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ロンドンから徒然に

ロシアの旧正月

2008-01-14 | 日常
 うちの近くにけっこう美味い台湾料理店があるのですが、先日ここで食事をしたら2月7日から一週間ほど休みになると言います。従業員が皆故郷に帰るのです。旧正月なんですね。
 そう言えば、中国の工場で商品を作る時も、旧正月は工場が機能しなくなるので、この時期の納品は注意しなければなりませんでした。

 この“旧正月”、実はロシアでもユリウス暦(the Julian calendar)に基づくものがあるらしく、今日はRussian Winter Festivalが開かれました。
 「トラファルガー広場が“赤の広場”に変身」という情報誌のコピーに惹かれて出かけてみました。いえ、そこに載っていたロシアの食べ物が美味そうだなと思ったのが本当の理由なんですが(笑)

 夕方広場に着くと、今朝からずっと晴れだった空から白い雪が。実はこれ人口の雪だったみたいで、トラファルガー広場だけに舞っています。
 名前を聞いても馴染みがないのですが、人気のロシア人ポップスターも出演するらしく、広場は人で溢れています。ロシア語の案内(何を言っているかさっぱり分かりません)が流れる度に大きな声援。ということは、ここに並んでいる人達は皆ロシア人?

 おなかを空かしていったのに入場制限が行われていて、広場の中に入るのを待つ長い列が続いています。これじゃいつになるか分からないと思って、堪え性のない僕は、遠目に民族衣装の踊りを見ながら戦線離脱です。