HOBNOBlog

ロンドンから徒然に

ホーンティド・ハウス

2008-01-05 | 日常
 昨日のブログにゆっくり眠れそうと書いたのに、実は全然眠れなくて、開き直って真夜中に仕事していました。
 このところずっと夜中にはナイチンゲールの澄み切った綺麗な声が聞こえてくるのです。サヨナキ鳥(小夜鳴き鳥)の異称があるこの鳥、僕のイメージでは春夏の早朝に鳴くイメージがあるのですが、こんな季節のこんな時間に鳴くのですね。あるいは僕の勘違いで全然違う鳥?それともこれも暖冬に関係しているのかな?(ヨーロッパとアフリカを移動する渡り鳥とも聞いたことがあるので)

 ナイチンゲールと言えば、“バークレー・スクェアのナイチンゲール”というジャズの名曲を連想される方も多いでしょう。その話でこのブログを完結すれば綺麗に括れるのですが(笑)さらに連想して次の話に行きます。

 バークレー・スクェアはロンドンの中でも最も高額な物件があることで有名です。もっとも殆ど市場に出ることもないので、更に高値になるのでしょうが。
有名人が住んでいた家も多く、No.48ではウィンストン・チャーチルが幼少期を過ごしています。
 ところがそのすぐ横の No.50 Berkeley Squareは最も幽霊のよく出るところとして有名なhaunted houseなのです。

 ロンドンはこの手の話が非常に多くて、幽霊が出る場所を記した案内地図なんてものが本屋でも売られています。具体的な名前が付けられていて、どんないたずらをするのかまで紹介があります。
 古い建物がそのまま残っていて、血生臭い話が伝えられている街ならではのことかもしれません。

 普段は人通りの多いところでも、夜になってふと気がつくとひとりきりで、時々ゾクッとしたりするのは、もしかして…..