【「ゆるめる」とうまくいく】5106
小林正観さんの心に響く言葉より…
「こんな話を聞いたことがあるんです。
実は、日本最大手の葬儀社が、残された遺族の方 にアンケート調査をしたらしいんですね。
その結果、不思議な傾向が認められたというんです」
「へぇー、それはおもしろそうな話ですね。どんな傾向ですか」
「生前、優しくて親切で思いやりに満ちて温かい存在だった人、感謝される . . . 本文を読む
【アポトーシスの法則】5105
元春日大社宮司・医師、葉室頼昭(はむろよりあき)氏の心に響く言葉より…
宇宙にはアポトーシスという法則が、一五〇億年前に宇宙が誕生した当初から厳然と続いております。
このアポトーシスというのは何かというと、この世の中で必要でないものは消えるということです。
例えば人間の体でも、細胞が自分は必要とされていないと感じると、消えてしまうのです。
そ . . . 本文を読む
【冷暖自知】5104
臨済宗全生庵住職、平井正修(しょうしゅう)氏の心に響く言葉より…
《水ノ口中(こうちゅう)ニ入(いり)冷暖自知(れいだんじち)スルガ如シ。》(山岡鉄舟/無刀流剣術大意)
(水が冷たいか温かいかを知りたければ、実際に飲んでみればよい。)
ここにある「冷暖自知」はよく使われる禅語。
置いてある水が温かいか冷たいかといわれても見ただけではわからない。
ではそれ . . . 本文を読む
【人生の五計】5103
安岡正篤氏の心に響く言葉より…
南宋の見識ある官吏に朱新仲(しゅしんちゅう・名は翌)という人がおりました。
時の宰相に憎まれ、辺地に流されたが、悠々と自然を愛し、その地の人々に深く慕われた。
その彼が説いたものの一つに「人生の五計」という教訓があります。
一「生計」われ、いかに生きるべきか。人々は一般に生計と言うと生活、暮らしの意味にとっておるようだが . . . 本文を読む
【人類の未来が明るい10の理由】5102
ヨハン・ノルベリ氏の心に響く言葉より…
テロ、戦争、殺人、銃の乱射、飢饉(ききん)、洪水、伝染病、地球温暖化、貧困、難民。
「いたるところ破滅と悲惨」
ラジオに世界の現状を述べてくれと言われて、通りすがりの女性はこう答えた。
みんながニュースで見るのもこうした話だし、それが現代の物語のように思える。
私もかつてはかれらの悲観論を共有して . . . 本文を読む
【同じことの繰り返しでは、違う結果は得られない】5101
マーク・レクラウ氏の心に響く言葉より…
あなたの成功と幸福は、自制心と意志力に大きく左右される。
この2つの資質は、自分がすると言ったことをやり遂げ、状況が不利なときでも目標に向かって邁進するうえで決定的な要因となる。
自制心と意志力があれば、人生で大きなことを成し遂げることができる。
しかし、たとえこの2つの資質を持 . . . 本文を読む
【分別を捨てた人が社会を変える】5100
立命館アジア太平洋大学学長、出口治明氏の心に響く言葉より…
ノーベル文学賞を受賞した劇作家、バーナード・ショーのこんな名言があります。
「分別のある人間は、自分を世界に合わせようとする。分別のない人間は、世界を自分に合わせようとする。したがって、すべての進歩は分別のない人間によってもたらされたのだ」
というものです。
賢い人は、どうやっ . . . 本文を読む
【年を取るのも悪くない】5099
内藤誼人(よしひと)氏の心に響く言葉より…
かつての日本では、年を取ることにあまり抵抗はありませんでした。
年を取ることは美徳とさえ考えられていました。
お年寄りは敬うべき存在でしたし、「老成」という言葉からもわかるとおり、年を取ることは立派なことだったのです。
ところが、時代は大きく変わりました。
最近では、「加齢」という言葉にはどこかネガ . . . 本文を読む
【禍福は糾える縄の如し】5098
内科医、石川恭三氏の心に響く言葉より…
物事があまりにうまく運んでいると、こんなに良いことばかりが続くはずはない、そのうちにきっと何か悪いことが起きるに違いないと不安になる。
それは長年の経験から、「禍福は糾える縄の如し」であることが身にしみているので、良いことの次にはきっと悪いことが起こるに違いないと覚悟して、今ではそれに対して身構えることがごく自然 . . . 本文を読む
【「自慢」はあなたを滅ぼす】5097
東洋思想研究家、田口佳史(よしふみ)氏の心に響く言葉より…
自ら見(あら)わさず、故に明かなり。
自ら是(ぜ)とせず、故に彰(あきら)かなり。
自ら伐(ほこ)らず、故に功有り。
自ら矜(ほこ)らず、故に長たり。(益謙第二十二)
自分のやったことを人に自慢するのは愚かなことだ。
もっと実力を高めよう とする向上心が、そこで止まってし . . . 本文を読む
【「いき」に生きる】5096
医師、帯津良一氏の心に響く言葉より…
貝原益軒の『養生訓』の研究家として知られる立川昭二先生によれば、益軒が『養生訓』のなかで説いているのは長寿でもなければ無病でもない。
粋(いき)な生活をしなさいということである。
酒は天の美禄(びろく)であるといい、22歳も年下の奥さんを愛し、自然を愛し旅を愛し、読書に親しみながら、莫大な著作を物にしているのだか . . . 本文を読む
【「ほっこり」しよう!】5095
慶応義塾大学医学部教授、伊藤裕(ひろし)氏の心に響く言葉より…
「ほっこり」という言葉、 どんな時に使いますか。
なんとなく心地よかったり、なごんだり、ホッとしたりするときに、ふと、口に出るのではないでしょうか。
実は、この「ほっこり」こそが、医学的にも、人間にとって、大切な体と心の状態であり、幸せの源泉なのです。
老若男女、職業や住んでい . . . 本文を読む
【第三の生き方】5094
小林正観さんの心に響く言葉より…
私は、年間三○○回ほど全国を飛び回って講演をしていますが、「よく頑張ります ね。よくバテませんね。よっぽど好きなんですね」と言われます。
けれども、好きでやっているわけじゃありません。
努力もしていないし、頑張ってもいない。
だからと言って、嫌々やっているわけでもない。
多くの人は、必ずと言っていいほど「好き」か「 . . . 本文を読む
【日本文化の神髄は「ゆっくり」】5093
順天堂大学医学部教授、小林弘幸(ひろゆき)氏の心に響く言葉より…
自律神経の研究をすればするほど、日本文化の真髄は「ゆっくり」だということがわかり、私はそこに、あらためて深い感動を覚えます。
そして、いろいろな逆境や問題に見舞われている今こそ、もう一度日本文化の本髄=「ゆっくり」に立ち戻るべきだと感じるのです。
街を歩いていて、うっかり . . . 本文を読む
【人に元気を与える人】5092
藤原和博氏の心に響く言葉より…
その人と話をすると、元気になってしまう人がいる。
逆に、何か力が抜けて行くような、人のパワーを奪う人もいる。
これは一体何の違いなのだろう。
元気をくれる人の会話の特徴は、必ず「そうだね」で始まる。
つまりYESの発想だ。
どんなに突飛な企画に対しても、しょーもない人からのお願いでも、「やろう」 という前提で話 . . . 本文を読む