MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

恩師の言葉

2001年11月09日 | 母校&恩師
先日、恩師のいる短期大学へ行ってきました。
何人かでお食事をして、おしゃべりしながら文学トーク。
ついでに卒論の始めのまえがきをみてもらいました。
すると恩師が

「この書き方はダメだよ。卒論だってちゃんとした論文だからね。ここだけ訂正したほうがいいよ」

と言われて、ショックを受けてしまいました。
しかし

「正直に意見を言ってくれるのは恩師だからだよ。
 指摘されることはとてもいいことなんだからさ」

と友人が言ってくれました。

「そっかぁ・・・」

恩師の言葉をすべて受け入れることはできないけれど、
一部自分の中で変更してみようと思いました。
人の意見ばかり気にしていて、自分の意見が見えてこない論文もどうかと思うけれど、
やはり第三者の意見はとても大切だと思いました。

はじめて書く卒業論文。
わからないことだらけですべてが初めて・・・
でも誰もが「初めて」だったはず。
目の前にいる恩師も、初めて論文を書いたときは
とまどったんだろうなと思いました。

卒業してもう何年もたつのに、
今もこうして文学のことを真面目に話せるのは
なんだか嬉しいし、辛口な言葉も
愛情に感じる今日この頃でした。

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