くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

病気の友達

2016-03-22 19:44:05 | 病気の友達
J大学病院は、職場からなら20分もあれば着くのだけれど、自分の都合ばかりを優先させてなかなか足を運ばなかった。

一人で見舞う勇気がなくて、共通の友人としか来なかったけれど、看護師の友人から会いに行くなら早く行った方がいいと言われて、渋々。

病気の、寂しがり屋の友達が来て来てと言うのに、嫌々行った。

この間よりもまた一段と顔が小さくなり、腕は細くて肩幅も狭くなっていた。

1月の大雪から食べられず、ずっと点滴。喉が渇いて口に含む氷も、点滴も水分は全部足に回ってしまうのか浮腫みがひどい。

こんな毎日はもう嫌だよ、早く死にたいと何度も繰り返し言われた。変なこと言ってごめんねと弱々しい声で謝られた。

返す言葉が見つからなくて。泣くのを我慢するのが精一杯。何もしてあげられない。


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