をかけてきた女性がいた。

今日はプール混んでいましたか?

…誰だっけ?…

そんなに混んでいませんでしたよ、コースに2人か3人くらいでしたから。

日曜日の午前中は空いているのよね、月曜日と土曜日の午前中は混むの。

わたし、平日昼間は来られないので…

お仕事されているの?

はい

仕事はできる年までした方がいいわよ、わたしは60まで勤めていたの、
首都高速道路で永田町の方まで行っていて、どうしても続けたかったら65までいていいと言われたけれど辞めてしまった。今考えるともったいなかったわね…

…誰だっけ?この人…

わたしね、6月に大腿骨を骨折してしまって…ほら、これ見て。

わっ、傷跡ですか?

そう、手術したの。だから、今はリハビリでまだプールには入れないから、お風呂だけに来てるのよー

…あー、思い出した、プールで泳いでいる人だ!なぜかプールから上がる時にわたしに、また来てねと言った人だ。

聞けば、今年の5月で80になり、午前中プールで泳いだ後は、家に帰って昼寝をするのが日課。先月骨折をしたら、役所からデイサービスへ行くように言われたが、スポーツクラブへ行くから行かないと断ったのだとか。

まさか、80歳とは思わなかった。目鼻立ちの整った美人さんで、髪も薄くないし、白髪も目立たないし、何しろ肌の色艶もよくて、シワが少ない。わたしの母より2歳ほどお姉さんだが、10も20も若く見える。

わたしは見た目は若く見えるけれど、中身はおばあさんなのよー

こんな風に、年を取れたらいいなぁと思った。うちのお母さん、どうしてあんな風になっちゃったのかな。そもそもは糖尿病や肥満がいけないのだけれど。
わたしは、糖尿病にも高血圧にも糖尿病性緑内障にも、そして認知症にもならないぞ!ぴんぴんコロリで死にたい。

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