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国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

ジビエから家禽に

2021-01-25 | 日記
先月の日記の追記で触れた「ジビエ(獣肉)」ですが、その候補は天然真鴨の鍋セットでした。販売しているのは長浜市内の業者。2〜3人前の半羽(肉の総量350g)でも5000円超、1羽丸々だとその倍。ということで、ちょっとした高級牛肉並の値段ですが、たまにはそのくらいの贅沢もいいだろうと考えました。(ちなみに子供の頃の話ですが、我が家の西隣の会社社長さん (故人) は狩猟が趣味で時々お裾分けの獲物をいただきました。猪肉は掛け値なしに最高でしたが、真鴨も鍋用に捌いたものを2度ほど。それが人生で真鴨を食した全回数ですが、首の軟骨を含んだ肉団子のコリコリ感が記憶に残っています。あれから40年以上が経過し、久しぶりに味わってみたいとも思ったのでした。)

その店のネットショッピング(楽天やヤフー)は品切れのことが多いし、別途送料もしっかり取られる。けれども駅近くの店舗に行けば同じものがもちろん送料無料で買えるし、何といっても年末に期限が切れる「滋賀旅」第1弾のクーポンを使えるのが大きい。それでこの日のチェックイン後にLindaと足を運んだのですが・・・・・・

店内に「20分ほどお待ちいただきます」という掲示がありました。どうやら注文を受けて解体するためだったのでしょうが、そうなると戻る頃にはすっかり暗くなってしまう。それでその日は「また年末休みに出直せばいいや」と考えて見送りました。ところがところが、後日家族全員が見舞われたトラブルにより、その店で買う気が失せました。(100%確証がある訳ではなく、憶測の域を出ないため何があったかは伏せときます。)

それで改めて検索し、比較検討した結果、こちらの「鴨なべ三昧セット」を購入しました。琵琶湖産の真鴨がタイ産の合鴨に化けることになりましたが、送料無料の貢献もあり重量当たりの単価は約1/4に。昨晩その半分を鍋に投入しましたが、ボリュームは十二分でした。


上記リンク先ページにも掲載されているレシピが同封されていたので、基本的にそれに従いました。(家では普段青ネギですが、これのために白ネギを買いに行きました。)次に飲み物。「クセのあるジビエ肉にはスパイシーなシラー」というのは、まあワイン選びの定石みたいなもんですが、合鴨はもうほとんど家禽(鶏と一緒)と考え(こちら参照)、上画像にある通り国産(山梨)の白を開けました。

昨年の長野旅行で買った2本がともに当たりだったため、国産ワインにも目を向けるようになりました。それで例の地元酒販店の通販サイトの訳あり特価コーナーで売られていた上の3本を購入。(なお左端は絵描きや物書きもしている人 (玉村豊男氏) のワイナリーの製品と勘違い。どうやら滋賀出身の写真家 (今森光彦氏) とゴッチャになっていたようです。)

この「甲州」は「在庫限りクリアランス」ながら激安というほどではなかったのですが、それでも日本の代表的品種を使った白ワインとしてはおそらく最低価格帯でしょう。けれどもクオリティは十分。これで1000円ちょっとならリピートもアリです。写真からも判るようにラベルには和紙が使われています。こういうところは簡素にしてコストダウンを図ってもらいたいという気持ちはありますが・・・・Lindaは剥がして取っておくことにしたそうです。そして「次に帰省する時のお土産は日本酒ではなくこれがいい」と言ってました。

その彼女はワイン同様、鴨鍋にも大満足の様子でしたが、訊いてみたら鴨肉は(ニューヨークで口にしたことは一度もなく)約20年ぶりとのこと。一瞬アレッと思いましたが、うちで感謝祭やクリスマスを祝う際に調理していたのは "pato"(鴨)ではなく "pavo"(七面鳥)でした。ややこしい。ついでながら私たち日本人にとって鴨とアヒルは別物ですが、英語やスペイン語ではそれぞれ "duck" および "pato" と一緒くたのようなので説明には骨が折れます。これまた余談ながら、鍋のシメはこのところ雑炊ですが、Lindaは西語にないZ音(ザ行)で始まる単語が覚えにくいのか、決まって「ロースイ」と言うので、私と父はその都度目を白黒。どうしたって水漏れを連想してしまいますからね。

なお再来週には今度こそジビエを味わう機会が訪れる予定です。大雪さえ降らなければ・・・・さらに購入を見合わせた天然真鴨についても通販サイト掲載の写真と宣伝文句があまりにも魅力的なので未練はあります。有効期限3月8日のクーポンが残ることになれば・・・・
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