この間盛岡の骨董やさん『百萬堂』で雑器を見ていたら、
普段使いのお皿をとても上手に継いであるのを見つけました。
江戸時代のものだとか、模様の染付が素晴らしいとか、
そういう一般的な価値ある器とはとても思えない(失礼!)お皿を、
ここまで手を入れて大事に使ったのは何故なんだろう。
それだけ大事にしていた(だろう)お皿を手放したのは何故なんだろう?
1つのお皿にまつわるお話をいろいろ想像してしまいました。
お店のご主人に「これ、何で継いだのか分かりますか?金じゃないですよね?」と
聞いたら、
「さあ、何でしょうねえ~。これだけの腕前、羨ましいですよ。
直しに出すと数千円も取られるし、時間もかかりますからねえ。」ですって。
骨董屋さんにしてみれば、
技術があれば金継ぎをして値段を高くつけたい器がいっぱいあったんだろうなあ。
そんなわけで、遊びで買ってきてしまいました。
ぽろっと取れても全く惜しくないお値段だったもので。
今日はアケビから貰った男鹿水産高校のサバ缶を盛ってみました。
学校祭やイベントなどで販売されると、
開始前から行列ができ、直後には売り切れとなってしまう大人気のサバ缶、
ノルウェーの海を悠々泳いで、丸々太っておりました。(新玉たっぷり乗せ過ぎて見えないけど。笑)
美味しかった~♪