MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

息子との絵本タイムを復活させたい

2014年07月25日 | 我が子の読書
小2の息子が夏休みに入ったからか、イベントが増え、
毎日忙しく過ごしています。

今日は息子のことを少し綴りたいと思います。
最近文章を書いていないので、文章が変なところがありますが、ご理解宜しくお願いします。

息子が2年生になってから、寝る前の絵本タイムがグンと減りました。
理由は、2歳の娘の寝かしつけに時間がかかるからです。

息子に絵本を読もうとすると、娘が起きてきて大興奮!
お兄ちゃんにちょっかいを出したり、絵本を読んでいる私の上に乗っかってきたり、
とても絵本を読む環境ではありません・・・

最初は気にせず読んでいたものの、娘が夜更かしをするようになったため、
早く寝かせることを優先し、息子には寝る準備を一人でしてもらい、
娘が寝たころ、コソッと寝室に入ってきてもらうようにしました。

なので、夕食後に、息子との絵本タイムを作りたかったのですが、
この時も娘が邪魔をし

「○○くんだめ!!△△ちゃんがさきっ!!」

などと言ってギャンギャン泣いてくるので、不満そうな顔の息子に

「まだ2歳だからしょうがないの。我慢して。」

と言い、我慢してもらうことが増え、私はいつの間にか、
ワガママを言う娘の前で、ワガママをさらに言う息子にとても厳しくなり、
イヤイヤ期の娘のことは「仕方ない」と思うようになってしまいました。

一緒に絵本をよく読んでいたころはよかったのですが、冊数はどんどん減り、
誘っても一緒に読もうとしなくなってきたので、
もう一緒に絵本を読みたくないのだろうと思いこんでいました。

しかし、実際は読んでもらいたかったけれど、
素直に読んでと言えない環境の中で、
我慢を強いられることが増えてきた・・・

その結果、息子の不明不満が増え、汚い言葉やきつい発言が外に出るようになり、
親からさらに厳しく言われるようになり、学校でも風当たりが強くなり、(2)
息子の心が不安定になってきたのだと思います。

娘は2歳だからワガママを言ってもよくて、息子は小2だからダメだなんて、
今思うと、自分の発言はおかしいです。

親の都合で勝手に理想の子どもになれと言われているみたい・・・
小2なんて、まだまだ親に甘えたい時期なのに・・・

ここ数日、自分の息子への言動を深く反省しました。

きつい発言を息子にし続けてしまった事実はもう消えませんが、
息子の傷が少しでも癒えるよう、時間を取り戻すつもりで、
息子の甘えたい気持ちを受け入れていきたいと思います。

昨日一昨日と、久々に娘が寝た後に、息子へ絵本を読んだところ、
とても幸せそうな表情をしていました。

娘の体力が付き、なかなか早く寝てくれない中での、
息子との絵本タイムは難しいものがありますが、なんとか継続して続けたいです。

何かを頑張ったから絵本を読むのでなく、
何かを頑張っていなかったとしても、絵本は読んでいいと思いました。

絵本の読み聞かせは、親の愛情表現ですから、
条件なんていりませんよね?

しつけも大事ですが、本当に大切なものを見失っていました。

時間をかけてゆっくりと、息子の傷ついた心を癒していきたいと思います。

にほんブログ村 子育てブログ 子供への読み聞かせへ←少しでもブログ記事が参考になりましたら、ポチッとお願いしますにほんブログ村

【注】

(1)息子が小2になってから、汚い言葉や不平不満が増えてきた。
過去ログ 「息子と絵本を楽しめるのもあと少し?」 参照。

(2)過去ログ 「大人が好む、いい子でなくてもいい」 参照。

【今日(昨日)読んだ絵本】

★ 平岩美香 文・溝口イタル 絵 『しあわせのドクターイエロー』 交通新聞社、2013年。
「絵や文がやや幼稚に見えるが、、中身は小学生が読んでも面白い。電車好きな男の子に是非!」(154/200 絵本)

★ ひぐちみちこ 作・絵 『いいきもち』 こぐま社、2004年。
「寝る前、娘が時々リクエストしてくる。『かみさまからのおくりもの』の人が描いた絵本で、読むとほんわかした気持ちに。」(66/100 再読)

大塚勇三 再話・赤羽末吉 絵 『スーホの白い馬』 福音館書店、1967年。
「スーホと白馬の絵が胸を打つ。子ども達にはこんな絵を見てほしい。中高学年の読み聞かせにも是非。」(155/200 絵本)