英語・ダイエット・その他徒然なるままに

趣味の英語学習(TOEIC 970点)やダイエットの成功談など、色々書いていきます。

990点取ります

2014年12月22日 23時13分22秒 | 英語
もうね、20年もやってるんだし、いい加減このレベルに行かないとマズイでしょう。TOEICばかりが英語じゃあありませんが、TOEICごときで満点とれないような英語力なんて、何の意味もないじゃないですか。本当にいい加減、凡人レベルとは決別したい。もっともっと上の、本当にできる人達の世界に私も足を踏み入れたい!

ということで、次の目標は950点なんてセコいことは言わず、990点にします。来年中には達成します。

やるべきことはただ一つ。語彙の敏捷性を極限まで高めること。今の私に足りてないのは、それ。自分じゃ分かってるんです。まだまだまだまだ、英語を読むスピードが遅い。遅すぎる。だからニューTOEICでは時間が足りなくて焦って、読み間違いをしているんです。文法パートは二回続けて正答率100%なので、文法力は十分。まあ、文法問題の処理速度も遅いから、残りの時間が足りなくなるんですけどね。

日本語と同じ速度で英文を読めるようにする。まあ、そうじゃないと意味ないし。また良い報告ができるように、死ぬ気で頑張ります。

ちょっと前まではリスニング満点なんて想像もつかない領域でしたが、いざ達成してみると、嬉しかったのは1日2日くらいで、920点しか取れなかった悔しさの方がムクムクと頭をもたげて来ました。まだまだ全然力がないということです。神様がちょっとのご褒美とさらなる試練を両方くれたのでしょう(受験直後の感覚からすると、正直ここまで悪いとは思わなかった)。いや、リスニング満点だって、今後も維持できる保証なんてどこにもないし。

そろそろ本気でやらねば。まじで。20年やって900点台前半って、どんだけ才能ないねんって話(笑)。



痩せました

2014年12月21日 20時33分53秒 | ダイエット
このブログはダイエットのブログでもあるので、そちらの近況報告も。

このブログはそもそも5年前、半年で36Kg(97Kg -> 61Kg)の減量に成功したのをきっかけに開始したのですが、あれから少しずつリバウンドしたり痩せたりする年月を経て、特に去年1年では15Kgも太ってしまい、今年の7月時点で85Kgにまで戻ってしまっていました。

今回、さすがにマズイと7月の半ばにダイエットを始めて、現時点で68Kgまで戻すことに成功しました。最初の三ヶ月で15kg落とし、その後は二ヶ月で2Kgとゆっくりペースで減らしています。

今までにもちょっとした減量は度々やっているのですが、今回大きく違うのは、筋トレを取り入れたことです。色々と勉強していくうちに筋トレが非常に重要であること、また、有酸素運動はあまりよろしくないことを知って、今回は有酸素運動を一切やらずに食事制限と筋トレだけで肉体改造を進めています。無茶な食事制限はしていません。洋食を一切やめて和食オンリーにして、筋トレを少しばかりやっています。それだけです。

詳しいことはまた後日報告するとして、年の暮れに、英語とダイエットで二つの大きな成果を出すことができ、いい気分で一年を終えることができそうです。

継続は力なり。

もう少しリスニング練習のアドバイスを

2014年12月21日 15時47分27秒 | 英語
リスニングに関してやってきたことを具体的に述べましたので、今回は練習をする際の心構え的なことをお話ししたいと思います。

その前に、誤解がないように補足しておきたいのですが、少し前の記事で「この一年間はTOEICリスニング練習に特化した期間を作った」と書きましたが、前回の記事をご覧になって”ずっとやってるじゃん”と思われる方もいらっしゃると思います。これについては、一言でいうと「長い空白期間がある」のです。初めて900を超えたのが99年末だか2000年初頭くらいだったかと記憶していますが、その頃にすっかり腑抜けになってしまって、特に嫌いなリスニングに関してはほとんどやらないというモードに突入してしまいました。2, 3年前に少しやった時期はあるものの、今年の後半までずっとそのような状態が続いて、半年ほど前にTOEICテスト プラス・マガジンを使って再度やりだした、ということです。前回の記事でいえば、(4)と(5)の間に10年くらいの長い空白期間があるということです。ということは、この約10年の空白期間を差し引いて考えると、6,7年やればTOEIC 600点レベルの人でもリスニング満点レベルになる、ということなのでしょうか。もちろん、語彙力とか文法力も絡んできますので(空白の10年間もこの勉強はずっとやっていました)単純には言えませんが、大体の目安はそんな感じかもしれません。でも、世の中、もっともっと急速に上達する人も沢山いますよね。きっと私に関しては才能がないのと、ダラダラとやっているというのがあって、時間がかかっているのでしょう。まあ、仕事抱えた社会人だし、仕方ないです。この半年を除いて、あんまりTOEICに特化した練習はしてないし。

前置きが長くなりましたが、リスニング練習時の心構えということで。そうですねぇ、なかなかシンプルに説明するのは難しいのですが、私が一番大事だと思う事を一言でいうと、

音の聞き取りだけに過敏になってはダメ

という感じでしょうか。長々と書くのはしんどいし要点は過去の記事「音だけを追いかけてもダメ」に書いてあるのでそちらを見てほしいです。要するに、いくらリスニングとはいえ、結局はなじみのない語彙が理解の妨げになっていることが大半なので、それを丸ごと吸収する姿勢で取り組まないとダメ、ということです。ここで言う”語彙”とは、知らない単語や熟語はもちろんのこと、たとえ単語としては知っていても日本人には馴染みのない状況や用法で使われているケース、という意味です。えっ、こんな文脈でこんな単語を使うの!?この単語にこんな用法があるの!?というのが多く、そんなものはいくら耳をそばだてたところで認識できるわけがないのです。逆にいえば、ネイティブでも決して”音だけ”で語彙を判別しているのではなくて、”状況と密接に結びついた語彙の知識”を使って、何の単語が発音されたのかを識別していることも多いのです(英語の発音って、そもそもそんなにクリアなもんじゃない。ネイティブだって,音だけじゃ分からないケースも多々ある)。英語そのものを、それが話されたシチュエーションも加味しながら、総合的に俯瞰して吸収して下さい。音読が大事だと言う人は、結局この全体吸収の話をしているのです。

正しい音とリズムを知る

お次は音声面に特化した話です。上では”音だけじゃない”と書きましたが、音に関しても当然、我々日本人の英語の音に対するイメージとネイティブのそれとはやはり大きな違いがあるのです。”イメージ”という言葉が出てきましたが、例えばあなたは 'image' という単語をどのように発音しますか?”イメージ”という音を思い浮かべたあなた、アウトです。正解をカタカナで書くとしたら”イミッジ”です(米語・英語とか、細かい話は置いといて)。要するに我々日本人は本当の英語の音を知らないのです。 正しい音を知らずして、音を聞いて単語が識別できるはずがありません。そう考えると、特に初心者のうちは、何がなんでもスクリプト(字)を見ずに音だけを頑張って聞くという練習をしても意味が無いことがお分かり頂けると思います。スクリプトをみながら、”ああ、この単語はこういう発音をするんだー”という気づきと意識改革の経験を早く、沢山することが重要です。

そして、この練習のためには、ある程度容赦のないネイティブ向けの教材に触れる必要があります。上記の”英語全体を吸収する”ための練習では日本人向けに少々手加減された教材を使っても構いませんし、その方がストレスがなく続けられると思います。しかし、この音の意識改革のための練習に関しては、手加減されたものはダメです。この点で、前回書いたスポットアナウンスメントのCDは私にとって最適でした。いくらホンモノ英語といっても、映画やドラマは難易度が高過ぎて、強靭な精神力がある人でないと食らいついていけないと思いますし、そもそもTOEICが目標ならそこまでの教材を使う必要もありませんので、ホンモノ英語だけどアナウンス調の、発音自体は多少クリアなもの、が丁度いいのです。ニュースで眠くならない人はニュースでもいいと思います。私は最近、iPod touchにアプリを入れて"NHK World TV"を聞いています。この程度の英語ならほぼ100%聴き取れます(ちょっと易しすぎるかな)。ただスクリプトが無いので初心者の方には向かないかもしれません。ネットのニュースサイトには多少ありますけどね。要は、このレベルの英語でスクリプトが手に入るものを探せばいいと思います。まあ、TOEICのリスニングセクションの問題集を使うのも手っ取り早くていいかもしれませんね。特にTOEICを目標にするなら。あれも音声面ではまあ高難度の部類に入ると思います。発音はクリアですが、速度は他の教材と比べてもかなり速いほうです。ただし、本番のTOEICに近いものを選ぶ必要があります(TOEIC問題集を謳っておきながら、かけ離れたものもかなりある)。

固有名詞や、代名詞・前置詞などの機能語に注意

最後ですが、私が今までの練習において”聞き取れなかった箇所”をひたすらチェックしていく中で、どんな所にチェックが入ることが多いのかをざっと俯瞰してみたところ、特にTOEICの練習問題をやっている時には上記のような箇所が聞き取れないことが圧倒的に多いことが分かりました。固有名詞を固有名詞だと認識できずに”何だ何だ”と混乱することって、TOEICでは非常に多いんです。これはリーディングでもそうです。実感あるでしょ?これについてはもう、センテンス(1文)を構文解析する中で認識する能力を磨くしかないでしょう。構文解析力の問題です。

固有名詞以外では、代名詞とか前置詞などの機能語の類です。we, there, that (thisは聞き取りやすい), us, our, him, her, of, none, either(形容詞ですが), and, or(接続詞ですが)、こういうやつに蛍光ペンのマーカーが入ることがすごく多い。本当に笑っちゃうくらい多いんです。まあ、こういう機能語はそもそもはっきりと発音しませんからね(発音しなくても英文の構造上、文脈上、ネイティブには明らかなのです。はい、ここでも最初の話です)。こういうのは、”これらの語が弱く発音された時にどういう音になるのか”をしっかり認識しておくことと、やはり英文全体の構造と内容をみて判断できる力を養うことです。andなんて、"ん" だけになっちゃうことが多いですね。でも、英語のリズムを知っていれば and だと認識できるようになります。

長くなりましたが、これらの点を参考にして練習してください。私もこれ以上のノウハウは持ち合わせていません。


過去のリスニング学習の振り返り

2014年12月20日 21時08分28秒 | 英語
英語がしっかり聞こえるようになったという実感のようなものはまだまだ薄いのですけど、TOEICリスニング満点という、英語オタクとして初めて一つの具体的なタイトルを手にしたことは素直に喜びたいと思いますし、苦労の足跡を記録しておきたいというのもあります。ですので、今日の記事では、私のこれまでの英語学習の中でリスニング関連でやってきたことを時系列的にまとめてみようと思います。興味のある方は参考にして下さい。

英語学習を始めたのが1994~95年頃なのでかれこれ20年になりますが、その中で”英語を聞く事”に関して使った主な教材は以下です。

(1) 1000時間ヒアリングマラソン(ほとんどこなせず)
(2) NHKラジオ講座「やさしいビジネス英語」
(3) TOEIC TEST必須1200語(語研)
(4) AFNスポットアナウンスメントのCD(98年版)
(5) TOEIC Testプラス・マガジン

はい、たったこれだけです。これ以外にもAFN関連のニュースCD、TOEICの問題集的な物、あるいは各種単語集についているCD等、雑多な物を多少やりましたが、本格的に取り組んだ(取り組もうとした)教材は上記でほぼ全てと言っていいと思います。しかも、(1)のヒアリングマラソンはほとんどやらず放置状態でした(笑)ので、本当に真面目に取り組んだのは(2)~(5)の4つだけです。リスニング以外の分野では膨大な量の教材をこなしていますが、純粋にリスニングの練習用に使ったのは本当に、ほぼこれだけです。私がいかにリスニング嫌いかお分かり頂けると思います。

最初の(1)ですが、確か就職したての1994年か95年頃に一年間の申し込みをしました。English Journalという雑誌が教材になっていて、毎月簡単なテストを回答して送ると添削のようなものが送られてくる仕組みだったと思います。なんせ、当時の私はTOEIC 665点(私より点数の低い同期は周りにいなかった)、英語学習に関してもまったく要領を得ない初心者でしたので、こんな最高難度の教材に手を出したところでこなせるはずがありません。当然の結果として放置状態になってしまい、したがってこの通信教育の仕組みもほとんど覚えていないのです。English Journalはご存知の方も多いと思いますが、あんな正真正銘の生英語、今の私でも練習教材として使いこなせるかどうか怪しいです。まあ、今こそトライしてみるべき教材かもしれませんが。

ということで(1)で早速挫折し、TOEICの点数こそ確実に上がってはいたもののリスニングに関しては迷える子羊もいいところで、何をしようかと悩んでいるうちに(2)に飛びつきました。

要するに当時の私は巷で名の知れた教材をかじってみるという発想しかなかったので、有名どころのNHKラジオ講座に飛びついたわけですが、これは少し続けることができました。最終的に3、4年分買ったでしょうかね。全部きっちり消化というわけにはいきませんでしたが、まあまあ真面目にやれた初めてのリスニング教材でした。現在のシリーズでは「実践ビジネス英語」が該当すると思います。

当時はラジオ番組そのものは時間の都合でなかなか聞けないので、付属のカセットテープをラジカセで聞いていました。今から思えば日本人向けに英語の速度は緩めになっていたと思いますが、当時の私には非常に難しいと感じられました(最新の語彙が出てくるので、今でも決してやさしいとは思いませんが)。聞いても聞いてもなかなか上手に聞き取れないストレスで、ラジカセを床に叩き付けたこともあります(笑)。

で、当時ちょっと考えてみたところ、初見の語彙を覚えていく作業と音の聞き取り練習を同時にやってるから辛いんだということが分かり、語彙力の増強を先に集中的にやった方がいいんじゃないかと思うようになり、(2)をやりつつ、語彙増強のための良さげな教材を探した結果、(3)に出会ったわけです。

(3)の教材は超おすすめです。入門・基礎・頻出・必須とレベル毎に4分冊になっていて、単語が1つの短いセンテンスの中で提示される形式になっており、しかもそのセンテンスのナレーションがCDに吹き込まれています。なので、これをやれば語彙増強とリスニング増強の両方が同時にできます。さきほどこの両者を同時にやるのが辛いのだと書きましたが、この本はあくまで語彙増強がメインでセンテンス自体は非常に短いので、聞く方はあまりストレスにはなりません。今でこそこのような形式の単語集は沢山ありますが、当時は少なかったです。本のレイアウトやCDの吹き込みも極めてシンプルな作りなので、非常に使い易いです。もし私が英語初心者の弟子をとるなら、最初にこの本をやらせます。4冊マスターすればTOEICくらいなら語彙に関しては全く恐れるに足らなくなると思います。これを始めたころの私はTOEIC 800点前後でしたが、仕上がる頃に初めて860点を取ることができました(そうです、一昨年の私が870だったので、実はこの頃からそんなにTOEICの点数は変わっていないのです。ただし、この間長きに渡って、TOEICとはあまり関係のない別の能力を磨いていました。それはこのブログの過去記事を読めば分かると思います)。

なお余談ですが、私がこの本を買った当時の版では、本に記載されている英文の半分しかCDに収録されていませんでしたが、現在の改訂版ではちゃんと全部吹き込まれています。その分、CDが1枚から2枚に増えています(笑)。要望があったのかもしれません。そういう意味でも改良されて更に良い教材になっています。収録されている単語や英文は全く変わっていないようですが、印刷のレイアウトだけ少し変わったようです。

で、(3)を始める少し前だと思いますが、1998年に(4)と出会いました。これは今までの私のリスニング人生の中で出会った最高の教材と言っていいと思います。はっきりとは覚えていませんが、おそらく、当時会社の中に英語が凄くできる奴がいて、そいつがAFNを一生懸命聞いているようだったので、それに感化されて買ったのだと記憶しています。このCDによって私の耳の中で”革命”が起こりました。ホンモノ英語のリズム、スピード、そして、痺れるような格好よさ。リスニングは嫌々やっていた感がありましたが、これだけは夢中になって聞きました。とにかく格好いい!AFNは皆さんご存知だと思うのでここでは説明しませんけど、同じモノホンの英語でも(1)のような通常の会話調のものとはまた違った英語なのでスピード感・リズム感が半端じゃないんです。しかも、あくまでアナウンス英語なので発音はそこそこ明瞭(でないパッセージもありますけど)。だから、不明瞭な発音を聞かされた時のストレスも無い(そういう意味では、必ずしも超上級の教材とは言えないかもしれませんが)。

それならニュース英語でもいいじゃんと思われるでしょうが、このスポットアナウンスメントはニュースのような単調な読み上げ形式のパッセージだけではなく、内容も面白いので笑えて楽しくやれるところがいいんです(知らない人は調べて)。それに、私は政治経済の話は嫌いなのでニュースは眠くなるんです(社会人にあるまじきコメントですが。理系だし、許して)。

このスポットアナウンスメントの高速英語に自分の頭がシンクロできた時の気持ち良さったら半端じゃなく、結果としてこのCDだけは聞きまくって、日本人が知らない英語特有のリズムをしっかりと体に焼き付けることができました。このCDと(3)をしっかりやり込んでから、しばらくして初めて900点を超えたのだと記憶しています。ただし時期的にそうだという事で、当時はリーディングで点を稼いでいたので、900超えの直接の起爆剤だったかと問われると分かりません。リスニングの点数に関しては急上昇した記憶はないので、じわじわと上がっていたのだと思います。

AFNのスポットアナウンスメントを集めたCDは現在までに3種類発売されていますが、残念なことに98年版は絶版です。もう手に入りません。2004年、2007年(2013年に改訂)にそれぞれ第2段、第3段の物が出ていますが、98年版に比べると正直、イマイチ(いちおうリサーチはしているのです)。アルクさん!98年版、是非復刻してください!!

(5)についてはやり出したのは最近で、前々回の記事にも書きましたので省略します。

以上、長くなりましたが、純粋な聞き取り練習という意味では,私は以上の内容以外はほとんどやっていません。どの教材がリスニング満点の決定打になったのかは定かではありませんし、そもそもリスニング満点を取った今でも自分のリスニング力にはそれほど自信はありません。しかし、強烈な印象をうけた教材、夢中になって聞いた教材が一つだけあって、それは(4)です。試験英語ではないので試験の点数を上げるのにどれほど役に立つかは分かりませんが、ホンモノ英語の格好よさを私に教えてくれた、私の英語感を一変させてくれた、思い出の教材です。

そういう意味で、そろそろ映画とかドラマとか、そういうものにもトライしてみれば更なる出会い・ブレークスルーが経験できるのかもしれません。sitcom(フレンズ等、古いか)とか、ちょっと興味はあるのですが、せっかく満点とった直後にまた打ちのめされても辛いし、どうしましょうかね。

さて、リスニング満点にすっかり浮かれてますが、総合点は920点とお粗末な限りです。20年もやっててまだ950にも届かないのかと、叱責されるかもしれません。リーディングは得意だと思いつつ、実は今のニューTOEICのリーディングの難化に対応しきれていない部分があるのですが、この辺はまたお話しします。950超えのための戦略はもう見えています。というか、一刻も早く超えないとさすがに恥ずかしい。TOEIC高得点を目的に勉強するのは基本的には邪道だというスタンスは変わりませんが、かと言って900点台前半ではまだまだ何を言っても説得力がありませんから、もうちょっとやります。

リスニング高得点の鍵は「設問の先読み」

2014年12月19日 22時44分09秒 | 英語

今日は長々と書くのはしんどいので、一つだけ重要なポイントを。リスニングセクションでとにかく点を取りたいなら

設問を先読みする

ことです(パート3以降の話ですよ)。はい、本当の意味で高いリスニング力がある人、あるいは良識ある人はそっぽを向きそうな話です。しかし、例えばTOEICのリスニングで400点くらい取れる人なら、これがやれればかなり得をすると思います。

ただし、これがやれるためには1つだけ条件があります。それは、

先読みができるほどの速読力がある

ことです。それなりに速読力があって、先に設問を読んでも混乱しない人なら、これをやった方が断然得なのは当たり前の話でしょう。逆に、先読みするとリズムがムチャクチャになって混乱するというレベルの人は、まだこれをやってはいけません。もうちょっと地道に処理能力を磨いてからにして下さい。

今回の私のリスニング満点を大きくアシストしてくれたのは、この小賢しい受験テクニックです。私らしくないですねぇ。でも、私が言いたいのは、リスニングの力がそこそこでも、速読力がしっかりしていれば、そこそこしかないリスニング能力を大きくアシストすることが可能だ、ということです。

最低でも聞かれる所だけ聞ければ何とかなる、のと、全部聞いてほぼ全部頭にいれないと回答できないのと、どれほど負担が違うか、考えるまでもないでしょう。ネイティブ級にできる人でさえ、前者の聞き方をした方がラクに決まってます。

別に超高級なリスニング力なんかなくてもいいんです。もちろん、世の中、私のような半ばインチキな満点君だけじゃないと思います。映画もドラマも、難しいニュースも100%聴き取れる達人もいらっしゃることでしょう。でも、そんな次元を目標に英語を聞き続けるなんて、私には無理です。そんな事を目標にしたら、好きな英語が大嫌いになってしまいます。

TOEICなんて、そんな次元の話じゃ全然ないんです。たとえ990点満点でも全然大したことないです(満点とったことないくせに不遜な言い方しますが)。これを、夢のない話と捉えるか、私でも何とかなりそう!という希望を万人に与える話と捉えるか、それはそれぞれご自由に、ということです。ただし、真実であることは間違いないでしょう。