MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

読み聞かせボラのイベント当日

2014年07月14日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
早いもので、読み聞かせボラのイベントが終わり、10日以上が経ちました。

このままだと記録を残しそびれてしまいそうなので、活字にしたいと思います。

年に1回やる、学校の読み聞かせボランティアのイベント時期が、
今年は夏休み前に決まり、1ヶ月ほど毎週練習を積んでいました。(1)

今回やったパネルシアターは、私達にとって初の試みで、
わからないところも多かったのですが、役割分担をし、(2)
息を合わせながら練習をしていきました。

おはなしを読む私と、紙人形を出してくれる人との呼吸を合わせることを、
とても大切にしました。
バタバタするのでなく、丁寧に作業することを心がけていたように思います。

本番前日にパネルシアターのセッティングをしたかったのですが、
学校側が前日にその会場(特別教室)を使うため、前日にセッティングができず、
当日の朝、朝早く会場に足を運び、みんなでセッティングをしました。

最初は当日の朝のセッティングの時間が、そんなに早い時間ではなかったのですが、
この時期、私が朝に体調を崩すことが多かったので、
メンバーに場合によっては朝早く行けないかもしれないことを話しました。

すると、それなら少し早めに集まろうということになり、
早めに集まってセッティングしたことが、余裕に繋がり、
本番前に少し練習をする余裕もできたので、バタバタしないですみました。

下の子が小さかったり、朝早すぎると我が子もまだ家にいたりと、
壁はいろいろあったのですが、当日の朝、早めに行けて本当に良かったです。
バタバタした状態で本番に入ると、うっかりが多くなる傾向にあるので・・・

本番は少しミスがありましたが、致命的なミスではなかったので、
「大丈夫。みんなうまくできたね!無事で来てよかったね!」
と、声を掛け合いました。

忙しい中、練習の時間を作り、準備をしてきたということだけでも、
メンバーにとっては大変なことだったのは、私もよくわかっていました。

下の子が小さい、働いている、病院に通院しているなど、
みんなそれぞれ忙しい中、時間を作って練習していたのです。

携帯電話のメールでも、CCでみんなにメールをし、
意見を出し合ってどうするかを決めてきました。

私は中心になって意見を言ったり、企画をするタイプですが、
いくらそれをしても、メンバーがついてきてくれなかったら、
読み聞かせボラのイベントはできません。

しかし、メンバーは前向きに参加し、意見もしてくれたので、とても助けられ、
「自分ばかりやっている」といった孤独感を、全く感じませんでした。

いい感じで役割分担ができており、メンバーひとりひとりのことを、
みんなが尊重していたので、本番もいい流れでやることができたと思います。

子ども達のリアクションは、その時はあまりよくわかりませんでしたが、
その日の放課後など、道を歩いている私に、子ども達が

「ありがとうございました!!」

と、声をかけてくれたり、私の顔を見ると嬉しそうにしてくれる子ども達がいたり、
他のメンバーからも、子ども達からお礼を言われたなどと連絡があったので、
子ども達も楽しい時間を過ごせたことがわかりました。

練習をしていて、わからないことなどが多かったので、注意点を書いた台本や
今回使ったお手製のポスターなどは処分せず、パネルシアターのアイテムの中に入れ、
次にやる人の何らかの参考になるようにしてみました。

今回よかったなぁと思った点は、

みんながいいものを作り上げたい!!

という気持ちが強かったことです。

最初はこの気持ちがそんなに強くなかったのですが、
練習を重ねていったら、だんだんきちんとやりたいと思う気持ちが強くなってきたので、
前向きな言葉をかけ、励まし合いながら練習をすることができました。

読み聞かせのイベント関係は、学校などでやる場合は
一人でやることが少ないので、チームワークが大切になってきます。

メンバーによっては考え方の温度差もあると思いますが、
自分の希望ばかりを通すのでなく、
みんなと話し合って、メンバーでうまくやることを目指した方が、
いい結果に繋がりやすいです。

注意点などがある場合は、言い方に気を付けて伝えると、
相手を否定するような伝え方になりません。
何かを押し付けたりすることは、絶対しないようにします。

一人で頑張ろうとするのでなく、みんなに声をかけながら、
一緒に決めていくのが、やっぱりいいなと思いました。

体調崩したりしてしまったりして、迷惑をかけてしまったけれど、
いろいろ助けてくれて、ありがとう!!

私の至らない部分をカバーしてくれた、ボラのメンバーに感謝です。

にほんブログ村 子育てブログ 子供への読み聞かせへ←ブログ記事が少しでも参考になりましたら、ポチッとお願いします♪
にほんブログ村


【注】

(1) 練習に関しては、過去ログ 「読み聞かせボラのイベント練習開始!」 「気持ちが一つに!読み聞かせボラのイベント練習」 「明日はいよいよ読み聞かせイベント本番」 参照。

(2) パネルシアターは一人でやることが多いが、学校の読み聞かせボラなどでは、何人かですることがある。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 森枝卓士 文・写真 『手で食べる?』 福音館書店、2005年(たくさんのふしぎ傑作集)。
「食事を未だに手で食べる癖がある息子に。導入のページが面白く、子どもの共感をそそる。」(148/200 絵本)

★ 森枝卓士 文・写真 『カレーライスがやってきた』 福音館書店、1992年(たくさんのふしぎ傑作集)。
「日本の子供はカレーライス好き。子どもの心をつかむ、カレーの歴史!自宅での読み聞かせにも。」(149/200 絵本)

M.H.エッツ 文&絵/ 石井桃子 訳 『森のおばけ オーリー』、岩波書店、1974年。
「『もりのなか』のようなタッチの絵で、漫画の様なコマ割り。白黒の世界がなんともいえません!」(150/200 絵本)