演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

2013年11月28日 23時00分05秒 | 演技

ラジオを聴いていたら
「ん」に心を込めないと
セリフに心がこもらないという説を
説いていた俳優がいた。

初耳だが
面白い説だと思う。

「死んでも」
「どんなことになっても」
「いい加減だから」

いいセリフがいくらでも。
でも、

「だめだ、君でなければ生きている価値がない。
それなのに、愛してると言う勇気は僕にはない。
好きだ。大好きだ」

臭いセリフには
「ん」はない。

「だからお前はだめなんじゃ」

あ、「ん」が。