
vol.3227 1位になるより大切な事
小林正観さんのお話です。
_______
私は30歳で結婚して、3年たってようやく生まれた長女が障害児でした。
娘が6年生のときのことです。
その日は運動会で、朝、妻がいつもよりニコニコしていたので、「なんか、えらく楽しそうだね」と声をかけました。
すると、妻はこう答えました。
「今日は、もしかしたらうちの娘がビリじゃないかもしれない」
娘は染色体の異常で、体の筋肉が普通の人の半分しかなくて、基礎体力も筋肉も発達していない。
だから、走るのに人の3倍の時間がかかるのです。
徒競走は小学校5年生まで、いつもビリ。
8人中の8位でした。
妻が言うには、クラスの中に一週間前にケガをした子がいるそうで、足首に包帯をグルグル巻いている。
先生が「徒競走はやめたら?」と言っても、「どうしても走りたい」とその女の子が言うのだそうです。
それで、その子と娘が最終組で走ることになった。
もしかすると娘が7位になるかもしれない。
妻はそう話しながら、楽しそうに出ていきました。
私は原稿を書かなくてはいけないので、家に残っていました。
そして夕方、妻はニコニコ帰ってきました。
「どうしたの?楽しそうだけど、7位だった?」
「それがね、やっぱり8位だったの」
「ケガをしていた女の子はどうなったの?」と、私は聞きました。
そうしたら、こういう状況だったそうです。
ヨーイドンで走り出して、ほかの6人が50mくらいの地点にいたときに、娘は15m、その子は10mくらいだった。
娘のほうが速かったのですが、その子があるところで「キャッ」と転んでしまった。
それに気づいた娘が、トコトコと逆走しまして、その子を助け上げた。
そして、その子の腕を持って、残りをいっしょに走って、ゴール手前でその子の背中をポンッと押してから、自分がゴールに入ったそうです。
それで、けっきょくビリだったということでした。
でもゴールの10mくらい前で、もう一度テープが張り直されて、会場が割れんばかりの大拍手に包まれたということでした。
妻は、とても感動的だったと言いました。
娘はというと、ビリだったのですが、帰ってきてもニコニコしながら、テレビを見ていました。
_______
神様を味方にする法則
小林 正観 著
マキノ出版
_______
このお話を読んで、あるビジネスマンと漁師のお話を思い出しました。
やはり競争や比較や争いは「敵」をつくります。
敵がいない状態が「無敵」ですね♪
以下をどうぞ。
___
コスタリカの海辺の小さな村で、ひとりのアメリカ人ビジネスマンが桟橋に立っていると、沖から小舟で漁師が帰ってきた。
舟の中には、大きなキハダマグロが数匹、横たわっている。
あまりに見事なマグロに、思わず漁師に声をかけたそのアメリカ人は、釣り上げるのにどれくらい時間がかかったか尋ねた。
漁師は答えた。
「すぐ釣れましたさね」
アメリカ人は、どうしてもっと沖でねばって、たくさん釣ってこなかったのかと尋ねた。
漁師は、これだけあればしばらく家族を養っていけるからと答えた。
アメリカ人はさらに尋ねた。
「でも、残りの時間をきみはどうやって過ごすのだい?」
漁師は答えた。
「朝はゆっくり寝て、少し漁をしたら子どもたちと遊んで妻のマリアと昼寝する。
夜になったら村に繰り出して友だちとワインを飲み、ギターを弾くんでさ。
毎日、やることでいっぱいなんだよ、だんな」
アメリカ人は鼻で笑った。
「わたしはウォール街の企業で重役をしている。
ひとつ、いい知恵を貸してやろう。
まずは、もっと漁に時間を割きなさい。
で、稼いだ金で大きな船を買い、インターネット上にホームページを開設する。
スケーラブルな前進プランでことにあたれば、新しい船を何隻も買える資金はすぐ集まる。
最終目標は漁船団を持つことだ。
水揚げを仲買人に売る代わりに、きみが直接、加工業者に売って、最後には自分の缶詰工場を開く。
生産と加工、販売まで手掛けるといい。
こんな海辺のひなびた漁村にはおさらばして、まず首都のサンホセに引っ越し、そこからロサンゼルス、最終的にはニューヨークに出る。
ニューヨークでは第三者クライアントに業務を委託して、垂直市場で拡大し続けるきみの会社の経営の一部を任せるんだ」
漁師は尋ねた。
「でもだんな、そうなるのにどれぐらいかかるんです?」
アメリカ人は答えた。
「15年から20年だな」
「で、だんな、そのあとどうなりますかね?」
アメリカ人は笑って答えた。
「そこがこの話の一番いいところだ。
タイミングを見計らって新規株式の公開を発表し、会社の株を上場して大金持ちになる。
何百万ドルも稼げるぞ」
「何百万ドルもですかい、だんな? それで?」
アメリカ人は答えた。
「きみは引退して海辺のひなびた漁村に引っ越し、朝はゆっくり寝て、ちょっぴり漁を楽しみ、子どもたちと遊んで奥さんと昼寝をし、夜になると村に繰り出して、友だちとワインを飲んでギターを弾くんだよ」
___
だんな!その暮らし、すでにやってますぜ!という笑い話ですが、目的を間違えるとこうなります。
「何のために」という目的を大切にしていきたいですね♪
↓ ↓ ↓
http://soul.jp.net/20170320/
2017年3月20日(月・祝)
【福島正伸先生 究極の6時間勉強会】in渋谷
2017年を皆さまにとって飛躍の年にするためにも是非ご参加頂きたいです!
前回参加された方から嬉しい報告が沢山届いております^_^
新店舗を開店した・業績が上がった・社員さんが自発的になった・人間関係で悩まなくなった・学校の部活で大きな結果が出た・売り上げが倍増した・・・
などなど、ここでは言えないですがとんでもない結果を出された会社様が何社もございます。
経営者、幹部、リーダー、店長、先生、、、人の上に立つ方には特にお勧めです。
人生が変わる瞬間があるとしたら、まさにこの時だと思います。
↓ ↓ ↓
http://soul.jp.net/20170320/
本当にオススメですよ !
__________
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
__________
このメルマガは、
転送、掲載、自由です。
朝礼や飲み会の席、友人や家族との会話で、どんどんご活用いただけたらと思います。
こちらから登録出来ます。
↓ ↓ ↓
http://rush1000.com/form_if.cgi?id=tamafuru&u=a4243f144db0dd26
ブログやメルマガ、フェイスブック等のネタとして使用する際は、以下のような文を入れて頂ければ、断りは要りません。
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この話は、メルマガ「魂が震える話」で紹介されていました。
メルマガは下記のアドレスから登録できます。
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よろしくお願い致します。
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発行責任者 「魂が震える話」けい
お問い合わせ kei@tamafuru.com
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