「ネガティビティ・バイアス」というお話です。
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まず認識していただきたいのは脳にはネガティブな情報のほうに価値を見出しやすい傾向がある、ということです。
この効果を「ネガティビティ・バイアス」と言います。
心理学者のジョナサン・ハイトは自著『しあわせ仮説』でこのように述べています。
「人の心というものは、良い物事に比べて、同程度に悪い物事に対して、よりすばやく、強 . . . 本文を読む
【人間的成功を目指す】2790
西田文郎氏の心に響く言葉より…
私は、経営者に必要な3つの力について、勉強会などでお話してきた。
それが「知・徳・胆(たん)」である。
「知」とは「知性」であり、分析力である。
組織経済学、戦術・戦略、マーケティング、財務、実行力といった、ビジネスモデルの構築に関する部分で、いわゆる「金儲けの仕組みづくり」である。
「徳」とは、人望、人間力などと . . . 本文を読む
心の奥底では、誰もが真理を知っている。
実は我々が求めている答えも、
懸命に得ようとしている力も、
誰かに認めてもらいたいという思いへの答えも、
実は私たちの内にある。
機会や困難が与えられれば、
私たちは本当に知らなくてはいけないことを知り、
本来なすべきことをするようになるのだ。
あなたは、ただ知らないだけだ。
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出典
[人生の答えはいつも私の中にある] . . . 本文を読む
禅語にある「昨日今日不同」という言葉のお話です。
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「今度、京都に行くんですが、どこかおすすめのところはありますか?」
仕事で京都に行く機会が多いからでしょう。私はよくそんなことを尋ねられます。
ただ、おすすめしても「あそこは何年か前に行きました」なんて言葉が返ってくることが多いのです。
そういうとき、私はこういいます。
「いや、そのとき見て感じたことと、今度 . . . 本文を読む
【面白がること、ふざけること】2789
佐藤愛子氏の心に響く言葉より…
友達の中には私が年中、物を盗まれたり騙(だま)されたりしているのを見て心配し、真剣にお説教をしてくれる人がいる。
しかし私はどんな同情や説教よりも「ただ面白がる」遠藤(周作)さんによって慰められる。
「今度からオレに相談せえ」
と遠藤さんはいい、私は「うん」というが、相談してもその通りにしたことがない。
多分、 . . . 本文を読む
何をしたらいいかはっきりしない時には、
何もしないことをお勧めする。
次にすることがわからないのなら、有意義な行動の前に、
見出すべきもの、あるいは学ぶべきことがあるのかもしれないからだ。
そうした状況では、一歩下がって(本の一瞬でも)内面を向き、内なる大いなる力に導きを求めるのだ。
もし何かをしないでいられないのなら、
心を安らかにさせることだ。
それは何につけても大 . . . 本文を読む
子育てにおける「ほめ方」のお話です。
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スタンフォード大学のキャロル・ドゥエック教授が小学5年生の子どもを集めて無作為に2つのグループに分け、IQテストに取り組ませました。
1番目のグループには、「とてもいいスコアね。あなたは頭がいいのね」と伝え、2番目のグループには、「とてもいいスコアね。がんばって取り組んだのね」と伝えます。
その後、子どもたちへのテストを続けたと . . . 本文を読む
【教育や学びがますます必要となる】2788
大坂大学大学院教授、石黒浩氏の心に響く言葉より…
今後、肉体労働は全部機械に任せられるようになります。
知的労働であっても、法律も医学も全部人口知能に変わります。
ただ、「自らを知ろうとする」という部分だけは、AI(人工知能)がすぐに取って変わることはできません。
変わるとしても、長い年月が必要だと思います。
これは、人間とその他の動物と . . . 本文を読む
こんな実験をしてみよう。
一週間、一ヶ月、
あなたに差し出された愛は本物であると考える。
それが言葉であれ行動であれ、
あなたの戸口に置かれた贈り物について、
疑問を発したり、分析しないようにする。
誰かがあなたに何か親切なことを言ったりしたら、
本気でそうしているのだ、そして自分は、差し出された祝福を受けるにふさわしいと思うのだ。
すべての招待もチャンスも、
慈悲 . . . 本文を読む
自分を高める最も効果的な方法のお話です。
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自分をもっと高めたい、磨きたいと思ったとき、最も効果的なのは「環境を変えること」です。
孟子の母が、幼い孟子をより良い環境で育てるために三度引越をしたという「孟母三遷(もうぼさんせん)」。
大人は自分に対して「孟母三遷」を実行すればいいのです。
私は会社を辞めましたが、スクールやセミナーなど外部に新たな環境を求めるのも手 . . . 本文を読む
【何に対しても感謝する習慣を身につける】2787
アンソニー・バーグランド氏の心に響く言葉より…
人間はとかく愚痴を言いたがる生き物です。
夏になると「暑い」、冬になると「寒い」と愚痴を言います。
春と秋はすごしやすい季節ですが、それでも強い風が吹くと「今日は肌寒い」、雨が降ると「うっとうしい天気だ」などと愚痴を言います。
こんなふうに人間は年がら年中、気候ひとつとっても愚痴を言いな . . . 本文を読む
起こりうる最悪の事態に見えることが、
実は最良のことであり得る。
ギャラップの調査によると、
インタビューを受けた87%の人々が人生で一番大変だった出来事が、
結局自分にとって一番役立つ体験になり、
今となってはそれに感謝している。
「A Course in Miracles」も同じことを言う。
私たちが勝利だと思うことはその逆であることが多く、
一方見るからにひどい災難が . . . 本文を読む
vol.3295 脳への問いかけ
西田文郎先生の最新刊「天運の法則」よりご紹介させて頂きます。
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もしあなたがトライアスロンに興味があるとして、雑踏の中を歩いていたとする。
ザワザワした中でも「トライアスロン」という言葉が耳に入ってきたり、「トライアスロン」に関する情報にも自然と気づくことが多いだろう。
それは、脳が情報を収集しているからである。
人間の脳幹網様 . . . 本文を読む
人の心に灯をともす 2786 自分の匂いを生かせ
【自分の匂いを生かせ】2786
冨山和彦氏の心に響く言葉より…
グローバル化しないと生き残れない、という時代背景もあるのだと思います。
楽天やファーストリテイリングなど「英語を社内公用語にする」企業が一時期話題になりました。
社内に危機感を与えるショック療法的な意味合いは理解できますが、そこには大きなリスクも潜んでいます。
英語化の意 . . . 本文を読む
それが楽しいならやりなさい。
そして
どうしてもやらなくてはいけないことなら、
楽しくする方法をみつけなさい。
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出典
[人生の答えはいつも私の中にある]
アラン コーエン 著
ベストセラーズ より
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今日の1歩
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嫌なこととか、キライなことは、つい愚痴を言ったり、いやだと思いながらやりがちです。
そして、そんなときは、捗らず . . . 本文を読む