泡沫の夏「第6話」

以下ネタバレしています。


いよいよCM撮影デビューの前夜、洛煕（ルオ・シー）は夏沫（シャーモー）の家を訪れ、彼女に明日の撮影の注意点を書き込んだ台本を渡します。
帰ろうとする洛煕の手を取り、すがるような目でみる夏沫に、ちょっと驚く洛煕ですが、
これを機にお互い本音を言い合うまでになって、ようやく二人の間の溝が埋まります。
これってつかの間のシアワセってことだよね！
リラックスした夏沫も
「あなたを傷つけた言葉をお酒にかえて飲み干したいの、いいでしょ？」
なんて、カワイイこと言うし、もうラブラブ～って雰囲気です。

でも、撮影の前夜にこの酒の量はどうよ？

なのに翌日のこの可愛さはどーよ？


さすが女優ね！やっぱり綺麗なバービィー。いや、夏沫だ。
それを辛そうに遠くから見つめる歐辰（オウ・チェン）も、西蒙（シーモン）に思わず問いかけます。
歐辰「西蒙、教えてくれ。…彼女から目をそらす方法を。」
西蒙「…私ですら彼女にクギ付けです。」


って！おい！シーモン！おまえもか？
やっぱ魔性のオンナだわ～！いや、そういう話しじゃないんですけどね。
つい、西蒙のポジションがいいので突っ込みたくなりました。（笑）
しかもこの会話は「本当の理由を知りたいんだ。」って悩んでる歐辰に対し、
「じゃ、私はコレで。」
って、一言で閉店ガラガラ～。（爆）
えーー？！こんなに悩んでる坊ちゃん残して行くんか！
…と、またしてもシリアスなシーンで爆笑。ツボがズレててすみません

こんな風に歐辰は、「違う！何かが違う！」とずっと暗い気持ちで悩んだ末、
とうとう後半では夏沫の過去を調べ、高校時代の彼女が自分の恋人だったことを知ってしまうんだけど、
ほら、西蒙もつめが甘過ぎだよ～！
"彼女にクギ付け"とか言ってる場合じゃないっての！
いやいや、そうじゃないけどよく考えれば歐辰ならその気になれば過去の二人の関係なんて容易く調べられるもんね。
ということで、今回は物語前半の佳境とも言うべき展開でした。


撮影は大成功し、虹欧（ホンオウ）化粧品も売れゆき好調。出演オファーも増え歌手デビューも果たした夏沫は金曲賞の新人賞も受賞し、スターになります。
そんなとき、自分と夏沫は過去恋人同士だったことを知ってしまった歐辰は、ショックのあまり怒り心頭！
二人が受賞の余韻に浸っている控え室に乗り込みます。

可愛さ余って憎さ100倍？
そりゃーあれだけ悩めば歐辰の性格からして怒るでしょう～


この事実を知った時の歐辰にはこっちも興奮！
すっかりハマってますね、私。（笑）

歐辰「なんでダマした！？…伊夏沫、君は俺のものだ！」
（チクソー！分ったよー！）
歐辰「記憶喪失を知っててダマしたのか？！」
夏沫「言う必要ないからよ。過去に終わったことだから。」
そこで蘇る夏沫との別れのシーン。頭に響く夏沫のキツい言葉。
歐辰「なぜ別れた？君に恨まれる事を何かしたのか？」
夏沫「…何もない。ただ好きじゃなくなったから別れたのよ。」
歐辰「俺は信じない！」
連れて行こうと夏沫の手をひっぱる歐辰とそれをまた引き戻す洛煕。
とうとう二人の全面対立勃発か！
ケンカをやめてぇ～♪二人を止めてー♪
さー困ったぞ～！！
でも、いちばん困ってるのは…


それをドアの外で聞いている西蒙です。
やっぱ"クギ付け"なんて言ってる場合じゃなかったよ～（笑）

ということで冒頭は夏沫と淑兒（シューアル）の結末に夏沫のブレない強さと優しい人となりが分って共感し、
最後は３人の結末にハラハラドキドキという第6話でした。

結局今回は洛煕のアツーイ想いに一本取られて負けた歐辰。
でも、辛いのは睨んだ涙目でよっ～く！伝わりました。
頑張れオウチェン！！
でもね、乙女心は「俺の女だ！」って言ってばかりじゃ掴めないのよ～（大きなお世話？）

しかし、忘れちゃいけないのは、こんな３人のバトルの裏で、ひっそりと悩む夏沫の弟・澄（チェン）の存在。
姉のデビューを一番喜び応援しているカワイイ弟クンですが。。。


澄「姉さんの声も聴こえなくなる…。」

えーーー！？
見ていて一番ホッとする癒し系美少年・クリス＠澄。
頬を伝う一筋の涙の演技は本当に美しかったです。
これでいっきに癒し系美少年から薄幸の美少年に格上げです。（なんで上がる？）

BSジャパン「泡沫の夏」


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