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ロンドンから徒然に

London Prepares

2011-08-16 | スポーツ
 暴動の件を心配するメールをたくさんいただきました。心配おかけしましたが、今のロンドンは平穏な状態を取り戻しています。

 この件に関しては各国の反応も様々だったみたいですが、ちょっと面白かった(と軽く言ってしまっていいものか)のは、ドイツの国会議員の発言。
 曰く、ロンドンでのオリンピック開催がこういった暴動によって不可能と思われる場合は、早い段階で開催地変更を考えた方がいい。ついてはドイツがその受け皿になる、とのこと。

 2006年のワールドカップ、今年の女子サッカーのワールドカップの開催という実績もその発言の自信を裏付けているのでしょう。
 でも1972年のオリンピックの際にテロの悲劇を生んだのはまさにドイツ(ミュンヘン)でした。いつの時代もこうしたビッグ・イベントでの警備は非常に困難なことに違いありません。

 いずれにしろロンドンは来年のオリンピックに向けて(万端かどうかはともかく)着々と進行中です。
 全てが2012年に焦点を合わせているんじゃないかと思えるくらい、街のあちこちが工事中で、特に地下鉄は週末になると工事のせいでたくさんの路線が止まってしまうほどです。

 さて肝心の競技に目を向けると、いよいよ本番までに1年を切って「London Prepares Series」と名付けられたイベントが続々と始まっており、各国からもたくさんの選手が乗り込んできています。

 先日の日曜日はRoad Cyclingが、London-Surrey間に本番と同じコースを組んで行われました。
 たまたまコースの近くを通りかかったもので少し覗いてみたのですが、やはり早い!



 そう言えば、午前中にレンタル自転車に乗って同コースをいたずらで走っている連中を見ましたが(すぐに止められていました)、確かにこれだけ車がシャットアウトされたコースを思い切り走ると気持ちいいでしょうね。

 最近このレンタル自転車も観光客にまで開放されるシステムが出来上がって人気上昇中ですが、他のヨーロッパの都市に比べるとまだまだロンドンの自転車道は整備されていません。
 オリンピックもいいですが、こちらにもちょっと力を入れてほしい気も。

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