今日は朝のうちはいい天気で、
庭の冬支度をした方がいいかななどと考えていたら、
俄かに掻き曇る空、
地響きを立てて鳴り続ける雷、
遂には雹(上の写真で見えますか?)まで降ってきて、
物凄い荒天の一日になってしまいました。
午後には11月の1時間降雨量を更新したと、
さっきニュースで報道していましたが、恐ろしかったですよー。
しょうがないので、ゆっくりGyaOでフランス映画『銀幕のメモワール』を見ました。
ジャンヌ・モロー主演と言うところに惹かれたのですが、
彼女は語り部的な役割でした。
でも、歳をとってもさすがに存在感がありました。
決して美人じゃないのですが、魅力的です。
自らのユダヤ人のとしてのルーツと
人間としての尊厳のために死を選んだ恋人を思い続ける女性の物語なのですが、
現在と過去が複雑に絡み合って、
あらすじは簡単には書けません。
始まったとたんにタイトルが出てきて「Lisa」となっていたのには仰天。
この原題のどこから『銀幕のメモワール』などと言う陳腐な邦題を考えつくんだろう?
そう言いながら、今日の私の日記のタイトル、ちょっとひどすぎますか?
実は、この間書いた『ちりとてちん』なのですが、
脚本がいいと思って何気なく見ていたら、
週ごとに変わるサブタイトルがことわざなどをもじった洒落になっていて、
しかもその週のストーリーにぴったりで、面白いんですよ。
今週はなかなか弟子になることを許してくれなかった草若師匠が
遂にきよみを弟子にするというストーリーで、
サブタイトルは『袖振りあうも師匠の縁』。
上手い!座布団1枚!
脚本は藤本有紀さんと言う方のようですが、
私は今までこの脚本家の存在を知らなかったのです。
視聴率の良かった『花より男子』の脚本を担当した方のようですが、
おこちゃま向けのドラマだと思って見てなかったんだよね。