国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

いきさつ10(ついに対面)

2015-11-07 | 結婚@NYまで
レイクスペリオール州立大学(LSSU)のあるSault Ste. Marie市(「スーセントマリー」あるいは略して「スーセーマリー」と読み、単に "Soo" と書くこともあります)はカナダとの国境近くの小さな街です。(ちなみにセントマリー川の対岸 (カナダ側) にも同名の市があり、そちらの方が大きいです。)空港はあるものの飛んでいるのはデトロイトとの国内便1日2往復だけ。ということでニューヨークから訪れるのは結構大変。Lindaは長距離バス5本を乗り継いで来てくれました。乗車時間の合計が15時間で待ち時間を加えたら24時間を超えます。判ってみれば私が家を出て大学の宿舎に入るまでとそんなに違いはありませんでした。

私の仕事の邪魔にならぬよう土曜日に来ると言っていましたが、スケジュール表を見ると金曜の午後がフリータイムになっていたので1日早めてもらうよう頼みました。

方向音痴の私はLindaが宿泊することになっているホテル(Holiday Inn Express Sault Ste Marie )が見つけられないと拙いので、事前に確認することにして朝のジョギングのついでに付近へ行ってみたのですが・・・・・わざわざ探すまでもない立派な建物(マクドナルドの奥)でした。(後で思ったことながら、人口のそう多くない街ゆえ大きな建物は目立って当然でした。)そして判ってみれば私が寝泊まりしていたMoloney Hall(普段は学生寮)とはそれこそ「目と鼻の先」でした。(Lindaもなるべく大学から近いところを、と考えて予約したそうですが、私の泊まっている場所までは知りませんでしたから、これほど近い(実質徒歩3分)というのは全くの偶然。そして嬉しい誤算。「こりゃ最初から縁起がいいぞ」と思いました。

そして14日金曜日(13日でなかったのも縁起いい?)が来ました。約束の朝6時にホテルに入り、ロビーで待っていると・・・・・彼女が降りてきました。(前に書きましたが、決して痩せすぎではない健康的な体型でした。)下は私が実物を初めてカメラに収めた記念すべき1枚。その下は単にナンバーが目を引いたため撮っただけです。


ところで私は最初の挨拶をどうしようか最後の最後まで迷っていました。握手するのかハグなのか、キスするとしたら頬なのか、あるいはスペイン式に「チュッ、チュッ、チュッ」と音だけ出すのか・・・・・けれど彼女と目があったら体がひとりでに動きました。そしてLindaもごく自然に対応したように私は思いました。後で聞いたら「ちょっとビックリした」そうですが。

午後フリーのはずがなぜか前日予定が変更となって9時から湖や養魚場などを見に行くことになっていましたが、しばらく時間があるのでMoloney Hallに来てもらってお土産を渡しました。(どうせ学生達は寝ているだろうと考えていましたが、もし見つかったらちょっとした騒動になっていたかもしれません。)

フィールドワークから戻り、土日に学生達がお世話になるホストファミリーとのディナーが終了して正真正銘のフリーとなりました。

誰もいなくなった宿舎にLindaがやって来て、その晩は持って来たスペイン映画のDVDを一緒に観ました。初日はそれで終わり。明日朝7時に来る約束をしてLindaはホテルへ帰りました。(一応というか予め言っておきますが、彼女は一緒にニューヨークから来た友人のShennyとそのホテルに3泊しました。)
Comments (2)
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