英語・ダイエット・その他徒然なるままに

趣味の英語学習(TOEIC 970点)やダイエットの成功談など、色々書いていきます。

痩せました

2014年12月21日 20時33分53秒 | ダイエット
このブログはダイエットのブログでもあるので、そちらの近況報告も。

このブログはそもそも5年前、半年で36Kg(97Kg -> 61Kg)の減量に成功したのをきっかけに開始したのですが、あれから少しずつリバウンドしたり痩せたりする年月を経て、特に去年1年では15Kgも太ってしまい、今年の7月時点で85Kgにまで戻ってしまっていました。

今回、さすがにマズイと7月の半ばにダイエットを始めて、現時点で68Kgまで戻すことに成功しました。最初の三ヶ月で15kg落とし、その後は二ヶ月で2Kgとゆっくりペースで減らしています。

今までにもちょっとした減量は度々やっているのですが、今回大きく違うのは、筋トレを取り入れたことです。色々と勉強していくうちに筋トレが非常に重要であること、また、有酸素運動はあまりよろしくないことを知って、今回は有酸素運動を一切やらずに食事制限と筋トレだけで肉体改造を進めています。無茶な食事制限はしていません。洋食を一切やめて和食オンリーにして、筋トレを少しばかりやっています。それだけです。

詳しいことはまた後日報告するとして、年の暮れに、英語とダイエットで二つの大きな成果を出すことができ、いい気分で一年を終えることができそうです。

継続は力なり。

もう少しリスニング練習のアドバイスを

2014年12月21日 15時47分27秒 | 英語
リスニングに関してやってきたことを具体的に述べましたので、今回は練習をする際の心構え的なことをお話ししたいと思います。

その前に、誤解がないように補足しておきたいのですが、少し前の記事で「この一年間はTOEICリスニング練習に特化した期間を作った」と書きましたが、前回の記事をご覧になって”ずっとやってるじゃん”と思われる方もいらっしゃると思います。これについては、一言でいうと「長い空白期間がある」のです。初めて900を超えたのが99年末だか2000年初頭くらいだったかと記憶していますが、その頃にすっかり腑抜けになってしまって、特に嫌いなリスニングに関してはほとんどやらないというモードに突入してしまいました。2, 3年前に少しやった時期はあるものの、今年の後半までずっとそのような状態が続いて、半年ほど前にTOEICテスト プラス・マガジンを使って再度やりだした、ということです。前回の記事でいえば、(4)と(5)の間に10年くらいの長い空白期間があるということです。ということは、この約10年の空白期間を差し引いて考えると、6,7年やればTOEIC 600点レベルの人でもリスニング満点レベルになる、ということなのでしょうか。もちろん、語彙力とか文法力も絡んできますので(空白の10年間もこの勉強はずっとやっていました)単純には言えませんが、大体の目安はそんな感じかもしれません。でも、世の中、もっともっと急速に上達する人も沢山いますよね。きっと私に関しては才能がないのと、ダラダラとやっているというのがあって、時間がかかっているのでしょう。まあ、仕事抱えた社会人だし、仕方ないです。この半年を除いて、あんまりTOEICに特化した練習はしてないし。

前置きが長くなりましたが、リスニング練習時の心構えということで。そうですねぇ、なかなかシンプルに説明するのは難しいのですが、私が一番大事だと思う事を一言でいうと、

音の聞き取りだけに過敏になってはダメ

という感じでしょうか。長々と書くのはしんどいし要点は過去の記事「音だけを追いかけてもダメ」に書いてあるのでそちらを見てほしいです。要するに、いくらリスニングとはいえ、結局はなじみのない語彙が理解の妨げになっていることが大半なので、それを丸ごと吸収する姿勢で取り組まないとダメ、ということです。ここで言う”語彙”とは、知らない単語や熟語はもちろんのこと、たとえ単語としては知っていても日本人には馴染みのない状況や用法で使われているケース、という意味です。えっ、こんな文脈でこんな単語を使うの!?この単語にこんな用法があるの!?というのが多く、そんなものはいくら耳をそばだてたところで認識できるわけがないのです。逆にいえば、ネイティブでも決して”音だけ”で語彙を判別しているのではなくて、”状況と密接に結びついた語彙の知識”を使って、何の単語が発音されたのかを識別していることも多いのです(英語の発音って、そもそもそんなにクリアなもんじゃない。ネイティブだって,音だけじゃ分からないケースも多々ある)。英語そのものを、それが話されたシチュエーションも加味しながら、総合的に俯瞰して吸収して下さい。音読が大事だと言う人は、結局この全体吸収の話をしているのです。

正しい音とリズムを知る

お次は音声面に特化した話です。上では”音だけじゃない”と書きましたが、音に関しても当然、我々日本人の英語の音に対するイメージとネイティブのそれとはやはり大きな違いがあるのです。”イメージ”という言葉が出てきましたが、例えばあなたは 'image' という単語をどのように発音しますか?”イメージ”という音を思い浮かべたあなた、アウトです。正解をカタカナで書くとしたら”イミッジ”です(米語・英語とか、細かい話は置いといて)。要するに我々日本人は本当の英語の音を知らないのです。 正しい音を知らずして、音を聞いて単語が識別できるはずがありません。そう考えると、特に初心者のうちは、何がなんでもスクリプト(字)を見ずに音だけを頑張って聞くという練習をしても意味が無いことがお分かり頂けると思います。スクリプトをみながら、”ああ、この単語はこういう発音をするんだー”という気づきと意識改革の経験を早く、沢山することが重要です。

そして、この練習のためには、ある程度容赦のないネイティブ向けの教材に触れる必要があります。上記の”英語全体を吸収する”ための練習では日本人向けに少々手加減された教材を使っても構いませんし、その方がストレスがなく続けられると思います。しかし、この音の意識改革のための練習に関しては、手加減されたものはダメです。この点で、前回書いたスポットアナウンスメントのCDは私にとって最適でした。いくらホンモノ英語といっても、映画やドラマは難易度が高過ぎて、強靭な精神力がある人でないと食らいついていけないと思いますし、そもそもTOEICが目標ならそこまでの教材を使う必要もありませんので、ホンモノ英語だけどアナウンス調の、発音自体は多少クリアなもの、が丁度いいのです。ニュースで眠くならない人はニュースでもいいと思います。私は最近、iPod touchにアプリを入れて"NHK World TV"を聞いています。この程度の英語ならほぼ100%聴き取れます(ちょっと易しすぎるかな)。ただスクリプトが無いので初心者の方には向かないかもしれません。ネットのニュースサイトには多少ありますけどね。要は、このレベルの英語でスクリプトが手に入るものを探せばいいと思います。まあ、TOEICのリスニングセクションの問題集を使うのも手っ取り早くていいかもしれませんね。特にTOEICを目標にするなら。あれも音声面ではまあ高難度の部類に入ると思います。発音はクリアですが、速度は他の教材と比べてもかなり速いほうです。ただし、本番のTOEICに近いものを選ぶ必要があります(TOEIC問題集を謳っておきながら、かけ離れたものもかなりある)。

固有名詞や、代名詞・前置詞などの機能語に注意

最後ですが、私が今までの練習において”聞き取れなかった箇所”をひたすらチェックしていく中で、どんな所にチェックが入ることが多いのかをざっと俯瞰してみたところ、特にTOEICの練習問題をやっている時には上記のような箇所が聞き取れないことが圧倒的に多いことが分かりました。固有名詞を固有名詞だと認識できずに”何だ何だ”と混乱することって、TOEICでは非常に多いんです。これはリーディングでもそうです。実感あるでしょ?これについてはもう、センテンス(1文)を構文解析する中で認識する能力を磨くしかないでしょう。構文解析力の問題です。

固有名詞以外では、代名詞とか前置詞などの機能語の類です。we, there, that (thisは聞き取りやすい), us, our, him, her, of, none, either(形容詞ですが), and, or(接続詞ですが)、こういうやつに蛍光ペンのマーカーが入ることがすごく多い。本当に笑っちゃうくらい多いんです。まあ、こういう機能語はそもそもはっきりと発音しませんからね(発音しなくても英文の構造上、文脈上、ネイティブには明らかなのです。はい、ここでも最初の話です)。こういうのは、”これらの語が弱く発音された時にどういう音になるのか”をしっかり認識しておくことと、やはり英文全体の構造と内容をみて判断できる力を養うことです。andなんて、"ん" だけになっちゃうことが多いですね。でも、英語のリズムを知っていれば and だと認識できるようになります。

長くなりましたが、これらの点を参考にして練習してください。私もこれ以上のノウハウは持ち合わせていません。