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長崎県へひとり旅➀…ビバ、小浜温泉

2017-07-03 21:07:23 | 旅行
海岸通りにある温泉オブジェ、源泉が川のように流れていた


長崎県へ行ってきた。以前、先輩たちの旅行会で雲仙、天草、阿蘇を2泊3日で回ったことがあるが、距離的に強行軍で、後ろ髪を惹かれる思いで島原半島を後にした。特に行きたかったのは、「小浜温泉」で、思い焦がれるほどではなかったにせよ、チャンスがあればぜひ訪れてみたい…と考えていた。この「小浜温泉」、全国的にはそれほど有名な温泉地ではなく、「長崎県には平戸や佐世保、ハウステンボスがあるじゃないか…」と言われそうだが、温泉好きのアンテナがピッピッと、反応していたのだ。

結論を言うと、それは「大正解」だった。関空からピーチ航空で13時55分に出発し、長崎空港に15時10分に到着。そこから空港バス、路線バスを乗り継いで小浜に到着したのは17時半だった。宿泊は「国民宿舎望洋荘」で、朝食設定、一泊4300円である。ここで連泊し、ゆっくりシーサイド温泉を満喫しようというプランだった。

この望洋荘、安くて温泉力(50人は入れる広い浴槽、豊富な源泉)があり、公共の宿らしく気軽だったが、部屋がたばこ臭かった。それにスリッパがなかったのはマイナス点、風呂から上がって、素足で絨毯や階段を歩くのは気持ちが悪い。でも朝食設定にせよ、2泊で9000円以下ならこれぐらいは我慢しなければいけないか(苦笑)

宿に着いてすぐにひと風呂浴び、夕食がてら街中を散策したが、あちこちでモウモウと、水蒸気が吹き出していた。まるで別府温泉の鉄輪地区だ。う~ん、これは嬉しい!少ない源泉をちまちま使っている温泉地かと思っていたが、想像以上の温泉力、豪快に吹き上がる水蒸気をに圧倒された。小浜温泉の皆様、大変失礼しました…とひとりつぶやく…。

夕食は、その水蒸気を利用した温泉蒸しの店に入った。オープンスペースに10か所ぐらいの釜戸、どれも勢いよく水蒸気が吹き上がっている。店の中に、渡り蟹や地魚、サザエなどの海産物、豚肉や野菜、その他の食材があり、これを選んで蒸してもらうのだ。自分はどこへ行っても一番初めに注文する「刺身定食」と、生きていた渡り蟹を蒸してもらった。刺身定食(1400円)は文句なしの鮮度、内容だったが、渡り蟹(1900円)は中身がスカスカで、あまり食べれるところはなく、苦笑の途中放棄だった(笑)

その後の散歩で小浜温泉の源泉パワーを象徴する施設を発見。食事の店から海岸沿いに2分歩き、特に水蒸気が高く吹き上がっている場所に行くと、目を疑うほどの光景!山口県秋芳洞の「百枚皿」を思わせる造りに、100度の熱い源泉が川のように流れていた。その横に、「日本一長い足湯、ほつとふつと105」があったが、なるほど105メートルの足湯でも、この源泉なら楽勝である。

これは気分良く寝れそうだ、明日が待ち遠しくなってきたーーーー長崎県の一人旅➁に続く



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